僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 93
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094513066

作品紹介・あらすじ

平凡な高校生活を送る栗原駿が唯一こだわりを持っているのは、旅行先でおいしいものを食べること。夏休みは信州を巡って地元の食を堪能することに決めたが、長野新幹線で最初に下車した軽井沢駅で二人の美少女、北見美優・宮田くれあと出会うハプニング。さらにこの二人、相当、鉄道に詳しい「鉄子」なご様子。駿は謎めいた会話や、初めて耳にするアプト式やEF63形電気機関車の説明で鉄子ワールドに翻弄され始める!人生初体験の鉄オタ女子との旅は果たしてどんな事態に!?鉄道の魅力満載の青春トラベル小説誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • 「ボーイミーツ鉄子」という帯の文句ままの内容
    「鉄子との旅」とか「鉄子と電車でGo」でも可
    鉄子という字がライトノベル題名としてはやや難だったのかしら
    主人公がちょっと弱いが展開はいかにもふつう
    もうひとつ引きが欲しいけれど巻を重ねていけば何とかなるかも

  • 古本市で購入。

  • 鉄道もの。二人の鉄子に巻き込まれる形で同行することになる主人公。軽井沢周辺を巡る旅の中で出会う光景と出来事と蘊蓄と鉄道への熱い思い。主人公もただのシロートさんではなく食べ歩きが趣味の準鉄というところがポイントかも。

    唯一の欠点はイラスト。あまりにロリ過ぎて内容との不整合が著しい。平積みすると肝心のターゲットがそっぽを向き、非ターゲットが手を伸ばすことになるだろうから、いっそイラストは無い方が良い。それではラノベのフォーマットを逸脱するというのであれば、人物ではなく風景や電車や路線図のイラストを入れたら良い。

  • 美優と宮田さんは”乗り鉄”に分類されるのかな。
    鉄道の描写はなかなかで、ちょっと旅行気分に浸れた。
    シリーズ化すると面白そう。

  • 鉄道素人の描写に失敗してる。
    主人公が乗車券のことを「きっぷ」と表記している時点で駄目だ。鉄道素人にとっては「切符」であり「キップ」であって「きっぷ」じゃないんだよ。

  •  初版第1刷読了。


     思いつくままに一人旅が好きな高校生の男の子が、旅先で出会った鉄オタ女子に振り回される珍道中モノでした。


     主人公たちが旅する地域限定で鉄道に関する知識がそこかしこに散りばめられているために、作品内で紹介されている地域に興味を持ったのは確かですが…物語の展開やキャラクターの印象としてはちょっと弱かった気がしました。


     おそらく自分が在住する地域がメインで展開されていたら評価も違っていたかもしれないなあ…なんて思った一冊でした。

  • これはあり。

  • ライトノベルを読むnot鉄オタ層をターゲットにしたと想像する。キャラクターの魅力で鉄道マニア話を読ませようとしているが、失敗している。
    一番の欠点は主人公に魅力がないこと。平々凡々、やる気も突出したところもなく、自分に言い訳をしてばかり。今の自分を良しとしている訳でもない。平凡なら平凡なりに満足してりゃいいのに、ただ惰性で流されているだけ。
    ヒロインの魅力もいまいち伝わらず。美優は主人公を強引に連れ回すし、鉄オタ話を連発。宮田さんと由佳は美人・巨乳というだけで、他に見える特徴がない。
    ヒロインが披露する鉄オタ知識がうざい自分語りに感じてしまう。優柔不断で未熟な主人公の一人称なので、勝手な言い分に「それ違うよね!?」なことを思うこともしばしば。鉄オタの人の感想も聞いてみたい。

  • 鉄道ネタ+青春の珍しいトラベル小説。
    読み終わると無性に電車で旅行に行きたくなってきた。 旅先でのボーイミーツガールって良いよね。
    今回は軽井沢や小布施など長野が舞台ですが、日本中いろんな所を旅行してほしいです。 ぜひぜひ続編希望!

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著者プロフィール

2011年、集英社より「電車で行こう!」シリーズで小説家デビューを果たす。「駅に泊まろう!」(光文社)など多数の鉄道小説を執筆中。
最近はずっと旅に出ていることが多くなり、このままだと家にいる時の方が少ないかもしれない。
「Exp」シリーズも二巻目となりました。
引き続き、よろしくお願いいたします。

「2022年 『RAIL WARS!Exp 人型重機は國鉄の夢を見るか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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