- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094088618
作品紹介・あらすじ
ホームドラマの名手が綴る不器用女の一代記
30年前に放送され、テレビ史上最高の平均視聴率52.6%を記録した『おしん』は現在も世界中の国々で放送され続けている日本を代表する不朽の名作です。
激動の時代を、辛苦に耐えながら不器用に、そして愚直に生き抜いた「おしん」の生きざまは、著者が歩んだ88年の人生そのもの。
しかし、著者はそんな苦難の日々さえ、懐かしむように笑顔で振り返ってしまいます。
ここでは、「夫婦喧嘩の心得」「嫁姑の賢い距離」「生涯現役の秘訣」「ブスの矜持」…女性が明るく楽しく元気に生きるための知恵を、ホームドラマの第一人者ならではの視点で軽やかに綴ります。
今秋(10/12~)映画としても蘇る「おしん」の心には、女性が元気になれる人生哲学がぎっしりと詰まっています。
気持ちがちょっと塞いでしまったとき、自分に自信が持てなくなったとき、誰かを信じられなくなったとき、ぜひ本書を開いてみてください。愛くるしいおしんの笑顔が、胸の中で大きく広がることでしょう。
感想・レビュー・書評
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小学生のころ、「大根メシ」がワードとして流行っていた世代です。もちろん、「おしん」は知っています。でも記憶にあるのは辛抱に耐える少女時代だけ。親の世代が熱狂していたのだけ。そんな「おしん」が辛抱をテーマにしていないと雑誌の書評で知り購入して読んでみました。
「おしん」というよりは「橋田壽賀子」でしたね。でも改めて「おしん」を見てみたくなりました。そして「橋田ドラマ」をじっくり見たくなりました。
とてもタメになりました。とか、とても楽しかったです。なんて感想はないんですが、時にはふと、どこでもいい1章を読んで見たくなる内容でした。
とりわけ、後半はそれこそ「おしん」に熱狂していた団塊世代やこれから家族になる人に読んでもらいたいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示