ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫 あ 6-1)

著者 :
  • 小学館
3.59
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本棚登録 : 709
感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094511765

作品紹介・あらすじ

ささみさんは引きこもり。着替えるのも、食事をするのも、がんばらない。生活の面倒を見るのは、ささみさんの大嫌いな奴隷体質のお兄ちゃん。ささみさんの日課は、パソコンに繋がれた「お兄ちゃん監視ツール」で外の世界を覗くこと。外の世界では、美少女三姉妹とお兄ちゃんがキャッキャウフフでラブコメ中って…間違ってる絶対、この世界は何かがおかしい。そして、ささみさんを襲う『バレンタインデーの惨劇』『特殊イベント/全・裸・集・会!』『ミニゲーム/いけない保健室…☆』!?もう疲れたよ。お兄ちゃん…。

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めは、没個性教師のハーレムものだとおもったんだが、急に非日常的な出来事が介在してくる。
    あまりの急さに軽く置いてけぼり感を覚えたが、次の章でこの世界の構造の設定が書いてあったためなんとか飲み込めた。
    その後は、ささみから見た神臣(主人公)をレポート形式で見て行く感じでした。
    (ささみが一緒に行動している時以外)
    まぁ、結構面白かったです。
    次も読んでみます^ ^

  • アニメ視聴済みで原作が図書館に置いてあったから読んで見たがやっぱ面白い。
    ちょっと残念だったのはかがみのダジャレが原作にはなかった事かな。アニメの方の影響で凄い印象に残ってたんだがな。あぁ、残念だ。
    [more]
    地名や学校の名前が日本神話に登場する固有名詞だったりしているので、少しでも日本神話をかじっていればより楽しめるんじゃないかな。楽しめると思う。
    読んでいてふと思ったのが、聖☆おにいさんに登場した八百万の神は謙虚な神様たちだったな。畳の神様とか、トイレの神様とか

  • この作者の作品は『狂乱家族日記』と2冊目だが
    「いつも同じような」宇宙家族ロビンソンカールビンソンな家族もの
    という印象を受ける
    既に安定出来上がっているというべきか
    あと『イマジン秘蹟』も類似でけれど違う感じ
    『雑魚神様』との類似は単に日本神話を題材にすると
    みんなこんな感じになるからだと思われる

  • Kindleで安かったので購入。全体的に懐かしい痛々しさがあるけど、ブラコン要素で中和。あとがきに本作の構成の特徴が記されており、従来とは異なった視点で楽しめそうだが、amazonレビューはこのあと右肩下がり。はたしてどうなることやら……

  • 引きこもりの妹の面倒を見続ける兄。
    そんな兄大好きw な3姉妹たち。

    3姉妹のユニークさもすごいですが
    兄妹の背後もすごい。
    連続短編のように、ちょこちょこと話が進むので
    読みやすいし終わりやすい。

    が、一体あなた方は何がしたい!?w という話が
    ほぼを占めています。
    キャラも5名しか出てこないので
    読みやすいし分かりやすい。
    その合間に、一体妹がどういう状態なのか、というのも
    分かってきます。
    単なる登校拒否児かと思ったら…。

  • 引きこもりの女子高生鎖々美さん。
    実は最高神の持ち主。
    持っていたが、兄の神臣に譲渡したと思い込んでいる。
    が、しかし。
    兄に譲渡したと思っていたのは鎖々美の思い込みだけで。

    月読鎖々美 女子高生(最高神の力を持つ)
      神 臣 鎖々美の兄で鎖々美の学校の教師
         (鎖々美の黒子に徹する)

    八神つるぎ 鎖々美のお目付け役兼最高神の本当の持ち主
      かがみ つるぎの体の一部から派生 鎖々美の同級生
          人工的に色々と改良されている
      た ま つるぎの体の一部から派生
          小学生だが大人の体つき

    基本的にこの人達がわらわらと大騒ぎをしながらすすんでいく。

    チョコレート惨劇、ヤマタノオロチsns、
    鎖々美とつるぎとの繋がり

    とっ散らかってる雰囲気でザックリと読んで問題ない。

  •  アニメを全話観てから読んだ。アニメでは省略されていた部分が細かく解説されていてあらすじを知っていても面白かった。この調子でシリーズを読み進めていきたいと思う。
     登場人物としてはやはり神臣が個人的には好きである。

  • アニメ補完として。理解度は映像で見たときと同じくらい。
    もう1巻完結でいいんじゃないかなと思うくらい綺麗にまとまっていました。これ、どうやって今後に続くんだろう?
    タイトルといい、キャラクター同士のやり取りといい、軽く流してくるノリかな?と思いきや、根底にあるものは案外暗くて深い作品でした。軽くて楽しい部分、じっくり考えたい部分、両方楽しみたい人におすすめしたいです。

  • ひさしぶりの日日日作品。相変わらず世界設定や物語の構成やキャラクター作りはぴか一なのだが、いかんせん薄暗く暗いし、心理描写がちょっとくどい。そこまで懇切丁寧に説明してくれなくても読者は察するわ!と思ってしまう。読者に想像の余地を残さない点はマイナス。ただ、そこはやっぱりプロなので、この一冊できっちりまとめてくれるのは好印象。そろそろ日日日からは卒業しようかと思う今日この頃。

  • アニメで観てからいつか読もうと思っていました。
    独特の世界観が神話と組み合わさってて面白い。

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著者プロフィール

高校在学中に第8回角川学園小説大賞・優秀賞をはじめ、合計五冠の新人賞に輝く。ライトノベル、一般文芸とジャンルにとらわれず執筆を続け、著書に『狂乱家族日記』(エンターブレイン)『私の優しくない先輩』(講談社)。TVアニメ化もされた『ささみさん@がんばらない』(小学館)も執筆。

「2020年 『桃瀬さん家の百鬼目録2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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