ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

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著者 : 池井戸潤
  • 小学館 (2013年7月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088434

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ようこそ、わが家へ (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 家にいたずらする犯人を捜していくことと、社内の不正を暴いていくことが同時進行する。罪を犯す人の背景を思うと物寂しい感じがする。

  • ドラマ見てないけど、この本はすごく面白かった。

  • 鬼の首でもとったような「どうだ!」「どや!」感が苦手。嫌なやつはどこにでもいる。

  • ドラマは観たけど、あれ?ラストどーなったっけ?って忘れてしまったので、文庫で読んでみました。
    会社のトラブルとストーカー。
    今の世の中じゃありそうでリアル。
    小説では正義は勝つだけど、現実は泣き寝入りしてる人も多いかもー!

  • 池井戸作品定番の銀行から出向した経理マンが主人公。社内のライバル営業とプライベートを襲う2つの事件が並行して進む。どちらもありそうだ。

  • 真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。
    青葉銀行中野支店
    さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。
    執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく一家はストーカーとの対決を決意する。一方出向先のナカノ電子部品でも倉田は真瀬営業部長に不正の疑惑を抱く。

  • 二つの事件を同時並行で読ませ、まったく異なる話なのに違和感なく読み進められるのは流石。そして、最後の最後まできちんとフォローしているので、なんの不足もなくすっきりと読み終えることが出来る。銀行ネタはいつも本当に面白いと思う。

  • 日常に潜む「恐怖」の一面を覗かせます。
    銀行から電子部品メーカーの総務部長に出向している倉田。
    ちょっとしたことから、執拗なストーカーに狙われ、その被害は、家族にも及ぶようになる。
    一方、勤務先では、営業部長に不正疑惑が起こり、社長からも疎まれ、窮地に陥ってしまう。
    果たして、倉田は、家族と会社を守れるのか?
    ハラハラドキドキの展開ですが、最後はシンミリと。

  • ドラマの最終回まで待てず、第一話を見てすぐに本を購入しました。
    二つの事件が同時に進みますが、ごちゃごちゃになることなく切り替えながら読めますし、どんどん進めます。
    ただ、読み終えてしばらくした後に最後どうなるの?と聞かれた時に答えられませんでした。最後の印象があまり残らなかったのかも、、、

  • 安定のおもしろさ、ですが、やはり最終的には勧善懲悪なので、結局大団円だよね?と思いながら読み進めてしまう。
    主人公は半沢直樹っぽくないので、最初はハラハラするけど、だんだん強気になっていくので(笑)、結局は似たような感じに・・・

  • 3.0 久々の池井戸作品。まずまずでした。

  • 普段とはちょっとだけ違う行動をしただけだった。
    まさかそれで陰湿な嫌がらせを受けるようになるなんて・・・。
    ある日突然、理不尽な悪意にさらされたとき、人はどんな手を使ってそれを回避していくのだろう。
    倉田家を狙う悪意との闘いと、出向先で起きた仕事上のトラブルが同時進行していく物語である。
    主人公である太一は、父譲りの性格で人とぶつかることがどうにも苦手だ。
    疑問を抱きながらも、相手が高圧的な態度で押してくるとそのまま引き下がってしまう。
    だが、「名無しさん」の攻撃は徐々にエスカレートしていき、ついには傷害事件へと発展してしまう。
    企業小説を得意とする池井戸さんの物語だけあって、社内の不正にまつわる場面もとても読みやすい。
    総務部長でありながらも銀行からの出向ということでいつまでも外様のような扱いを受ける太一。
    これまでの実績を笠に来て、当然しなければならない仕事上の説明も太一を飛ばして社長に直接話すだけの真瀬。
    真瀬だけではない。
    社長すらも真瀬へは全幅の信頼を置いているのに、太一に対しては厳しいことこの上ない。
    銀行員として、総務部長として、ひとりの男として、太一は社内の不正に敢然と立ち向かっていく姿はカッコいい。
    「パパって凄いんだ」と言われるだけの働きで、それまで鬱々としていた苛立ちがスッと消えていった。
    「名無しさん」との対決も読みごたえがあった。
    次々と襲いかかる悪意に対抗していく家族の姿は、「わが家」を守ろうとする強い意志が感じられた。
    健太の判断が正しかったのかどうかはわからない。
    気持ちは理解できるけれど、太一の言うようにそれをやったら駄目というものわかる。
    健太がきちんと自分で決着をつける道を選んでくれてよかった。
    外敵がいると結束が固まるというけれど、元々仲のいい家族だ。
    冒頭に描かれている花火大会の場面だけでもそれがよくわかる。
    いまどき、母親と妹に付き添って花火大会にボディーガードとして行ってくれる息子がいるだろうか。
    そんな家族に平穏な日々が戻ったことが嬉しかった。

  • 帰宅途中の電車内トラブルで注意した相手に追われ、ストーカー被害に巻き込まれた倉田家。誰にでもあり得る「名無しさん」からの嫌がらせには背筋が凍るような思いがした。また出向先では倉田の進言が認められないこと、正義が勝つとは限らない会社の仕組に苛立ちを感じた。
    しかしラストが物足りない。一件いや二件落着でめでたしめでたしなんだけど、何が言いたかったのか…?人はみなそれぞれの世界で頑張れって、ちょっと大雑把なエールだったのかしら。

  • 銀行から中小企業に出向し、総務部長になった主人公が、会社で、家庭で奮闘する話。企業内での話はさすが著者の経験を生かし、興味深く描写されていると思う。家庭内の不審者に嫌がらせを受ける話は、自分の家だったら嫌だなあと想像を巡らせる。

    楽しくは読めたが、他の本著者の作品とそんなに変わらない内容な所は物足りない。

  • 面白かったです。2つの事件が同時進行します。主人公の自宅で起こるストーカーと会社で起こる不正と。どちらも惹きこまれていくストリー展開。あっという間に読了。会社内で主人公を敵視する「真瀬」が憎々しくて、リアル。ストーカーのプライドが高く陰湿な性格もよく描かれている。池井戸さんは悪人の描写が上手ですね。

  • 銀行員の倉田は上司からも部下からも認められず出向に出される。まじめが取り柄の彼は電車での割り込みを注意したことで嫌がらせを受け、また社内での営業部長の不正を見抜き社長に進言するが逆につらい立場に追いやられる。しかし、彼には家族と社内で味方をしてくれる素晴らしい部下がいた。彼らとともに問題を解決していくことで彼は人間的にも成長し出向先の社長からも敬意をはらわれるようになる。50歳を過ぎている彼の自信に満ちた人生はここから始まるのではないか。なぜ人は窮地に追いやられると不正や悪事に走ってしまうのか、人としての悲しい弱さを感じた。

  • 真面目で気弱な主人公が電車で若者の横暴を注意した所、自宅に嫌がらせをされる。

    身近に潜む現代の恐怖を本書は語っている。

    他人に関わりたくないと言う事が発生するメカニズムや匿名の優位性、口の上手い人が優位に立てる、真面目で正直な人間が損をするなど、現代の理不尽がたくさん盛り込まれている。

    作者はあの半沢直樹シリーズを手がけているだけに安心して読めます!!

  • 銀行から取引先に出向中の倉田太一は、偶然乗り合わせた電車で横入りした男を注意したところ逆恨みに合い、自宅近くまで男に追い掛け回された上に様々な嫌がらせを受け、その事が家族の生活にまで影響を与えてしまう。
    一方、出向中の会社でも架空取引の疑惑問題にぶつかり、プロパーである社長と営業部長と敵対する事になり、家庭・社内の2つの問題に立ち向かう物語です。
    一家団欒の家族でも、それぞれが必ず自分一人で解決しなければいけない問題を抱えていて、それぞれの孤独な戦いを描いています。

    池井戸潤が描く主人公には珍しい、気が弱く平和主義タイプの倉田が奮闘するシーンに思わず心の中で頑張れ!とエールを送ってしまいました。

  • 真面目な主人公が、ある日駅のホームで割り込みした男を注意した…
    それから主人公の家に嫌がらせが続く…
    家族で協力して嫌がらせ男に対決していくさらには、職場でもトラブルが…
    そういう事って現実にもあるんだろうな怖い世の中だな〜

  • ドラマを見ている友人に薦められて購入。お父さんの職場環境が半沢直樹に似てるなーと思っていたら、池井戸潤だから当然か。(この人は同じような話しかかけないんだろうか…。)話の展開はおもしろかったものの、結末はちょっと尻切れトンボ感が否めない。原作とドラマは大筋のストーリーは同じだが、設定や犯人像は色々異なっている模様。

  • 銀行の出世組からはずれた倉田太一、それでも妻も子どもも大学生の長男と高校性の次女がいて平穏で幸せな家族と暮らしていたが、ある日の退社時の電車で順番に割り込み無理矢理乗ろうとした男を遮ってトラブルになる。

    その男がその後駅から倉田をつけて来るのに気づきバスをいつものバス停も降りずにつけて来る男を巻いて家に帰るが、翌日家の花壇がメチャクチャにされ、数日後にはポストに瀕死の猫が放り込まれることに。

    その後の嫌がらせに家族、特に長男と一緒にそのどこの誰だか分からない男に立ち向かうことになる。

    また出向先の会社では営業の部長と社長と折り合いが悪くなり、その部長の経理的な不正やおかしな取引が表面化してくる、それを見つけたのは経理の部下の女性で、彼女は頭が回り倉田をサポートする。

    二つの問題を抱えながら倉田が父として、銀行からの出向での総務部長として立ち向かいながらすすむ小説と言っていいだろうか。

    家族と部下に支えられて迎える結末が・・

  • 2016.12.05
    ストーカー話メインのヤツを読みたかったのに
    内容は倍返し系。
    むしろストーカー要らなかったんじゃない?
    って感じでした。
    よく出来てるけど、池井戸さんはどこまでも池井戸さんだなぁ。

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恐怖のゲームがはじまった

真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。
花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。
執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。
一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから、窮地に追い込まれていく。
直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編。

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