王様ゲーム (パレット文庫)

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著者 : 染井吉乃
制作 : 唯月 一 
  • 小学館 (2004年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094207989

王様ゲーム (パレット文庫)の感想・レビュー・書評

  •  ワケあって私立の超エリート校から転入してきた奥野多紀は、可愛らしい顔立ちと幼い見た目だが、恋愛に奔放でモテモテ。
     多紀と幼馴染みの浅川瑞貴は王子様のような優美な容姿だが、バイト好き。
     元々、瑞貴と親友だった馬庭誠志は、剣道部副主将で純和風の男前。
     3人は、同じ都立高校に通う2年生。
     ところが、修学旅行で3人でやった王様ゲームから、3人の関係は変わり始める。

     王様ゲームで王になったのは瑞貴。
     そして瑞貴が多紀にした命令は、「多紀が誠志に告白すること」。
     失恋で落ち込む多紀にも、多紀を好きだと言う誠志にとってもこれがベストだと思った瑞貴だったが、誠志との関係で、他の恋人とは違う多紀を見ているうちに瑞貴の中にもやもやが溜まり始める……

     というような話でした。
     最初、表紙を見た時に「あーまた、ショタショタな話なのか……」と思ったのと。
     また、3人仲良くなればいいんじゃない! って落ちになるのか……と思って。
     ちょっとだけテンションが下がったんですが、大分失礼しました。
     全然、そんなことなかったです。
     なんていうか、人を想う気持ちの繊細さが書かれててすごくよかったです。

     なんていうか、本当の自分を見つけてもらって、「それでもかまわない」って言ってもらえて、「ゆっくり考えて」って包まれるように優しくされちゃったら揺らいだ多紀の気持ちが一番よくわかって少し、キュンとしました。

     最後はやっぱり……なオチでしたが、実は多紀の弟がなかなかいい味を出していて、そっちと幸せになるのも有りだよなー……と妄想するのも楽しいです。
     実は続きで出てたりしないかしら?

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