やむなく覚醒!! 邪神大沼 (ガガガ文庫 か 5-1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 160
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094511444

作品紹介・あらすじ

自分は邪神ではないと思っていたのに『初心者らくらく邪神マニュアル+スターターキット』を入手し、その筋の道を歩き始めてしまった。ついでに、誘惑に駆られてスターターキットを使用したら、使い魔と名乗る女の子が現れて嬉し恥ずかし。しかし、次の瞬間、首の骨が折れて意識が消えかけている-。本書は、そんな初心者のラノベ主人公・大沼貴幸くんの日常について書かれた小説です。第3回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • しょうもないけど笑える本でした。

  • ネタには不覚にも笑わせられてしまうところがあったりするのだが
    小説としてはあんまりひどい
    いくらでも良くしようがあると思うので作者には頑張って笑わせていただきたい

  • 978-4-09-451144-4 263P 2009・6・23 初版1刷

  • 全8巻完結。
    これほど最後まで笑かしてくれたライトノベルは読んだことがない。落ちも落語みたいで締まっている。
    ハーレムもバトルも無い、それどころかストーリーすらギャグの添え物のライトノベル、いや日本小説史上の怪作。
    女大沼が一番だなんていいたくないよ!

  • バカだなー、この人、超バカだなー。久しぶりに活字で吹き出した。

    全編、ギャグしか書かれていない小説。しかもかなりくだらない。中学生レベルのギャグから、細かくて地味な出オチまで、しつこいほどのギャグの応酬。

    ライトノベルは、突拍子もない設定を「そういう設定」としてあっさり受け入れて読むものだけど、まずそこをフェイントで抜き去って行く。

    これは密かに偉業を成し遂げているのではないだろうか。

    そういえば、ふと思ったのだけど、一般文芸の作家ってどうしてギャグや笑いを避けて書くのだろう。逆に不自然に思えてきた。

    まあ、ここまでやるのは異常ですけどね! 僕は大好きです。

  • 主人公は突然現れた邪神マニュアルで邪神になるわけではなく、元々邪神の元へ邪神マニュアルがとどくらしい。
    STEP1〜10で物語がすすむが、最初以外はあまりマニュアルは関係ない。配下となる妖魔の召喚や、築城の術はおもしろかったが、他はとくに特筆すべきことがない。

  • 勇者とか天狗とかいろいろぶっ飛んでますね。邪神がそれらしくないどころか完全に普通の人だし。まあその斜め上を飛んでる感じがいいんでしょうが。グールたちはアルファベットが終わったら次はどうするんだろう。そのくらい今後も増殖しそうな気配(笑)

  • ここまで何もない小説だと、感想も特に何もないよw 筆力はちゃんとあるんだろうなあというのは廃工場の描写とかから感じました

  • 全然その気はないのに邪神を目指すことになった少年のお話です。
    主人公はマジメだけど、とにかく周りがボケまくり。
    大笑いはないけどクスっと笑ってしまうのが多いです。
    ただイラストと内容が合っていないような……

  • 他人の不幸が楽しくありませんか?
    犬歯が異様に長かったりしませんか?
    笑い方が「フハハハハ」ではありませんか?

    そんなあなたは邪神かもしれません。

    初心者らくらく邪神マニュアルが届いたなら、
    あなたは確実に邪神です。
    本人がどう思っていようと、他人がどう言おうと邪神です。


    突如現れた邪神マニュアルをゴミ箱に投げ捨てるような、
    駆け出し邪神の大沼貴幸のお話。





    基本ギャグ×ほのぼの系。
    感動も何もあったもんじゃない。
    でも笑える。ニヤける。ついつい読み返す。

    戦闘とか青春とか、友情もなにもあったもんじゃないけど、
    パンチラはあるよ!

    そんなギャグ小説。


    中学生のうちに読んでおきたかったね。

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著者プロフィール

2008年の第3回小学館ライトノベル大賞にて審査員特別賞を受賞し、応募作を改題した『やむなく覚醒!! 邪神大沼』(ガガガ文庫)で作家デビュー。デビューシリーズに続き、2シリーズ目となる参加型人生相談ラノベ『人生』シリーズも大ヒットとなり、TVアニメ化を果たした。現在『勇者と勇者と勇者と勇者』シリーズを展開中。

「2016年 『いせたべ~日本大好き異世界王女、求婚からの食べ歩き~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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