- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094087949
作品紹介・あらすじ
謎のデータがネット上にバラ撒かれ、削除された…。直後、一人の男の死体が発見される。東京明和銀行本店システム部の中山雄吾。ネットに不正アクセスし、機密情報を流した疑いで、マークされていた男だ。死体発見現場で、警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一とサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬は出会う。殺人事件として犯人を追う伊丹、不正アクセス容疑の真相を追う岩月。二人はいがみ合いながらも、共に捜査を進めるが、目に見えない圧力に曝され、行き詰っていく…。背後に蠢く政官財の巨大な権力構造。浮かび上がる金融封鎖計画「X DAY」とは。
感想・レビュー・書評
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2020/02/05-02/07
2024/03/12-03/13詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『相棒シリーズ X DAY』は『相棒』のスピンオフ映画。小説版は、大石直紀『相棒シリーズ X DAY』(小学館文庫、2013年)。警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一とサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬という異なるタイプの組み合わせ。伊丹は自分の情熱を共有しないエキスパートの岩月を感じ悪いというが、伊丹の方が感じ悪い。伊丹の縄張り意識は公務員の悪癖である。伊丹を面白いとする反応は2013年3月23日の公開当時だから成り立つのではないか。伊丹のようなパワハラ体質、マウンティング体質はには許されないだろう。テン年代後半はパワハラやマウンティングは激しく批判された。昭和の感覚は通用しなくなっている。
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映画を先に見たけど、映像ではわからなかった登場人物の心理状態を補完してくれる。
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銀行システムへの不正アクセス容疑者が殺される事件で、相棒シリーズでは脇役だった伊丹刑事と、サイバー犯罪対策課専門捜査が、いがみあいながら犯人を追っていくうちに、目に見えない圧力が・・・
映画の原作らしいが、いつもの主役はほとんど出て来ない。X DAY もピンと来なかったなぁ。
(2013/6/16) -
長い割にはあまり話がすすまず、読み終わった気がしない。
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イタミンが主役とちゃうやんか!!
話は面白いし、本当にこうなったら怖い。 -
映画版ノベライズ。今度は以前と違って、映画版とあまり違う個所がないなあ。映画を先に観るかノベライズを先に読むかはお好みで?