犬を飼う(小学館文庫) (小学館文庫 C た- 1-1)

著者 :
  • 小学館
3.99
  • (29)
  • (22)
  • (25)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 215
感想 : 29
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094150018

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 飼っている犬が年老いて逝くまでの1年間を描いた表題作と続編の3編に登山家の話1篇 全て読み切。
    地味な話だけどよかった

  • 09/07/28
    『孤独のグルメ』のサラッとしながらも
    生きる楽しみを描いた感じのタッチが
    なんともいえず良い漫画家。
    表題作は佳作。命のはかなさと美しさを
    感じさせてくれる。

  • 子犬を飼い始めて手に取った。

    人も動物も、命あるものは必ず死を迎えるのだが、日頃は敢えて考えないように過ごしている。

    先代の犬を15才直前で亡くした頃の思いが重なった。老いた後の印象が強いのだが、今の子犬を飼い始めると先代の犬のかわいかった頃が甦ってくる。

    この小さな生を慈しみたいと、しみじみ思った。

  • 「生命の重さがいやおうもなく胸を打つ」文芸作品

  • 犬を飼うことは犬と共に生きる事なのだと真摯に考えさせられる。

  • 老いて、でも生きていく。人間だって犬だって、一緒のこと。一緒に生きている日々。看取る瞬間。振り返る思い出。電車内で号泣しました!

  • 犬を飼っている人、それにもまして犬を飼おうと思っている人に読んでもらいたい本。生き物を飼う苦労と喜びが詰まってます。

全29件中 21 - 29件を表示

著者プロフィール

1947年、鳥取県鳥取市出身。アシスタントを経て、1975年『遠い声』で第14回ビッグコミック賞佳作を受賞。『「坊っちゃん」の時代』シリーズ(関川夏央・作)で手塚治虫文化賞マンガ大賞、『遙かな町へ』『神々の山嶺』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。アングレーム国際漫画祭最優秀脚本賞など、海外でも数多くの賞を受賞。

「2022年 『サムライ・ノングラータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷口ジローの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×