- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094513127
作品紹介・あらすじ
チョコマート篠町つづじヶ丘店。ここは女子高生である支倉こももが訳あって、店長を務めているコンビニ。クラスメイトであるこもものことが好きなぼくは、2学期からは転校することがすでに決まっている。この夏休みをどう過ごすべきか大いなる決断をすることに。ぼくは女装をしてバイトすることを決断したのだ!ちょっと興奮している。いやいやハッキリ言おう-ムラムラしていると!第5回小学館ライトノベル大賞"審査員特別賞"受賞の明坂つづり待望の新作。
感想・レビュー・書評
-
デビュー作が良かったので、作者繋がりで購入。
あー、これはダメだった。コンビニの店長をしているクラスメイト女子と仲良くなるために、女装してバイトをする主人公の話。バイト仲間は、不真面目で新人に仕事を教えようとしない、困っていても助けない、働かない喋らない。店長は人に強くものを言えない、果てはクレームを出すとダメなところだらけ。とにかく職場の仲間が働く人間として不真面目でイラッとする。仕事は真面目にやってくれないと困る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親の転勤で夏休み明けに引っ越す.
その前にクラスにいる好きな女の子が働くコンビニでバイトする事に.
女装して.
「ハッキリ言おう――ムラムラしていると!」
というわけで
女装してコンビニでバイトする少年と
女子高生コンビニ店長の少女の
ラブコメディですら無いナニカ.
それなり. -
何かと引っかかる所は幾つかあるけれど(例えば、ガッちゃんが曽我部さんの権限で馘首されないとか、一日で大量のただでさえ値段が高いパンを売り切るとか)、取りあえず、形としては綺麗な起承転結が取れているのは苦にならなかった。けれど、印象に強く残る何かが欲しいと個人的にだが思ってしまう。前作よりは取っ付きやすくある分、何とも言いにくい所だけど……。
-
ツッコミどころは多いけど、ライトノベルだからまあいいか。続巻あるのかなコレ。
起承転結はちゃんとしてるねー、設定はそれなりに作れてるねー、って感じ。キラリと光るものがマジでない。 -
引っ越ししてしまう事になったものの、
高校では誰にも惜しまれることはなく、
影の薄さに歯噛みする少年が、
引っ越す前に片恋の少女との思い出を作りたいと
彼女が働いているコンビニの求人を目にとめ、
面接に行った所店長がその少女であったと。
女性限定であることから女装してまでコンビニに入り込みますが、
終始感情を暴走させる少年を見せられ引く一方。
女装してのハプニングも無理矢理に押し進めていて、
読んでいて痛々しさしか感じません。
作者の前作のイラストが白身魚氏であり、
それに釣られて買いそうになったものの
何故か買うのを躊躇わせていたのですが、
その理由がこれであったかと。
それならばイラストを楽しむためと割り切って
『赤鬼はもう泣かない』を買っていた方が
イラスト分は払った価値があったでしょうし、
次の作品となる本書にも 手を出さずに済んでいたのかもしれません。
最近のラノベ作家は外れを引くと本当にどうしようもない
内容のものが多いです。 この作者はもう除外。 -
とっつきにくいテーマだと思うし、特に物語の序盤は痛々しい雰囲気も全開ですが。
意外に面白いと感じました。
まあ、おすすめできるものではありませんが、興味がおありでしたら、というところで。 -
コンビニコンビニした話かと思ったら、女装男子の思春期の話だったw いやほんと全くの予想外に女装男子出てきたのでびっくり。
サクサク読めてクスリできて、思った以上に爽やかな読後感w 夕凪ちゃんがへんかわいい。 -
むー、ラストだけちょっといい話だったけども、他は無理のある展開と設定ばかりで、終始もやもやしながら読んでた。
タイトルも、作品を表してるようでなんか違う。
デビュー作の赤鬼の方、買っておいてまだ読んでなかったのだが、不安になってきた……。