人類は衰退しました 3 (ガガガ文庫 た 1-3)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094510614

感想・レビュー・書評

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  •  これまでとはやや毛色が変わり、シリアスな展開が続きました。極限状態と申しましょうか。
     兎角、カラーイラストの左下の注意書きをちゃんと確認して購入した僕に隙はなかった。

    あと、「大天使ミカエリ」とか言っちゃうセンスには本当に惚れ惚れします。

  • 新書購入

     SF。まがうことなく。

     人類は緩やかに衰退し、地球は妖精さんたちのものになりました。
     主人公の女の子は菓子作りが得意な、のほほんとした人間。妖精さんと調停する役職についていて、事件に巻き込まれる。

     電磁波が嫌いな妖精さんは退去。
     女の子は遺跡で迷子。妖精さんは今回は助けてくれない、みたい。

     思わず、ぷぷっと吹き出した最初の助手さんが書いた絵本。
     ひよこの名前に「てばさき」と「ささみ」とつけられた時点で、惨劇は予期できたかと(笑

     ラストに、また助手さんが絵本を作成。
     これは可愛らしい。が、乱丁が(笑

     今回のキィーワードは「ぴおん」と「おやじ」。
     知っている存在が出ると、ちょっと嬉しいです♪

  • まさかの生と死が隣り合わせの大冒険
    この作品でこんなサバイバル描写を見せられるとは…

    今回は1エピソードのみ
    妖精さんがいなくなったらどうなっちゃうのか、とわかりやすく教えてくれました
    癒されほのぼのだった今までの世界からちょっとシビアな世界に迷い込んでしまった感じ
    やっぱり妖精さんって欠かせられない存在なんだなぁ、と感じさせるエピソード

    こんなにほわほわした可愛らしいイラストなのに実はかなりヘビーな目にあっちゃってて、それでもわりといつも通りな主人公さんには恐れ入ります

  •  今までとはだいぶ毛色の違う話だったけれど、これはこれでなかなか。

  • その気になればいつまでも続けられる
    金太郎飴のような話

    を書いて印税生活を目指すと一巻では言っていた
    田中ロミオなんですけども
    巻を重ねるごとにその変態性が露呈していきます。
    一巻の時点では、主人公が迷宮を徘徊して
    衰弱していく過程がリアルに描写される作品になるとは
    とても思えなかったんですけども。
    まあ、変な方向に走れば走るほど、
    楽しんで書いてるのが伝わってくるのでこれで良し!
    やらないと思っていた世界観の掘り下げもされて
    ちょっとだけ話が転がり始めた巻です。

  • 冒険譚ですな。妖精さんの出番が多い方が楽しいのですが。

  • 2巻とは異なって、けっこうシリアスな展開で楽しめました。報告書については、笑いをとろうと思ってやっているんだったらやめた方がいいような気がします。

  • 人類は衰退しましたの3巻を読んだでございます.

    今回は1つの長めの話でしたよ.

    ヒト・モニュメント計画という,

    ヒトの文明を記録した媒体を作っちゃおうという計画が動いています.

    で,軌道衛星が飛ばしている電磁波を受信して電力を得て

    遺跡探査とかをやろうとしてたらば

    急に妖精さんが里帰りをし始めます.

    妖精さんとの微妙な別れの後,遺跡探査に向かい….


    こんな話.


    知られざる妖精さんの性質がまた一つ明らかになりました.

    そして助手さんが情操教育の一環として絵本を執筆.

    その絵本のオチがもう最高です.


    更に新キャラのP子とO太郎.

    また,愉快な人たちが増えました.


    おすのです.

    拍手

  • ごちそうさまぁっ♪

    これ以外なんも言えない気がするw
    今回は一段と冒険活劇みたいな感じで孫ちゃん大奮闘。よく頑張った。続き買わないとな…。

  • ゆるゆる感がグダグダ感に変わって微妙

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著者プロフィール

小説家・ゲームシナリオライター。代表作『CROSS†CHANNEL』『人類は衰退しました』『Rewrite』(竜騎士07、都乃河勇人との共著)『ミサイルとプランクトン』など多数。

「2016年 『アウトロー・ワンダーランド 1 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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