王子様のお気に入り (パレット文庫 い 3-9)

著者 : 五百香ノエル

• 小学館 (2006年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ラブリン魔法王国の第14王子ベルファーレ。ハニーブロンドの巻き毛に水色の瞳がキュートな王子様は、天使のごときウブさがエロチックを引き立てる18歳。ちなみに身長もかわいい。帝王学の一環として、下界(ラブリン以外の人間社会のこと)の庶民暮らしを体験すべく潮風高校に降臨!!というのは表向きで、実は5歳のときからの意中の人、2つ年下のノーブルな面貌を持つ超クールな菜乃花凛と会いたかったから…!?一方凛も幼馴染のベル王子に好意を抱いていたが、好きと思うほどに意地悪ばかりしてしまう。さて、潮風高校期待の神童と金髪碧眼のカワイコちゃんの不器用な恋の行方は…!?恋に魔法は効きません。

感想・レビュー・書評

[のこさんの感想 · 2015年3月5日]

まず、最初から前作を読んでいることが前提で入っていたので置いてきぼりを喰らいました。
BL小説の良くないところは、続き物にもかかわらず数字で表してないタイトルだと思います。大人な事情もあるかと思いますが、各出版者様には検討をお願いしたいほどです。
さてさて、今回のお話…というよりも、シモな単語があると伏字になるのはどうなんでしょうか。
小説として私の中では成り立ってないと思うのですが、他の方はいかがなのでしょうか。
たしかに、ギャグとかの場合はそういう表現もありだとは思うのですが、確実にこの作品はギャグではなく。となると、どうにかオブラートに包んでも文字で表してほしかったです。文章のプロなのですから、どうにかしてほしかったです。伏字が出るたびに萎えると申しますか、シラケた気持ちになりました。