限界集落株式会社 (小学館文庫)

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著者 : 黒野伸一
  • 小学館 (2013年10月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088670

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限界集落株式会社 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • これよかったー
    黒野真一先生。お初にお目にかかりました。

    題名がもう、結構興味深いジャンルです。
    田舎のオバァ達の、かわいらしい事請け合い。

    農業には農協・漁業には漁協。
    そういうのもう、見直す時期デスヨネきっと。ハイ。
    出来た古きには画期的だったかもしれんけど
    時代はうつる・時は流れる人は動く。
    特に今の時代は進歩が速いから…
    良いところと悪いところ、どんなモノにも有るけれど
    だからこそ、転がり続けなければ。

    第一次産業、もっと大事にされなくちゃイケナイ。
    いつもおいしいお米や野菜を有難く頂ける
    いつも新鮮なお肉やお魚を有難く頂ける
    そういうのがニッポンの良いところ♪

    こんな風に上手くいったら良いな。
    読んでて爽快感溢れるお話です。

  • 経営コンサルタントの醍醐味が見れる本でした。
    なんでも仕事はやりようですね。

  • 起業のためにIT企業を辞職した多岐川優が人生
    の休息で訪れた故郷は限界集落といわれる過疎
    と高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難
    な土地だった。優は村の人たちと交流するうち
    に集落の農業経営を担うことになる。集落の消
    滅を憂う老人たち、零細農業の父と娘、田舎に
    逃げてきた若者たちなど、かつての負け組が立
    ち上がります。過疎、高齢化、雇用問題、食糧
    自給率など日本に山積みする社会的不安を一掃
    する逆転満塁ホームラン地域活性エンタテイン
    メントです。
    反町隆史さんが主演でNHK土曜のドラマでド
    ラマ化するみたいなので観るのが楽しみです。
    続編もあるようなので読んでみようと思いま
    した。

  • 過疎の限界集落を農業法人化して再生するという話。
    農業には何の興味もない元銀行員のエリート男性がひょんなことから親の出身地である農村再生に乗り出す所謂お仕事小説で、都会と田舎、若者と老人の感覚の違い、問題が起きても最後には解決するところなど、お約束感がある流れですが、物語として面白いのでリラックスして読めました。

  • 潰れかけ(!)の村に一人の若者がやってきた。
    父がこの村の出身というだけでやってきた。
    長居するつもりなんてない、気分が晴れればすぐに出て行くさ。
    そんな軽い気持ちでいたのに、いつのまにか超過疎の村の再生に乗り出してしまう。。。
    冷たいつもりでいても根っこは暖かい主人公の奮闘劇。
    全国の過疎村にこんな若者がいるともっと田舎も活気が出るのかな。

  • 過疎地と化した村に、農業法人を立てることになり、発展させるために手を打つ、娯楽作品。
    農業の収益性など知らなかった面が見えたことはありがたい。小説だからうまく行き過ぎではあるが、安心した娯楽作品として満足。

  • ・農協を通さず、直に業者と周年契約を締結できれば、
     無駄な作付はしなくて済む。価格も自由に設定できる。

    ・不格好な野菜をキャラクターに。

  • 先日『コメをやめる勇気』を読んだ後なので、あ、リアルにリンクする部分が多いなと思いながら読み進めました。
    ビジネスを考える上でも、仕組みを理解するのに役に立つお話ですね。
    コミュニケーションを深めることの大切さ、諦めないことの大切さ、どんな難題でも解決策はあるのだと信じて進めると、回りも心をひとつにすることができるんだっていう、ほんわかした気持ちにさせてくれました。

  • 読みやすく痛快な小説。
    ……だけど、いくつかツッコミどころもあるかな。

    まず主人公が優秀過ぎる、というか
    その経歴でそんなにうまくいくもんなの?という疑問がひとつ。
    苦労した描写があまりなく、
    主人公が戦略を立案したら、いつの間にかトントン拍子に事態ががうまく転がっている。
    もともと農業をやっていた方に対するリスペクトも
    あまり感じられない(文中で後半フォローされてはいるが)。
    また、ちょいと書いてみたキャラクターマンガが
    80万部も売れるものか……?
    よほどコミックとして戦略も立てないと
    到底実現できない部数じゃないだろうか。

    次に、美味しいところを主人公がすべて持っていってしまう、
    というキャラクターに対する疑問もある。
    村のもともとの住人であるメインヒロインの美穂や
    もうひとりのヒロイン?であるあかねは、
    ある意味ステレオタイプで記号的な女性像になってしまっているし、
    どんな人間なのか最後までよく見えなかった。
    また、そのほかの村の住人たちは、完全に主人公の引き立て役。

    そんなところから、素直に物語に入りづらかった。
    とはいえ、題材はユニークだし、サラッと読むには楽しめるかな。

  • 出張帰りの東北新幹線で読了。
    久し振りにこんなにつまらん小説読んだ…。いつおもしろくなるんだろうと読み進める小説の辛いことといったら…涙

  • 話がうまく行き過ぎるきらいはあるけど、どこは小説なので。ストーリーは面白いし、爽やかな読後感が残る。

    現実の限界集落問題の参考には正直ならないと思うが、考えさせられるところは多かった。いつか脱サラしふるさとに恩返ししたいと改めて思う。

  • 祝!続編出版。

    農業にも限界集落にも興味があり、読んでみる。元、東京でコンサルタントとして働いていたビジネスマンが限界集落を立て直す話。実際に頑張っている地方の話も聞くし、勿論この物語みたいにはうまく行かないだろうが、今では通用しない昔の文化は脱出し、特色有る地方を目指して欲しいと思う、応援歌。

    似たような状態のところが多いと思うので、独自色を出せたとしても、直ぐに他に真似され同じになってしまういたちごっこ的運命は難しいと思うが。

  • 地方消滅やらコンパクトシティやら、限界集落に未来はないという風潮の中で、ポジティプに考えられる一冊です。
    ちょっとうまく行き過ぎのところもあったり。
    欲を言えば、医療とか介護とかシビアな問題や、国の政策をえぐってほしかったです。

  • 元投資銀行マンが引っ越して頑張る話。小谷に行った時の自分のポジションと近い気がした。そういう形でリーダーシップを取るイメージを作るに良いかも。小説としてはひまひとつ。

  • 起業のためにIT企業を辞職した多岐川優が、人生の休息で訪れた故郷は、限界集落と言われる過疎・高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難な土地だった。優は、村の人たちと交流するうちに、集落の農業経営を担うことになった。現代の農業や地方集落が抱える様々な課題、抵抗勢力と格闘し、限界集落を再生しようとするのだが……。集落の消滅を憂う老人達、零細農家の父親と娘、田舎に逃げてきた若者。かつての負け組が立ち上がる!過疎・高齢化・雇用問題・食料自給率、日本に山積する社会不安を一掃する逆転満塁ホームランの地域活性エンタテインメント。(裏表紙より)

    こうもうまくはいかないでしょうけど、確かに限界集落を今後どうしていくべきなのかはこの国にとって大きな課題であると思います。都会でブラック企業などが横行し、疲れているサラリーマン…きっと新天地を探している人も多いはずです。そういった意味では農業研修生の受け入れというのは今後どんどん増えていってもいいような気がします。ただ…田舎って不便なのが課題なんですよね。父方の祖母の家が超田舎なので、不便さは身に染みてわかります。

  • 限界集落の村興しの話し。
    農業や限界集落について知ることができたのはよかった。
    それに、都会から田舎に移住して農業をやるのは思っているほど悠々自適じゃないのもわかって、認識がちょっと変わった。
    全体的には話がうまく行き過ぎと思うが、読みやすいしサラサラっと読める。
    個人的には二人のおばあちゃんの掛け合いが楽しくて笑顔になれた。いい味出してる。

  • テレビのドラマは見られなかったけど…。
    こんな村に行ってみたい♪( ´θ`)ノ

  • エリートビジネスマンが故郷の村にリフレッシュの為に訪れるが、目の当りにしたのは限界集落と化した村の実情だった。最初は無関心でいたが、村人達との交流を深めて行き、とうとう企業再生の視点から村の再建に乗り出す。
    出て来る登場人物が皆生き生き動いているので、非常に頭の中に映像を作り易かったです。
    こういう重いテーマをさくさくと語ってくれると悲壮感が出なくていいですね。
    限界集落というにはかなり開けた場所みたいなので、本当の意味での限界集落ではないような気もしますが・・・。

  • 展開的には定番な感じですが、面白くてさーっと読めました。

    NHKでドラマ化するのも、楽しみです。

    "The Goal"程ではないけれど、ビジネス書っぽさもあるので面白いです。

  • 妹からの譲受。「神去なあなあ日常」「…夜話」と共に。


    「神去なあなあ…」とはまた別の
    限界集落を舞台にした起業の話。

    こんなにうまくいくかなぁと思いつつ、
    難しいことも書かれてましたが、ほぼ一気読みでした。

  • 黒野さんの本は初めて読みました。
    ブクログで評判が良かったので読むのを楽しみにしていた本ですが、評判通り、面白かったです。
    過疎化、高齢化、そして生活を営むことすら厳しくなる限界集落。
    そんな限界集落を農業で復活させていく。
    その道はそうそう容易いものではなく、これまでの人生を引き換えにしなければならないことさえあるけれど・・・
    その先には必ず光が。

  • なぜか物語の内容にものたりなさを感じてしまった。
    みるみるうちに成功してしまった

  • 帯に書かれた、“地域活性エンタテインメント”という言葉に興味を抱き、読んでみることにした。
    “限界集落”と呼ばれる村に、経営ノウハウを知った都会の一流サラリーマンがやって来て、村を変えていく。物語の大筋はこういった流れ。
    読んでるうちに、田舎育ちの自分と重ね合わせていたりして、面白かった。
    物語とは関係ないが、巻末の解説が興味深いものだった。
    盛岡市の普通の書店の方が書かれているのだが、解説を書くに至ったエピソードなど、心温まる話だった。

  • 日本に一万箇所もあるという限界集落。コンビニも郵便局も路線バスも無く、行政にも民間企業にも見捨てられた地域。こうした限界集落を舞台に展開する一発逆転の非常に元気が出る物語。

    主人公の多岐川優とその仲間達が農業を基軸に様々なアイディアで故郷を復活させようと奮闘する姿に励まされる。単なるサクセスストーリーではなく、山あり谷ありでハラハラドキドキの展開も用意されており、まさに地域活性エンタテインメントといった作品に仕上がっている。今の日本の現実と大きな課題の解決策として、読むのも良いかも知れない。

    解説は盛岡のさわや書店フェザン店の松本大介さん。東日本大震災の被災地にも触れ、さらには著者の黒野伸一さんての交流も紹介しており、解説を読んだ時に涙がこぼれた。くしくも、読了したのが、東日本大震災から二年七ヶ月が経過した月命日…

  • 青臭いんだけど、そこがいい。先が読めるんだけどそこがいい。そんな小説。

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限界集落株式会社 (小学館文庫)の作品紹介

地方書店発ベストセラー、遂に文庫化!

「限界集落」、「市町村合併」、「食糧危機」、「ワーキングプア」、「格差社会」などなど日本に山積する様々な問題を一掃する、前代未聞! 逆転満塁ホームランの地域活性エンタテインメント!!
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ルールは変わった!
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