- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094088274
作品紹介・あらすじ
バカリズムOLなりすましブログ文庫第二弾
恋愛はやや遠ざかり気味、週末はややインドア派で、何かとややズボラ気味な私。そんな私が料理教室で「300キロカロリー」で手を打つことになったあんなことから、会社の男前な先輩女子・小峰様が「小峰神」に格上げされたこんなこと、いろんな意味で天然すぎる後輩サエちゃんが「ホラーネ事件」や「雨かざれ事件」でパワーアップぶりをいかんなく発揮したそんなことまで、半笑いな日々はまだまだ続く。
バカリズムが、OLになりきって書いた伝説のブログ、二冊同時の文庫化となる第二弾!
解説はいとうせいこうさん。
感想・レビュー・書評
-
シリーズ2作目。
気軽に楽しめた。
でも、part1の方が面白かったかな。
ますます、映画版が観たくなった。
★3つ、7ポイント。
2020.04.15.娘。
※連載(?)時は、そもそもバカリズムが仮名で書いたblogだったとのこと・・・つまり、作品中の「わたし」は、作品中も現実(読者目線も)、どちらも、
女装した男ではなくれっきとした「女子=OL」であったはず。
それが劇場版では、バカリズムが演じる女装した男が主人公??
どういう演出で、どういうメインストーリーな映画に仕上げられてるのか、楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本当におもしろい。
ドラマがまた観たくなりました。
小峰様のウインク好きだったな〜!
もっと見たいですが、これで終わりなのかな? -
ダラダラ系OL「私」と個性豊かな同僚との楽しいOLライフ。
他愛もないOLの日常雑記の体をしているわけですが、バカリズムの文才を持ったOLの日常雑記だなんて、面白くないわけがない。
同僚とのやり取りや職場での日常的な風景、化粧品を買いに行く描写など、何故OLの日常をそんなに事細かに知っているのか? そもそも、これを出版目的ではなく、純然たる趣味として書いていた辺り狂気の沙汰とした言い様がないよね? などなど、ツッコミ始めたらきりがないのですが、『特にドラマチックな出来事もなければオチがあるようでない毎日』をこれだけ事細かに作り上げている上、それが文句なしに面白いのだから凄い。
「心にNANA痕」「ごっぽり」「ギニュー特戦隊」「小峰SUMMER」
など、いちいち引っかかる名言がポンポン溢れ出してくる所にも非凡なボキャブラリーセンスを感じます。
2巻には"サエちゃん”の書いた記事が登場するのですが、普段の私の日記とのテンションの違いや絵文字使いの格差がまたおかしい。
語弊を承知で言わせてもらいます。いやぁ、この人頭おかしいわ。
しかしまぁ、この一言がこの架空日記への最大の賛辞である事は読んだ人ならきっと分かってくれるはず。 -
ドラマも好きだったしやっぱり本も好き。
これをブログでOLになりきってやっていたと思うとほんとすごいと思う。
-
映画も単行本も大好きです
-
2巻目も面白かった。
とくに、上司への文句が最高。
バカリズムのディスりは、じわじわくる。
架空升野日記(ブログ)は今でも残されており、この2巻までに全て収録されてるようだった。
書き手がだんだんブログに飽きてきて、更新減って、更新をやめるという記載も特になくそのまま放置されてるところも、なんかリアルだな。
私の知り合い(女性)は、本人も存在を忘れかけてた学生時代のブログを、合コンで知り合った男に見つけられて、全部読まれて感想まで送られて、こわくなって慌てて消したと言ってた。
放置されたブログを見て、ふと、そのエピソードを思い出した。 -
1からだいぶ経って完読!おばかなサエちゃんや素敵なお局小峰様など、キャラが立ちまくっている。でも、1番は低体温気味な主人公かなあ。だらだらしながら読めて良い息抜きになります。
-
おもしろい
このリアルなOLのブログっぽいのをバカリズムが書いてると思うと面白い
本当にちょっとくせーでやんの笑った -
1巻が面白かったので2巻も買って読んだのだけど、2巻は読まないでいたほうがよかったかなと幽かに後悔。読んでいるひとに「面白いでしょ!?」と迫ってくるようで、微妙に押しつけがましさを感じました。
段々投稿間隔が空いていくのは、作者がこの試みに飽きてきたのか。あるいは、それさえもリアリティの追求なのかもしれない。最初の頃は気を張って頑張ってつづけていくけれど、そのうち日常になると疎かになりがち、という事象には心当たりがありすぎる…。
巻末の解説は蛇足と見えた。
土佐日記を「架空貴族日記」とする指摘に至っては何をかいわんやだと思うのよー。紀貫之はまさしく貴族で、それは架空のものではないし、バカリズムさんと「架空OL日記」の関係を仮託するなら、紀貫之のは「架空女流日記」とかではないかな。