イメイザーの美術 (ガガガ文庫)

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著者 : 灰原とう
制作 : 太郎 
  • 小学館 (2007年8月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094510249

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イメイザーの美術 (ガガガ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 子どもの描いた絵が子どもにしか見えない現実になって動き出す。それを見られない大人は子どもの様子を一方的に不安がり、絵の怪獣は世界を危機に及ぼしていくお話なのだろう。
    話の要素には興味深いものもあるのだけれども、提示されているだけでドラマに深みが増したわけではなかったように感じて、読後感がいまいちすっきりしなかった。

  • 児童文学と心理学の知識に裏打ちされたファンタジー。

    ユング的な要素があったりして、面白かった。

  • 可愛い挿絵に惹かれて読んでみました。
    結果、絵は可愛いのにお話は「可愛くない」お話でした。
    いや、可愛いんだけど、描写的に可愛くないというか。

    感触でいうと、メルヘン+スパイス的な教訓をSFで書いて
    しまった印象。
    最後まで読み終わるまで、わけがわからないなとも感じつつ、
    最後になっても腑に落ちない部分と唸った部分がありました。

    自分的には、「大人は子供の”夢”を理解しようとしない」が
    強調されすぎてるかなとも感じました。
    確かにそういう大人もいますが、子供も大人なくして”夢”って
    見れないと思ってます。

    とはいえ大半の人が上記のように思うのは無理もないかもしれない。
    以前衝撃をうけたCMで、子供が何枚も何枚も画用紙を真っ黒に塗りつぶして、
    大人たちはその子が病気かのように心配したり怪しんだりするのですが、
    その子は画用紙を何枚も使って、巨大な「くじら」を描いていた、
    というものでした。

    うん、確かにくじらを描く子がくじらに逢える子になるか、
    くじらを殺す子になるかは大人次第ですねぇ。
    とはいえ、大人を「こう」と決め付けるのは子供を「こう」と
    決め付けるのに等しいとは思います。

  • ちょっと独特ではあったけど
    嫌いではない。

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イメイザーの美術 (ガガガ文庫)の作品紹介

弟の祐の世話にかこつけて、できたばかりのお絵かき教室『アトリエファミーユ』を訪れた真深。彼女はそこで、子どもはみな魔法使いなのだと言う不思議な少女、砂夜と出会う。天使のように無邪気な笑顔、魔女のようにやさしく大人びたほほえみ。砂夜の魅力に惹かれる真深。それから二週間後、祐のクラスの生徒全員が図画工作の授業中に突然消える事件がおきる。祐の絵をあやしくみつめ、砂夜は言う。「これはいのちの美術。無垢なるたましいの魔術」。秘密の美術協会『ジェルミナスィオン』と怪獣画伯のまー君を巡る三編の物語。

イメイザーの美術 (ガガガ文庫)はこんな本です

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