とある飛空士への誓約〈1〉 (ガガガ文庫)

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著者 : 犬村小六
制作 : 森沢 晴行 
  • 小学館 (2012年9月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094513646

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とある飛空士への誓約〈1〉 (ガガガ文庫)の感想・レビュー・書評

  • ああ、これはいい!
    わくわくが止まらない!

    「追憶」「恋歌」「夜想曲」と紡がれた『とある飛空士』シリーズの4作目。
    また新たな『恋と空戦』の物語の始まりに、なんとも心躍った。

    冒頭から亡国の王族の逃亡シーンがあり、それこそ追憶や恋歌を思い出して、実に飛空士シリーズらしい始まりだと思った。
    そして、集うメンバーにはその元王族だけでなく、因縁のある撃墜王同士の子供たちや、空族のスパイなどが含まれて、これからなんとも壮大な話が始まるのだなという期待感がいやがうえにも盛り上がる。

    一艘の飛行艇に乗り合わせた7人の士官候補生たちが、戦場の空を、夜の海原を、敵機の攻撃を受けながら必死で逃げ延び、さらに危険な夜間着水を実行する展開は、ページをめくる手が止められないほど、惹き込まれた。

    もちろんお約束のラッキースケベあり(笑)、ミオと清顕の痴話げんか(?)ありでコミカルの部分も楽しめた。
    早くも恋の三角関係に発展しそうな展開があって、さすがに『恋と空戦』の物語という看板に偽りなしという感じだ。

    ちなみに、元王族はすぐに誰なのか分かったけど、スパイの方は誰だろう?
    いかにも怪しそうなのは彼だけど、たぶん違うんだろうなあ。
    おそらくもっとも意外な人物、と言うことは……

    この1巻目の刊行はもう5年前なのだけど、実は完結するまで読み始めるのを待っていた。
    途中、恋歌のあの人も登場してくるらしいので、この先読み進めるのが楽しみ。

    物語の滑り出しは最高!
    さあ、次だ!

  • 不吉なものを幾つも抱えたままで開幕した第1巻

    何気ない、けれど大切な約束がこれからどんな影響を与えてしまうのか、恐ろしいけれど楽しみに読んでいこうかと思った

  • これはやばいハンパない。  
    まだ始まりの始まりだが始まりからもう緊迫する。  
    だがまだ始まったばかり。  
    ドキドキハラハラの物語。

  • レビューは3巻

  • 評価:☆4

    七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語。


    今回はシリーズの始まりって感じの巻ですね。
    それでも空戦の臨場感・緊張感は流石の一言!
    キャラも特徴あってすぐ覚えられた。
    7人の中に紛れ込んだ工作員の存在が今後この関係をどう乱していくのかが気になるところ。

    裏切り者は誰だろうな・・・疑いの目で見るとみんなそう思えてくるから分からんw
    この感覚は六花の勇者を読んでるときのものに通ずるものがある。

    「たとえ敵味方に別れようと、我々は憎み合うことはない。友情は永遠だ」

  • 新しいシリーズ、楽しみ。

  • 休み中にいつも行かない図書館へ行き、とある飛空士シリーズの続編を借りてきました。
    いつも続きと言いながら、続きなのかよくわからない…(苦笑)。
    世界観が同じなのは確かですけど。

    このシリーズは切なくなるのは決まっていますが、始まりからしてなんか物語ってますね。
    7人のうち、2人の裏切者と言われる存在。
    それにシルヴァニア王家の継承者とウラノス工作員であるハチドリの存在。
    …あれ、こう並べてみると、この2人ってイコールなのかしら…読んでる時は全然気づいてなかったけど。

    素直に読むと、シルヴァニア王家の継承者はミオで、ハチドリはバルタザールなのかな?と思うけど、そんなに単純でもないのかなぁ…。
    流石に、坂上とイリアは除外して良いとは思うけど。
    この二人は、父の因縁だけで十分お話になるので。
    なんか予知夢めいたものまで見ているし…。

    1巻だけでも結構な死線を潜り抜けて、またこの7人に行動することがあるのかな?という感じだけど、伏線いっぱいで、この先も楽しみです。

    しかし坂上が怒ってるミオと話している口調(特に「きみ」と呼んでいるあたり)は、カルエルを思い出すなぁ。

  • 以前に追憶を読んで面白かった印象があり、シリーズ最新作ということで本屋で見かけて購入。小説は読み直すのがしんどいけどこれは苦にならず、ライトノベルもたまにはいいなと思った。最新刊に期待。

  • 行き当たりばったりなラノベが多い中、きっちりと結末を決めてそれに向かって物語を進めている本作品。
    最後は悲劇になるんだよ~と言った感じが所々に散りばめられていますが、他の飛空士シリーズ同様に泣かされちゃうんでしょうね。
    それぞれが表紙で7巻構成かな?と予想されますが今後も楽しみです。

  • この中に二人、裏切り者がいるな展開で始まりましたが、いきなり激しい戦いの様相でした。固く結ばれたと思われた7人の絆と、誓約。それが一体どうなるのか。

  • 飛空士シリーズ、まだ出るとは思ってなかった。
    著者コメントから推測すると、「恋歌」も関わってくるのかな。
    飛空士では恋歌の終わり方にはもやっとしていたので、誓約でハッピーエンドになってくれるならと期待してしまう。

    今回の誓約ではメインが7人いるので、7巻まで出るのかなぁとか思ったり。
    そうなると、恋歌よりも長くなりますね。
    表紙イラストから考えると、ヒロインは?
    でも本編読むとあれ?
    となって、続きの巻が気になります。

  • 7人の士官候補生が主人公の長編の1巻.恋歌シリーズでは3巻くらいからようやくエンジンがかかり始めたことから,この誓約シリーズも1巻はまだ準備巻かと思いきや,全くそんなことはなし.7人がそれぞれの技術と知恵を出し合い,何度も迎えるピンチをギリギリ脱出していくという怒濤の展開.特にラストの盛り上げ方は,他の飛行機系ラノベとは一線を画す一風変わったクライマックス.さすが.
    冒頭でいきなり「5人の英雄と2人と裏切りもの」と煽っているけど,それ以外にもいろいろな伏線を貼っており,次巻以降も非常に楽しみ.

  • 最悪の状況をこれでもかと重ねてぶつけてくる。予想していたとはいえ思わず呻いた。
    ハチドリは誰か。
    スパイは誰か。
    このテーマは例えばアガサ・クリスティの「NかMか」でも扱われた、ミステリ色の強いテーマだけど、ハチドリの正体が明らかになった時、ミステリ色の強い展開だったなと思えれば最高の出来になるのだが……。
    それにしてもシリーズ最長、恋歌より長くなるってちょっと想像がつかないな。

    ミリタリ的には夜想曲でいったん潰えた旋回機銃への回帰、かな(笑)。

  • ハチドリは誰なのだろう……と、気になる。
    あの方だとあまりにもそれっぽすぎるから、違うのかなーと勝手に考えてみたり。でも、王道で行くのかな?

  • もしかしたらシリーズで一番好きな作品かもしれない。今までは飛行機乗りということで編隊を組むことはあっても基本的には1人か、複座で2人だった。でも今回は飛空艇でチームが一蓮托生でやりとりも濃密。ミステリー要素も有り。

    ただ高貴な身分の人が落ちぶれてというモチーフをまた使ったのはワンパターンだなという感想。

  • 空戦の面白さはもう折り紙付きですねー。ちょっとご都合主義っぽい強さだったけど、それが全然嫌味じゃ無いので読み続けるのが楽しいです。

  • 相変わらず密度の濃い読書だった

  • まだ1巻ながらすでに傑作の予感ただよう飛空士シリーズ最新作。
    追憶から読んでいるためか空戦の描写が分かりやすく感じました。 もちろんこの誓約から入っても全然OK! 恋愛パートも含めていわゆる王道なのでぜひ。
    また今回はいつもの恋+空戦に加え、ミステリー要素もあるところが良いなぁと。 はやくも2巻目が待ち遠しいです。

  • とりあえずの序章が終了。
    空戦は相変わらずあつい。

    ただただ今後の展開が楽しみ。

  • シリーズ最長になりそうとのことだけど、全何巻だろう。希望としては8巻。1~7巻でそれぞれ表紙、最後は集合写真がいいな。ガガガは男ピン表紙がダメとかないよね?何にせよ2、3年以上のシリーズになりそうですが、今からワクワクです。

    それにしても、わりと非の打ちどころのない感じで、何と言っていいのやら。全体的にベタな王道展開だと思うけど、その王道のど真ん中を堂々と歩いて行ったそんなイメージ。

    何が凄いって、クライマックスのとこ。なんだよ「夜間着水」って。
    飛空士シリーズと言えば空戦で、もちろんこの作品も主人公たちの飛空艇VS敵の戦闘機の描写は手に汗握るものでしたし、それはこれまでのシリーズでも変わらない。

    最後は、派手な空戦で盛り上げることも出来たでしょうけど、敢えて(映像としては)地味な着水でハイライトを飾ったのは、これはもう拍手喝采です。
    これ、例えばシリーズ一作目の「追憶」で、シャルルは困難な夜間着水を成し遂げたのだ!とかだったら全然盛り上がらなかったと思うんです。あれは何とかターンで良かった。
    シリーズの積み重ねの中で、我々も無意識のうちに作者の飛空技術に関する知識を吸収していて、「夜間着水が非常に困難な芸当であること」をすんなりと受け入れられたんだと思います。
    だからこそ、その困難な状況に仲間が力を合わせて立ち向かうという感動に浸ることが出来たんじゃないかな。

    1巻でありながら、早くもシリーズものの醍醐味を醸し出しています。

  • 空戦と友情と恋。
    このシリーズの問題は七巻まで続かないとカバー飾れない悲惨な方出ることだ

  • 恋と空戦の物語
    「飛空士」シリーズの最新作

    今回の舞台は、空の一族が傭兵として兵力を投入した共同体の国々と
    主人公たちの和と洋の二国が結託した同盟軍との戦い

    自国の士官学校で腕を磨いた主人公は
    より高いレベルの学校に編入することになり
    華々しい親善艦隊の一員として
    大瀑布の向こうの同盟国へと向かった
    だがその途中で空の一族の大艦隊とぶつかり
    親善艦隊はあえなく撃沈
    主人公ら7人の士官候補生を乗せた飛空艇は単機適中突破行を
    敢行しなければならなくなったのだった——





    これまでは、飛空機による軽快なドッグファイトが見せ場だったのに対し
    この巻では、主人公たち7人がそれぞれ役割を分担しての
    飛空艇での戦いになって
    今までとは違った緊張感が味わえた

    鈍重な飛空艇が、身軽な飛空機に追い回される様はやはりヒヤヒヤしたし
    コクピットの操縦士以外の5人がそれぞれ機銃を撃つのにはテンションが上がった!
    なんというか…一体感?

    編隊行動とか、じゃっかん死亡フラグなことが多いけれど好き
    一糸乱れぬ動きなんかは鳥肌が立つ
    そこに込められた決意とか
    一本の盾となり槍となる姿とか

    序章の通り
    7人の中には裏切り者もいるようだし
    ハラハラが止まりません

    どんな悲劇が彼らを待ち受けているのか…
    目が離せない

  • お気に入りの飛空士シリーズの最新刊という事でプライオリティを上げて読みました。まだ出だしの状態だったが、プロローグで7人の主人公の内5人が英雄、2人が裏切り者と述べてあり、これは色々な人間模様が交錯する物語になるだろうと思います。今回は3名の絡みがメインでしたが、中々面白かった。次回作も首を長くして待とうと思います。(これ以上書くとネタバレが多くなって面白みがなくなるので省きます)

  • 傑作の香りがぷんぷんと…!

    とある飛空士シリーズの第4段。
    いつまで引っ張るんだ…と思いながらも手を出し読んでみると、やはり面白い。

    今回の主役はいくつかの国々から集まった7人の学生たち。
    それぞれがそれぞれの事情と思いを抱え、1機の飛空艇に乗り込みます。
    7人もいるとなかなか覚えきれないな…と思ったのも最初だけ、しっかりとキャラがたっており、混乱するようなことはありません。
    今のとこのお気に入りはバルタザール。
    彼のリーダーシップとプライドは見事。

    また、同シリーズ特有の緊張感溢れる展開は健在。
    足の遅い飛空艇で敵の戦闘機との戦闘シーンや巨大積乱雲との遭遇シーンなどは相変わらず息が詰まります。
    そして、そうした試練を乗り越えた先に芽生えた彼ら7人の友情。
    7人の中には敵国のスパイや滅亡した王家の生き残りが混ざっていますが(読者もそれが誰かわからない)、この友情はきっと世界を変えるのでしょう。

    シリーズ最大規模で展開される「とある飛空士への誓約」。
    注目です。

  • 飛空士シリーズの新シリーズですね。
    個人的には恋歌より好きな感じです。

    たぶんキャラでしょうか。
    展開はいつも通りで飽きてしまいそうなくらい
    お約束をなぞっていますが、
    ちゃんと工夫はされているしやっぱり読みやすい。
    空戦は見ごたえがあるし、キャラの個性が豊か。
    キャラは個性ありすぎて逆に薄っぺらく感じるとこもありますが、
    この作者なんで、各人バックボーンはあるのでしょう。

    今回は叙述トリックといいますか、スパイを伏せて話を進めているので、
    それを予想しながら読むのがなかなか楽しいですw
    普通に定番の感じだとあいつかあの人なんだけど、
    裏かいてあの子なんじゃないかなぁ…とか。
    で、シルヴァニアの子がこっちで、
    でももしかしたらそれはミスリードで…とかww

    考えながら読むタイプの自分にはなかなか楽しい1巻でした。
    内容も素晴らしかった。かなり好き。。

    次巻が楽しみですね。

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とある飛空士への誓約〈1〉 (ガガガ文庫)の作品紹介

四千もの島嶼が大瀑布を挟んで存在する「多島海」。ハイデラバード連合共同体、セントヴォルト帝国、秋津連邦、三つの大国が覇権を争うこの海を、七人の少年少女の操縦する大型飛空艇が親善飛行していた。いずれもその突出した才を認められた士官候補生たちだったが、「空の一族」の強襲に、名も知れぬ島への不時着を余儀なくされる。脱出のために協力する七人。しかしそこには裏切り者が潜んでいて-。空戦ファンタジーの金字塔!「飛空士」新シリーズ、史上空前の規模でついに始動!!七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語。

とある飛空士への誓約〈1〉 (ガガガ文庫)のKindle版

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