武林クロスロード (ガガガ文庫 ふ 1-1)

著者 : 深見真

• 小学館 (2007年5月24日発売)

作品紹介・あらすじ

武侠。それは一騎当千にして国をも揺るがす、無双の拳士たち。邪悪な朝廷の圧制に、人々が苦しむ時代。可憐な少女道士・リョウカは、世界を変える力を持つ「双天武王」を目指して旅に出る。危難に陥ったリョウカは、偶然にも一人の武侠を甦らせた。彼女こそはレイ・シュンライ-かつて反乱軍を率いて朝廷を苦しめた、最強の武侠だった。立ち上がる二人の下に、集うは美貌の知将・豪傑。しかし朝廷の刺客が、無敵の女将軍率いる軍勢が、二人を狙う。迸るエロスとバイオレンス。痛快活劇の新次元。ここが武林の分かれ道。

感想・レビュー・書評

[らめるんさんの感想 · 2013年9月14日]

【エロ注意】すげぇなにコレ……？
表紙からしてムチムチしい、武侠＆エロなストーリー。

地雷臭がすると思ったら、ストーリーは面白いし、容赦ない物語が楽しい。
道士リョウカが、最強の武将シュンライと双天武王になるため旅する話。
無理やりとか、敵には●●するのが当然みたいなとこあるから、苦手な人は回避推奨。普通に複数とかあるww

逞しく、筋肉ムキムキの女性や、色気ムンムンの女性多め。
この特徴的な絵が、この内容にはよく合ってる。美少女系な絵だったら、普通に美少女文庫行きかな……と思ったけど、そういやこれ百合でした。

エロすぎるし、筋肉筋肉！してるんで、百合感が足りませんｗｗ

つーかコレ、エロ系じゃなくて一般レーベルなんだよね……しかも一部完で、四冊とか。ガガガは勇者。

[Makotoさんの感想 · 2012年5月5日]

性と暴力と武侠な物語です。
半分くらいはアダルト小説と大差ありません。
のこりの半分はアクションですね。
世界設定とかがかなり好きな方向性のものなので、これで終わってしまうのはもったいないかなという感じです。
主人公の女の子（半陰陽だけど）の体の秘密が最後の最後でちょこっと使った程度なのが、特にもったいない感じでした。
終わり方から見て続編は期待できないとは思いますが。
非常に面白かったです。

[かえるさんの感想 · 2010年8月31日]

2010/08/31読了。
仕事絡みで仕方なく読んだ。仕事でなかったら読まなかった本だろう。ラノベなのにこんなにエロ場面多くていいのか。

[ばーさんの感想 · 2008年7月15日]

　エロすぎ。
　ガガガ文庫ってアダルトだっけ？
　これはライトノベルなのか？
　絵もエロいが文もエロい。
　あと、血しぶきとか意外と出てます。

[藤矢世知さんの感想 · 2007年11月5日]

話はサラッと読めて、それなりに面白かったけれど…イラストが苦手デス★

新創刊ガガガ文庫、創刊ラインナップの一冊
朝廷の圧制に民が苦しむ時代。
少女道士リョウカは師匠の元を離れ旅立つ―自身の自出を知る為、記憶の中の母との約束の為に。
旅の途中、山賊に襲われ逃げ惑うリョウカ…偶然にもかつて朝廷に刃向かい封印された最強の武侠、レイ・シュンライを蘇らせ…！
危機を救われ、その強さを目の当たりにしたリョウカはシュンライを武術の師匠、旅の連れとし、町にたどり着くが…その町も官の圧制が蔓延っていた！
反乱を計画する民に力を貸す二人の前に、仲間が集まり、敵が立ちはだかる!!

イラストが好みじゃないので躊躇ってましたが…手術待ちの時間潰し用に購入★
１時間位でサラッと読めました～エロスはもう少し抑え目だと良かったカモ…★ゼンホウがアイツだっていうのは解ってたので…策よりド派手なアクションに感心。死屍累々でも血肉悲惨さは感じなかったな～。
飛剣使いのポーハンが良かった！グリーンデスティニーなんかの映像が浮かんだョ
リョウカの自出は判明したけれど…新たな目的も出来て―続きはあるのかな？
イラストがやっぱり苦手なので読むか微妙デスが…★
積読な金庸の書剣恩仇録も読まねば！

20070605

著者プロフィール

2000年に第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞、2002年角川Next賞を受賞。代表作は『ヤングガン・カルナバル』シリーズ、『ゴルゴタ』、『ＧＥＮＥＺ』シリーズなど。『魔法少女特殊戦あすか』原作、『ちょっとかわいいアイアンメイデン』原作、『王様達のヴァイキング』ストーリー協力。TVアニメ『ＰＳＹＣＨＯ‐ＰＡＳＳ』１期、『ＰＳＹＣＨＯ‐ＰＡＳＳ　劇場版』（ともに虚淵玄と共同脚本）にて、ニュータイプアニメアワード脚本賞受賞。TVアニメ『ベルセルク（２０１６）』シリーズ構成。

「2017年 『バイオハザード ヴェンデッタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」