花闇を抱きしもの 上 (小学館キャンバス文庫 し 1-10 封殺鬼シリーズ 10)
- 小学館 (1995年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094301205
作品紹介・あらすじ
大正15年。神島桐子は、わずか10歳にして、陰陽師の「本家」の一つ神島家の当主となった。帝都東京-。大正12年9月1日に、突如として出現したこの世の地獄、関東大震災から、人々はようやく立ち上がり、街は復興に沸きかえっていた。弓生と聖は、そんな帝都にいた。桐子の術修行を助けるためである。折も折、帝都には幼い少女ばかりを狙う妖怪が出現、街には不穏な空気が流れていた。桐子と弓生、聖の三人は、妖怪退治に乗り出すが…。
感想・レビュー・書評
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桐子10歳。
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シイと八重の話泣いた……
10歳桐子さんのおかけで父性に目覚めたユミちゃん……ユミちゃんがけっこうたくさん微笑んでくれて嬉しい -
桐子ばあちゃんが当主になった頃のはなし。早臣草一、関東大震災、狩間、陸軍、大正天皇、復興院。
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中古で見かけるたびにちまちま買い集めているんですが、なかなか集まらない…
なかでもやっぱり桐子ばあさまの活躍するこの話は好きですね! -
時は大正。陰陽道の裏の宗家『本家』、その首座にある神島家の、新しい当主「桐子」は10歳の少女だった。既に千年の時を生きる鬼、雷電と酒呑童子は、実戦経験に欠ける当主を補佐すべく桐子につくが、彼女の当主としての最初の仕事は呪詛。それも仕事と納得する一方で、殺すべき相手の中に旧知の人間の名前を見つけ…? 時代浪漫ストーリー、下巻へ続く。