人類は衰退しました 7 (ガガガ文庫)

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著者 : 田中ロミオ
制作 : 戸部 淑 
  • 小学館 (2012年7月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094513530

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人類は衰退しました 7 (ガガガ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 評価:☆4.5

    愉快な妖精さんたちと絶賛衰退中の人類の物語第7弾。
    今回は、
    ・妖精さんたちの、ちいさながっこう
    ・人類流の、さえたやりかた
    の2本立て。

    前者はモンスターペアレントなどを題材にしたシニカルな物語。
    3人のオリジナリティ溢れる性格(PTA推奨語)の生徒に振り回されたり、開き直って振り回したりするわたしちゃんが可笑しかった。

    「現実」から逃げ、悲痛な叫びを上げる生徒の姿には鳥肌が立った。
    何よりも過酷なのは、人間になること。そうかもしれない。
    でもその過酷さがあるからこそ楽しいことを楽しいと感じられるんじゃないかなと思ったり。

    過去にいろいろあったわたしちゃんならではの現実的な解決法も安っぽくなくて良かった。


    後者はヒト・モニュメント計画に関わるお話なんですが・・・してやられた!って感じでしたねw
    まんまと騙されました。読み返してみるとまた面白い。
    最後のオチも秀逸だったww『なんですそれ?(笑)』

    少し妖精さん成分が少なかった気がするのが寂しかったかな。それでも十分面白かった。

  • 積んでたのようやく読了...ってもう8巻出るの?出た?の?

    モンペと学級崩壊とネグレクトな一話、数巻にわたるヒトモニュメント計画の完結と人工知能の二話。妖精さん要素は控え目ですが面白かったです。

  • 物語は二つ
    「妖精さんたちのちいさながっこう」
    「人類流の、さえたやりかた」

    一つ目のウェートがとても大きい。
    もっと掘り下げられるかと。

    二つ目は「んあ?」って首をかしげる。
    この小説でやる意味があるのか、ちょっと理解し難かった。

    アニメから気になって買ってみたけど、玉石混合の内容。

  • 「妖精さんたちの、ちいさながっこう」
    里に出来た小さな学舎。
    口で言うのは簡単だが、実行する側にしたら全く状況が違うという事が分からないのだろうか。
    どの時代にも、こんな親御さんはいるのだろうな…。

    「人類流の、さえたやりかた」
    わたしは私で、彼女もわたし。
    目が覚めたら独りだったという感覚は、言葉にし難い恐怖だろうな…。
    このお話は、最後まで一度読んだ後もう一度読むと感想が全く違うものになるだろうな。

    「春期業務報告」
    わたしの胃が痛くなるような二本立てだった。
    これから、この里はどのように復興していくのだろう…。

  • この作品、わたしちゃんが無茶ぶりを受ける様が妙に生々しくってなかなか胃が痛くなる時がある。

    今回の学校の話なんかは、「一旦文明が隔絶した世界を舞台にして、現代文明を別の視点で観てみる」側面が、社会問題的な部分にも踏み込んだあたり面白かったり。そして感動や思いやりで解決しないあたりも本作らしいなぁ。

  • 子ども達の相関図は作中で整理されずとも読めてしまったりとか、ストーリー的には少々パンチが弱い気がするけれど、「妖精さんとは何ぞや」という点においては、なかなか面白い情報がちらほらと。
    ディストピア後に生まれた子どもは、そりゃあやってられんわ。

  • 突如教師になる、里を破壊されるの2本立て。

    この時代(?)全員で集まるような子供もいませんし
    まぁこの斜に構えた体制は当然かと。
    しかしながら、それとこれとは別。
    こういう状態で壊れてもいいかと思います。
    むしろそれだけいうならば、親がつきっきりで
    どうにかするべきでは? という話。
    まぁこれ、今の親にも暴言として吐きたいですけど☆

    2話目には…だまされました。
    よくよく考えれば、ものすごく色々な個所で
    布石も違和感もあったというのに!!
    けれどやっている無茶が、当然『あれ』基準ですので
    まったく違和感が…。
    最後まで読んで、もう一回そちらで想像していくと
    ものすごくシュールです。

  • 妖精さんさんの謎にせまる?

  • 自分ってなんだろう…。

    相変わらず小説力が高い。シリーズを追うごとにオールジャンルになりつつある。コンプリート間近?

    わたしちゃんの仕事も多岐に渡る…万能公務員!

    そういえば、ここに来てイメチェンしましたな。

  • 3人の子供たちのための学校の話と、ヒト・モニュメント設置前の騒動。2話とも興味深い物語だったのだが、それとは裏腹に入り込むことができず読むのがちょっと辛かった。何が「さえたやりかた」だったのかも理解できず、まぁいいや。

  • 結局妖精さんほとんどでてこなかったなw

    前半のは、超能力というより進化かあるいは退化した別の人類なのかもしれないと思った
    子供だし
    妖精さんっぽい要素もある子供、みたいな
    最初は意味深に妖精さんによるのっとられだと思ったのになー
    新人類=妖精さんだから、世界もそんな風につくりかわってるのかしら

    この人の文は皮肉が読みやすくていい
    日本語もきれいだと思うし

    後半の、なんか「わたし」らしくない言い回しがあるなあと思ったら…
    結局妖精さんが知覚できないなら、最初からだめだめじゃね?この計画…
    後半のも含めてアニメ化は無理だな

  • 学校.少年.Y.
    知能.定義.認識.PとQとが干渉(又は認識)し合える条件.

  • ネットオフで購入して読み。


    ・「人類流の、さえたやりかた」。プチモニ登場。知性と感情をもった、人間にい人工知能が巻き起こす騒動。
    ・この巻の終わりでクスノキの里が壊滅とな。

  • ここまで7巻追ってきていますが未だにあとがきだけは読めません。

  • クスノキの里で学校をやる話と人類文化遺産のモノリスの暴走の話。
    わたしちゃんが教師役をやって生徒達を大人世代から見ていくのとか、
    コンピューターは自我を持てるのかとか。

    妖精さんの活躍はいつもより控えめ。

  • わたしちゃんとYは教師に向いてないと思う。
    ヒトモニュメント計画のモノリスくんについてふと思った、後々に電子媒体は解読できるのか。岩とか金属とか紙とかに刻んでアナログ的に残したほうがいいんじゃないかな。

  • わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。ですが最近は、クレーム受付担当の様相を呈しておりまして…。「クスノキの里に学校を!」歴史を逆再生するスローガンによってわたしに回ってきた教師役。三人の問題児は、エスカレートする保護者の要求のもとにやりたい放題!助っ人教師の皆さんの顔面にもパイの嵐で、ついにわたしも暴走!?クスノキの里、潰滅…。

  • 913.6 タ (7) 登録番号10298
    生徒リクエスト

  • 著者の小気味よい文体は、そのメルヘンな世界観とあいまって、ふわふわした話になりがちであるが、今回は社会問題とハードSFを土台にしたことで、しっかりと地に足が着いていたように思う。妖精さんがあまり登場しなかったのもある。そうなると、人退の魅力とはいったい何なのか。ふわふわしていなくてよいのか。しかしそこは、冒険譚と現実の生活とのバランスで成り立っているというしかない。中年男性だって冒険がしたいのだ。それも手軽に。日帰りバスツアーくらいな感じで。

  •  わたしちゃん学校をやらされるの巻
     謎の廃墟で逃げ回るの巻

  • 7巻読了。
    ヒトモニュメント計画完結…
    いやーSFだ!ものすごくSFです!
    そしてこの苦めの後味…たまりませんな。
    ほのぼのブラックの真骨頂。

  • 今回は2つのエピソード。
    主人公の「わたし」はあいかわらずの絶好調。
    このシリーズを読み続けているのは、彼女の考え方に魅かれている部分が多い。
    妖精さんのマイウェイも大好きだが…。

    次も是非続いてほしい。

  • 相変わらず、きっちりSFしていて感心する。こうゆうのを読むとSFというのはジャンルではなくたんに技法の一つに過ぎないのだなと思う。

  • 前半は、クスノキの里に学校ができたよ! 相変わらずシビアです。後半は、ああ、これSFだなあ……という話。

  • 徐々に衰退する人類と、代わりに台頭した妖精の奇妙な交流の話。
    だいたい。

    今回は、ストレス超能力学級と、ヒトモニュメントの暴走の話。
    衰亡していくなか、ならではの話で、舞台の扱いが上手い。
    モニュメントの話は、それはどうか、と思うところもあったが、視点が変わって面白い。

    久々だったけれど、アニメ化を機に、また何冊か続く様子。

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人類は衰退しました 7 (ガガガ文庫)の作品紹介

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の"調停官"であるわたしのお仕事。ですが最近は、クレーム受付担当の様相を呈しておりまして……。

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田中ロミオ メディアミックスプロジェクト【PROJECT ROMEO】も進行中!

人類は衰退しました 7 (ガガガ文庫)のKindle版

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