イヴの時間 another act (ガガガ文庫)

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著者 : 水市恵
制作 : 茶山 隆介 
  • 小学館 (2010年3月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094511932

イヴの時間 another act (ガガガ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • あるエピソードが削られているかわりに、本編で語られなかったオリジナルエピソードが追加されています。そのエピソードが本編で気になっていた部分をいい感じに掘り下げてくれてたり、本編のラストエピソードが割ともやもやした感じ(個人的見解)だったので自分としては本編よりある意味夢があって良かったで…す……。本編よりスッキリ纏まってるかも。まぁ、こういうのもありなんじゃないかな。
    内容的には本編をそのまま…にオリジナルエピソード追加なのですが、本編でちょっと解りにくかった部分も解りやすくなってます。補完用としてどうぞ。
    ノベライズ→本編→劇場版の順で触れたのですが、理解力不足気味な自分の場合、最初にこのノベライズ版を手にとって正解だったかも……。

  • アニメ版など、他の媒体には全く触れていない状態で読みました。ノベライズだけで判断はできないなぁという印象。雰囲気や設定は良いんだけど、あともう少し!と思っていて、もしかしたらそれが原作の方では満たされているのかもしれない…。何とも言えないですが…。
    気になったのはリクオの心情。落ち着いてるんだか、怒りっぽいんだか、一定していない気がして。普段は冷静だけど、ピンポイントで突かれると動揺するのかな?最後まで彼の気持ちに寄り添えなかったのが少し残念。
    アニメ、見てみたいなぁ。

  • 原作の雰囲気を良く表現しつつ感情のより深い描写にきちんと立ち入っていて、小説と言う媒体の特性をよく活かせているなと思った。同じ作品をいくつかの媒体を通して鑑賞すると、各媒体の特性により自覚的になれて面白い。 オリジナルエピソードは、正直なところあまり自然には馴染まなかった。描きたかった内容には共感するが、あまりストンと、作品の中に溶け込んでいるような気はしなかった。筆致自体は好きだったので、より一層その点が浮き彫りになってしまった気がする。設定、あと一押しと言ったところか。

  • 原作の雰囲気が好きで手に取った。正直また、ここまで懐かしくて温かい気持ちになれるとは思わなかった。小説だけのオリジナル要素も魅力的。原作、マンガ、小説とそれぞれの展開を見せるイヴの時間。続編がずっと噂されているが、自分もまたリクオたちに会いたいと思った。

  • ネットでの公開、映画化などで知られるアニメ『イヴの時間』のノベライズ。

    ジャンルとしてはSFになりますが、ロボットのいる世界観の描写はひかえめ。ロボットという個性を持った他者、という描き方がされています。アニメをすでに楽しんだ方は少し違った印象を受けるかもしれません。心の暖かさの伝わる作品になっています。

    『another act』とついたタイトルの通り、結末はアニメと違っています。私にとって、泣けたのはアニメの方です。しかしノベライズの方が爽快に締められているので、こっちも好きです。

  • ピアノの存在理由

  • 「何が相手を傷つけるのか、そう簡単にわかることじゃない。人間にとってもアンドロイドにとっても、難しいこと。」

    アンドロイドが私たちの日常に普及し、外見上は人とアンドロイドの区別がつきにくくなった世界のお話。人と機械は何が違うのか、そして両者はわかりあえるのか、などこれからロボットが普及していくであろうこの世界では遅かれ早かれ考えられる議論をアニメと言う形で表現していった作品のノベライズである。

    僕はアニメを見てはまったので、読みました。アニメを見ていたのでもちろん読みやすいものでした。しかしアニメを見ていなくとも十分楽しめるようになっていると思います。独特な喫茶店の様子や雰囲気も細かく表現されていて、わかりやすかったです。またアニメの内容をすべてカバーしているわけではないので、これを読んでおもしろかったらアニメを見るのもいいかもしれません。視点がほとんどリクオからで、アニメと違い友人の話がカットされていたりします。

    この本には最後の章で小説オリジナルのストーリーが入ります。主人公リクオの過去に大きく関係する話で、すごくいいのでアニメが好きだった人にはぜひ読んでほしいです。いろいろとすっきりするストーリーです。

  • 題材が素晴らしい。
    テーマとしては、人間とロボットの共存。
    おそらく、ロボットが出てくるSF映画やまんがなどで、
    共存を描いた作品が数多くあるけれども、すごくテーマ性としては
    納得いく作品だ。

    この作品は映画を小説したもの。
    映画にはなかった主人公の心理描写も書かれており、オリジナルエピソードもある。

    ぜひとも、すばらしい映画を見て、小説を読んでほしい。

    逆からも可。

  • 映画を観て、そのまま購入しました。
    基本的には映画に沿ったお話なんですけど・・・

    あとがきにも書かれておりますが、あるエピソードが削られているんですね。
    ただ、個人的には映画の中であのエピソードあってのイヴの時間だったので・・・

    それが少し寂しいです。

  • 原作の世界観を上手く取り込みさらにオリジナルに上手く昇華させていて良かったです。

    キャラクター一人ひとりの特徴を掴んでいて、
    途中に入れ込まれた挿し絵が活きていて話に引き込まれました。

    イヴの時間という空間の中でさまざまな人との関わりの中で主人公が成長していく姿は、
    原作の視聴者や本作の読者の普段の生活でモノに対する接し方を考え直させてくれる良作だと思います。

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ピアノの感想を求めると、ハウスロイドのサミィは一言「楽曲です」と言った。…わかってた。家事手伝いのロボットに感情はない。音楽なんてわからない。見た目は人間そっくりだけど、人間に従うだけの、道具にすぎない。そんなサミィの行動記録に不審な痕跡を見つけた僕は、サミィが行った先を確かめにいく。たどり着いたのは、人間とロボットの区別をしない、不思議な喫茶店「イヴの時間」。まさかサミィがここに?そして僕は、思わぬ再会を果たす-。WEB発、話題沸騰の人気アニメをノベライズ。そこはふたつの心が、響きあう場所。

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