太平洋の薔薇 下 (小学館文庫)

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著者 : 笹本稜平
  • 小学館 (2014年2月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094088724

太平洋の薔薇 下 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ラストは久々に魂が揺さぶられ、感涙ものである。本作の骨太なエンターテイメントはぶれることなくラストに見事に熱を発しながら収束する。物語の端緒でハイジャックされた後、荒れ狂う海を南シナ海、東シナ海、日本海そして津軽海峡を経て太平洋まで操船してきたシーマンとしての柚木キャプテンの存在が本書の全てであるが、脇もしっかり存在感ある人物で固められている。上巻からの荒狂う海での神がかり的な操船と巡視船かいもん艦長矢吹、IMB本部で柚木艦長の愛娘でもある海上保安庁から駐在官を支える上司のコンディリスとまさに男気満載。一歩間違うとクサイ展開になりそうなものだがその辺が笹本氏の凄いところかもしれない。

  • 最後までハラハラドキドキのオンパレードでした。
    一人のキャプテンの勇気と乗組員に対する愛が国を超えて、海の男達の心を動かしたこと、涙が出ました。
    命を懸けるお仕事、残される家族の辛さも含めて尊敬します。

  • 読み終わってしばらく、胸が震え、涙が止まらなかった。
    なんというスケールの大きさなんだろう。主人公が絶望的な状況にあっても、勇気と気概をもって事態に対処する姿に、心熱くなった。
    ここ数年読んだ小説の中で、ベストの一冊です!

  • 10年ほど前だが、トレジャーボートの免許を取得したので、何度も東京湾に繰り出した。たった6人乗りのボートでも、波に向かって当たる角度を計算して乗りこなさないと転覆のリスクがあり、苦労した覚えがある。スピードに乗って真正面で飛び込むと、ものすごい衝撃が。本書のストーリーはともかくとして、嵐の中での大型の船舶をコントロールする、その緊張感がたまらなかった。
    大型客船の優雅さと対比される貨物船の船内。
    大胆なシナリオの中に、親子の関係が持ち込まれているが、こちらは船にまつわる記述と比べ、その関係が十分描かれているとは思えなかった。その人間関係模様がもう少し考え込まれていたらもう一つ★を出せたかと。

  • 下巻に入って過去に読んだ記憶がむくむく甦ってきた。
    後半の緊迫感とスピード感はドキドキします。

    かっこよすぎる柚木船長に巻き込まれるかのように、皆が手のひらを返したようにかっこつけて終わるのに苦笑しつつ読了。

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太平洋の薔薇 下 (小学館文庫)の作品紹介

21世紀最高の大型海洋冒険小説!

テロリストにハイジャックされた不定期貨物船パシフィックローズは、リーダー・アララトの指示のもと、太平洋を北に進んでいた。柚木静一郎船長以下、船員たちは天候をまったく考慮しない無謀ともいえる航海指令に従いながら、反転の機会を探っていた。
アララトたちは、究極の生物兵器「ナターシャB」を手に入れることで、世界を牛耳ろうとしているのだ。国際海事局海賊情報センター、日本の海上保安庁がパシフィック・ローズの救出に乗り出し、アメリカのCIA、FBI、ロシアのFSB(ロシア連邦保安局)がナターシャBの行方を追うなか、豪華客船「スターライト・オブ・シリウス」のペントハウスには、世界の運命を左右する男たちが乗船していた。

【編集担当からのおすすめ情報】
後半、まさかの大トリックも炸裂!
ラストシーンで必ず涙する、
ハリウッド級超大作!

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