- Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094187021
感想・レビュー・書評
-
「ナポリタン」という料理はいつから食されるようになったのか。
西日本ではなぜ「イタリアン」と呼ばれているのか。
など、歴史と普及の背景を考察するグルメ探求本です。
ルーツはアメリカのミートボールスパゲッティに有ると言えそうです。
しかし「ナポリタン」という料理名は、大正時代から存在したそうです。
あの銀座「煉瓦亭」では、イタリアンというメニュー名でトマトケチャップ
をからめた料理が提供されていた。
そのあたりにルーツがあるのか。
「ナポ好き」にはたまらない一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ナポリタンは日本で生まれた洋食!なのにアメリカやスウェーデンまで行って取材!著者の情熱に脱帽です。
-
GHQがミートボールスパゲティに似た料理を持ち込んだのが、ナポリタンのルーツではという仮説。ホテルニューグランドの2代目総料理長入江茂忠氏がナポリタンの名付け親とのこと。トマトとスパゲティだからナポリを連想して。関東ではナポリタン、関西ではイタリアンという名前。鳥取の1キロもある超ヘビー級ナポリタン。名古屋名物の鉄板のせナポリタン。長崎名物トルコライスにそえられたナポリタン。ちなみに「トルコ」という店で出されていたからトルコライスとなった、という説が紹介され。そしてスウェーデンまで足をのばし、粘った末に、セブンイレブンのお惣菜コーナーにケチャップ炒めシェルパスタを見つける。ルーツ探しから、地理的な広がり、他の料理との組み合わせまで。美味しくてたのしい、ナポリタン読み物。
-
2/2
-
図書館。
-
不味いナポリタンが食べたくなる・・そんな想いを抱えた人が他にも居たなんて。しかしその想いからナポリタンのみを題材にここまで掘り下げるとは・・大いなる酔狂ですな。サラッとした味わい、本のナポリタン。
-
<div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094187022/ieiriblog-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4094187022.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094187022/ieiriblog-22" target="_blank">ナポリタン</a></div><div class="booklog-pub">上野 玲 / 小学館(2006/04)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/0.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4094187022/ieiriblog-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/asin/4094187022/via=PINKDIAMOND" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>
鉄板スパの本家は名古屋だったとは。それで釧路はスルーされていたのでしょうか。それとも釧路はミートだからでしょうか。