- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094513530
感想・レビュー・書評
-
問題児の先生と里の崩壊。
[ちいさながっこう]
モンペもモンチも恐ろしい。
人類はもともと超能力的力を持っていたけども、歳を得て人間になるに従ってその力を失っていくということかな?
家庭問題も「わたし」らしい〆方で終わってよかった。
[さえたやりかた]
騙されたー。
命令口調だったのは機械語で会話していたからということなのね。
理解すれば納得です。
これにてヒト・モニュメント計画は完了? -
「妖精さんたちの、ちいさながっこう」は、主人公の少女がクスノキの里の住人たちの要請を受けて学校の先生をすることになります。彼女は、三人の生徒たちのわがままと、その親たちの理不尽な要求に苦しめられます。
「人類流の、さえたやりかた」は、「わたし」が記憶をうしなってしまったところからスタートします。何者かが彼女のゆくえをさがしますが、その追跡を振り切り、彼女は物語の真実にたどり着きます。
妖精の不思議な力によって予定調和的に問題の解決にいたるふわふわした話もおもしろいのですが、今回はきっちりとした設定にもとづいて種々のネタが展開されています。その意味では、サブカルチャー的な批評性が強く感じられる内容に感じられました。 -
突如教師になる、里を破壊されるの2本立て。
この時代(?)全員で集まるような子供もいませんし
まぁこの斜に構えた体制は当然かと。
しかしながら、それとこれとは別。
こういう状態で壊れてもいいかと思います。
むしろそれだけいうならば、親がつきっきりで
どうにかするべきでは? という話。
まぁこれ、今の親にも暴言として吐きたいですけど☆
2話目には…だまされました。
よくよく考えれば、ものすごく色々な個所で
布石も違和感もあったというのに!!
けれどやっている無茶が、当然『あれ』基準ですので
まったく違和感が…。
最後まで読んで、もう一回そちらで想像していくと
ものすごくシュールです。 -
ここまで7巻追ってきていますが未だにあとがきだけは読めません。
-
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。ですが最近は、クレーム受付担当の様相を呈しておりまして…。「クスノキの里に学校を!」歴史を逆再生するスローガンによってわたしに回ってきた教師役。三人の問題児は、エスカレートする保護者の要求のもとにやりたい放題!助っ人教師の皆さんの顔面にもパイの嵐で、ついにわたしも暴走!?クスノキの里、潰滅…。
-
わたしちゃん学校をやらされるの巻
謎の廃墟で逃げ回るの巻 -
前半は、クスノキの里に学校ができたよ! 相変わらずシビアです。後半は、ああ、これSFだなあ……という話。
『人類は衰退しました』、アニメの初回を見たとき
パステルカラーの...
『人類は衰退しました』、アニメの初回を見たとき
パステルカラーの背景や、可愛らしい作画からは想像もできなかった
ちょっと毒のあるシュールな世界観に、「おお!」と唸ってしまいました。
アニメはだんだん時間を遡っていくような構成になっていましたが
原作はまた、ちょっと違うのでしょうか?
本棚に並ぶ本がとてもバラエティに富んでいてとても楽しいmikutiinokuchiさんの
本棚とレビュー、これからも楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします(*^_^*)
他は何とも言えないです。時系列に関しては詳しく考えていないので(・w・;
他は何とも言えないです。時系列に関しては詳しく考えていないので(・w・;