- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094087901
作品紹介・あらすじ
クールじゃなきゃ嫌。だから私は、嘘をつく
「おしゃれ」と「キャリア」と「恋愛」、どれかひとつだけではクールじゃない。全部手に入れないと意味がない――。
リコ、24歳。高校卒業と同時に上京し、池袋でひとり暮らししながら、渋谷109でショップ店員として働いてきた。女友達に些細な見栄をはることで、積み重なっていく小さな嘘。ブランド品を買うことでどんどん増えていく借金。自分をカッコよく見せるためについたはずの嘘が、どんどん彼女を孤独にしていく…。そんなリコが、ある日、恋愛対象にすらならないはずの高校生、タカノと出会って……。
2007年に刊行後、ベストセラーとなったLiLyの処女小説が待望の文庫化!
【編集担当からのおすすめ情報】
主人公・リコは、 自分のことをカッコよく見せたいというプライドから、小さな嘘をつく癖がついて、ついには誰にも本当のことが話せなくなってしまった女の子。
この作品は、単行本発売時から、文庫化を望む声が非常に多く寄せられていました。
"オトナの女の子"たちの悩みや迷い、強がりがリアルに描かれている本作は、華奢なピンヒールをはいて頑張ってるワーキングガールの背中を、「大丈夫、あなただけじゃないよ!」と、そっと押してくれるパワーを持っています。
感想・レビュー・書評
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タカノ君が素敵過ぎます。嘘は自分を追い詰めますよね。
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前向きになれる。絶対嘘はバレる。年下の男の子って可愛い
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嘘つきの里子。でも気持ちわかるって人多いと思う。小さな見栄やチョットしたプライド。
そんなのを嘘をついて話してしまう。
年下に恋をしてしまうことに躊躇う気持ちもわかる。
でも友情にも恋にも素直になれて良かった。
すらすら読めてチョットHAPPYな気持ちになれました。 -
2013/2/4読了。
さくっと読める1冊。
若いなーって感じだし、いやいやうまくいきすぎでしょって感じでもあるんだけど、つい見栄をはっちゃうこととか、恋も仕事もオシャレもなんでもパーフェクトじゃなくちゃって焦る気持ちとかは、わかる気がした。 -
LiLyさんの本が、すごーく読みたくて
Twitterで文庫化になるーって話から
ツイートを見てたから、購入。
(いつまで経っても、愛媛の本屋さんに並ばないので、痺れを切らしてAmazonで買った)
LiLyさんの初めて書いた作品だったことを、あとがきで知る。
主人公の「リコ」が、同じ「年女」じゃなくて…「ピカピカの社会人から、少し経っている」こと。
九州から、状況したこと。
少し見栄をはってしまうこと
小さな嘘が身を滅ぼすこと…
STORYに共感
18に上京したことを思い出したり
東京の街を恋しく思ったりした。
LiLyさんの本を読むといつも、たくさんのことを感じさせてもらえるから好き。
LiLyさんの「初めて」の作品は
この本だったんだなー
LiLyさんの本に出会ったのは高3の頃だった(「Bed In with LiLy」)
出逢えてよかった。
どうしても、週末のうちに読みたくて
読み終わったら明け方4時半で
若干身体がダルイけど、
今週も頑張れそう!!この刺激がクリエイティブに活かされますよーに★ -
若い。とにかく若い。「私には何もない」って言ってる月9ヒロインみたいな主人公。ストーリー的にはケータイ小説っぽいかな?