人類は衰退しました 4 (ガガガ文庫)

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著者 : 田中ロミオ
制作 : 山崎 透 
  • 小学館 (2008年12月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094511048

人類は衰退しました 4 (ガガガ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 『物資』を手に入れねばならない話と
    増えすぎた妖精さん話の、2編もの。

    なんというか…さすが妖精さん、詰めが甘い。
    いや、まさかこんな状態になるとは思えませんし。
    むしろ落ちの乗っ取り計画に突っ込むべきなのか
    動力源に突っ込むべきなのか。
    空からお菓子が降ってきた、より楽しい状態に
    最後にはなってますが。
    ある意味幸せ?

    なぜ妖精が学校もどきをやっている?! と
    驚きな2本目。
    それよりも驚く驚きが、その後まっておりましたが。
    幸せだと思うと増えていく妖精さん。
    お菓子のせいで増えまくっている妖精さん。
    無駄に頭がいい妖精さん。
    ある意味、ものすごくよい生活?
    そしてまたしても驚きの生活力の元。
    一応祖父が誤魔化されてくれてよかったね、としか
    言いようがないほど、作られてしまった文明w

    で、流されてしまった妖精さんはともかく
    残った妖精さん、どう生きていくのでしょう?

  • 妖精グッズ量産工場へ行ったり、無人島で妖精さんと国家を築いたりする物語。
    というか、アニメで観たね。これら。

    「妖精さんの、ひみつのこうじょう」
    処理済チキンは絵で観ると非常にキモイ。間違いない。
    しかし、相変わらずギャグテイストで埋め尽くされてるな。

    「妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ」
    島スタート。まさかの島スタート。
    私は結構好きです。この話。
    技術発展は確かに素晴らしいけれど、何も考えずに際限なくやりたい放題やったら駄目だよね、な話。

  • とうとう4巻目です.
    今回はクスノキの里が物資不足に陥る話と
    「私」が島に行く話でございます.

    イキナリですが,
    パンがパンである必要は無いのです.
    酵母とか発酵も無くても良いのです.
    パンっぽい色と形と味がすれば良いのです.
    なんて恐ろしい・・・.
    まるでファ●タオレンジ(無果汁)とか
    「原材料名:イチゴエキス」とか,
    そういう本当は怖いファストフードみたいな感じです.
    天然由来成分と人工成分の違いが
    自然物から薬品とか何とかで抽出したか
    最初から化学反応で作ったかの違いでしかないとか・・・.
    なんか違うか?
    まぁいいや,とにかく
    パンのような味がして,パンのような香りと色と食感があるのに
    そうなるように合成したパンみたいなものと
    パン屋さんがコネコネしてイースト菌が頑張ったパンとの
    見分けが付かなくなった時,どちらを食うべきなのだろうか.
    きっと合成パンが安くてパン屋さんのパンが高いんでしょう.

    そーいえば,
    ドラえもんの道具に「グルメテーブルかけ」ってあったんだけども
    アレも食材から調理してるんじゃなくて合成食っぽいよね・・・.

    妖精さんたちと「私」がクスノキの里の妖精密度を下げるために
    新天地を目指して妖精の少ない土地へ移動する話.
    なんだかんだで島に漂着して
    そこで「私」を女王様にした妖精国家の建国.
    愉快な植物がたくさん出てきて笑える.
    そういえば,蚕の幼虫が吐いた糸で作った服は高級品なのに
    蜘蛛の糸で作った服は無いのぅ・・・.
    あの糸ってかなり頑丈だから強い布が出来そうな気がするんだけども・・・.
    やっぱりあの,糸を生産している奴らの外見の問題か?
    でも蜘蛛も幼虫も生理的嫌悪感で言えばそんなに変わらない気がしないでもない.

    次回,なにかが起こるそうです.
    いやー,楽しみだ.

  •  今回はこれまでに比べて更に多様な妖精さんたちが出てきて一段と作品の魅力が増したように思う。

     内容は食料工場の探検と無人島を王国に変えてしまった話。どちらにも妖精さんらしい発想が随所に込められていて読んでいると自然と情景が浮かんでくるようである。
     しかし、絵柄や本の雰囲気に相反して助手さんの絵本や憂鬱状態の妖精さんが放つ言葉はかなりの黒さを含んでいる。ブラックユーモアですか。あと、崖から集団自殺するチキンはシュールなんて言葉じゃ済まない程ブラックです。
     今回も無人島を科学の最先端にしてしまった妖精さん。彼らにお菓子作り以外の限界はあるのだろうか?

  • 978-4-09-451104-8 258P 2008・12・23 初版1刷

  • 1月12日読了。図書館。

  • 文化生活万歳!

    ひもじかったり豊かだったり、わたしちゃんはだいぶ忙しい様子。

    深いような、そうでもないような?

    物語の展開がおもしろい。

  • 人類は衰退しましたの4巻目。
    不条理なファンタジーなのですが、毎回お話ごとに、いろんな分野について、考えさせられることが混ざっているような…。
    ひみつのこうじょうだと、身近なものにも表出されない思考が宿っているかもしれないということ。
    ひょうりゅうせいかつだと、集団生活におけるストレスといじめの発生とか、人類の発展における資源の重要性とか。

    私ちゃんのショートカットは可愛いと思うのですが…本人は嫌なんですよね。
    アニメの妖精さんのいじめシーンの「おめーのせき、ねーです?」は可愛かったなぁ…(ひどい台詞だけど)。

    しかし、ひょうりゅうせいかつのcivilizationネタはアニメで入ったのかと思ってたけど、原作の時から…というかむしろ原作まんまだったんですね…。
    当時から結構有名だったのかなぁ…。

  • 頭からお尻までたっぷり妖精さんが詰まった一冊。妖精さんが絡むと話がとんでもない方向に飛んで行って、暴走して、混沌を極めて、「これどうやって収拾するんだよ…」という読者の心配もどこ吹く風、最後に残されたのは斜め上のエンディングと筆者の困窮した生活ぶりを描いたあとがき。
    なにがなにやらよくわからないままに読み終わってしまいました。ついうっかりロミオ節にハマってしまった一読者として最後までしっかり見届けたいと思います。

  • アニメを思い出しました。チキンはショッキングです。

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人類は衰退しました 4 (ガガガ文庫)の作品紹介

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の"調停官"であるわたしのお仕事。里の娘さんがたからは、先生と呼ばれたりもしてます(恥ずい)。「妖精社」製の妙な品々が里に出回るのと前後して、走るチキンを目撃してしまったわたしは、祖父と助手さんとともに「妖精社」の工場視察に向かったのですが…。数か月でクスノキの里を、世界一の妖精人口過密地帯にしてしまったわたしの出張報告とともに、クニクニどうぞ。

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