- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094512557
作品紹介・あらすじ
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際交務員の"調停官"であるわたしのお仕事。季節は冬。祖父の趣味サークル「大砲倶楽部」の一員として南に向かったわたしは、「鳥人類コンテスト」の安全対策係として、岬に集まった各チームの機体をチェックすることに。思うに…みなさん、死にそうです。クスノキの里を同類誌のイベント会場にしてしまった友人Yと、白い部屋に密室監禁!さて、どちらが危ない!?-記録、それは儚い。
感想・レビュー・書評
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衰退した人類が大空へと羽ばたく! 安全度外視の鳥人類コンテストを無事成功させるべく暗躍する怪傑の正体とは……!?(言わずもがな
超大手BL同類誌サークル興亡記~読者アンケート至上主義~ の2本。
今回は割とお気楽。前巻のひみつのおちゃかいの様な胃にくる話も良いけど、やっぱり基本はこっちのほのぼの破天荒ラインだよな。
で、油断した頃に突然ズブリとやられるという。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鳥人間コンテストと同人誌即売会のお話という現代にもあるものがリバイバルした話。
合間合間に小さなスケッチ的な絵はあるのだけど、イラストがない。。。
そうか、Rewriteの発売時期がこの辺だったのか。(やったことはない)
[すかいはい]
妖精技術を用いずにとにかく飛行距離を競うイベント。
飛行機なんて普通は残っていない時代なので色んなパターンがあって面白かったです。
その分危険なので「たすけてドラえもん」的に妖精さんに解決してもらってましたが。
[さぶかる]
印刷機と当時の腐った同人データが残っててそこから即売会まで行く話。
妖精さんの話は取ってつけたような印象でした。
助手さんって先輩じゃなかったでしたっけ?Yに後輩だと紹介していて違和感がありましたが。 -
「妖精さんたち、すかいはい」は、「鳥人類コンテスト」が開催され、いろいろと適当な参加者たちを守るために、主人公の少女が妖精の力を借りてさまざまな苦労をかさねる話です。
「妖精さんたちの、さぶかる」は、主人公の少女と学舎でともに学んだYが「同類誌」にのめり込み、この世界に大ブームを巻き起こす話です。 -
6月24日読了。図書館。
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[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
人類が衰退する中で同人という文化が再興したことは素晴らしいことではないだろうか。
あるいみ人生を謳歌できていると思うが、この世界ではクスノキ村は東京ビッグサイトに続く、第二の聖地ということになるのだろうか。同人の歴史には詳しくないのでご容赦を
鳥人類コンテストを開催するのはいいんだけど、安全性には気を使えよといった感じだったな。ミスターVIPには特に反省して欲しいところだが、ああいうタイプの人間は反省しないんだろうな。 -
あまり深く踏み込んでおらず単巻としては微妙だが
シリーズ中の一冊としてはこんなものか
作者の水準高さが感じられるお話 -
人類は衰退しました 6 (ガガガ文庫)
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978-4-09-451255-7 208p 2011・2・23 初版1刷
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妖精さんがいれば、退屈なんて縁がない
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イベントって楽しい!
「解☆決‼︎(横ピース)」ってね。もうわたしちゃん無敵じゃん。
人類は衰退しても、カルチャーは永遠に不滅です!