関西人の正体 (小学館文庫 Y い- 12-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094184013

感想・レビュー・書評

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  • この本は笑ってしまいました、図書館に行く電車の中で(^-^) 井上章一さんの「関西人の正体」、2003年発行の文庫です。さわりだけ・・・①東京女に関西男が一世一代勇気を出して「好きや・・・」と言ったら、「ちょっと、その言い方だけは」かんべんしてくれない」一方で、関西女が「うち、あんたのこと好きえ」って言ったら関東の男は~w②「食いだおれ」とは「飲み食いに贅沢して貧乏になること」で京都の「着だおれ」に対比した言葉 ところが、今やうどんやたこ焼きを食べ過ぎて立てなくなるの意味にw 久しぶりに面白い本に~!

  • 一般的に言われる関西の特徴を筆者独特のひねくれた解釈で否定する。東京一極集中し、関西は没落した今、これからは関西復権ではなく、没落を楽しむ、衰退文化の最先端を目指すべき、と締めくくる。
    行きすぎた金融資本経済のもと、過去の右肩上がりの将来しか描いてこなかった日本が、文化的に発展、成熟するためのヒントかもしれない。

  • 没落を楽しめ、という無常観(?)。あと、関西弁の文化的意義。

  • バカな本です。

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著者プロフィール

建築史家、風俗史研究者。国際日本文化研究センター所長。1955年、京都市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想』で芸術選奨文部大臣賞、『京都ぎらい』で新書大賞2016を受賞。著書に『霊柩車の誕生』『美人論』『日本人とキリスト教』『阪神タイガースの正体』『パンツが見える。』『日本の醜さについて』『大阪的』『プロレスまみれ』『ふんどしニッポン』など多数。

「2023年 『海の向こうでニッポンは』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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