僕達の長い夜 (パレット文庫―泉&由鷹シリーズ)

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著者 : あさぎり夕
制作 : あさぎり 夕 
  • 小学館 (1994年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094204742

僕達の長い夜 (パレット文庫―泉&由鷹シリーズ)の感想・レビュー・書評

  •  こっちもあっちもデキちゃってて、正直、この話の面白さがわかりません。

     今回の話は、彗に会って、泉が逃げ出しちゃったところから話が始まる。
     逃げ出した泉は、伊達に会って、伊達に快楽をもらうことで由鷹のことを忘れたくて、伊達に抱かれようとするが、すんでのところで由鷹の名前を叫んでしまい、伊達に怒られる。
     そして、自宅に帰ったら帰ったで今度は、由鷹が彗に振られたと言って、泣いている。
     そんな由鷹とケンカして、由鷹に追い出されたところに、八年前に出て行った泉の母親が現れて、彗が泉の半分だけ血の繋がった兄妹であることを告げる。
     それにショックを受けた泉は、しばらく引きこもった後、学校に行くも、傷付いた気持ちは癒せなくて、そんな時に伊達に慰められる。
     ところが、伊達と泉が一緒にいるところを見たクラスメイトにあることないこと吹き込まれ、由鷹と伊達が決闘騒ぎになる。
     その決闘は、伊達が由鷹に対してまったく手を出さなかったことでケリがついたけれど、そのときに伊達が「泉が襲われそうになってたから助けたんだ」と言ったことで、由鷹の泉に対する独占欲に火が付いて、由鷹が毎日、泉の家に居座ることになる。
     泉は泉で、自分の気持ちを整理しようと由鷹に別れを告げた彗に会いに行く。
     そこで、彗の本心を聞き、彗は泉が彗の兄だとずっと知っていたということを知らされ、彗の希望で、彗に別れのキスをする。
     そのまま家に帰った泉だったが、今度は待っていた由鷹が半分獣の由鷹化していたことに、ようやく気が付く。
     そして、夜になり、襲われそうになっていたところを伊達に助けられるけれど、伊達はそのまま「泉は何もわかっていない」と言い、由鷹を連れ去ってしまう……

     という感じの一連の流れなんですが……
     もう、何これ……

     ワケガワカラナイんです。
     彗は由鷹の前は血の繋がった兄妹だって知っていた泉に恋していたとか言うし。
     伊達は簡単に亜矢を捨てるって言うし、由鷹にも「抱いてやる」って言うし……。

     君らには貞操観念がないのか! とすっごい思う。
     何、このぐちゃぐちゃ……
     正直、付いていけません。

     現実なんて、そうやってあっちこっちのいろいろに流されちゃってうまくいかないものなのかもしれないけど、せめて物語の恋くらい夢のあるものであってほしいんだけど……という。

     というわけで、リバあり、三角関係以上のごちゃごちゃな関係あり、なのでそういうのが耐えられる人じゃないと楽しいと思えないと思います。
     少なくとも、私がこれをおもしろいと思うのは、大分難しかったです。

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