俺、ツインテールになります。 (3) (ガガガ文庫 み 7-3)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094513981

作品紹介・あらすじ

ついに姿を現した闇の処刑人・ダークグラスパー。強力な属性である眼鏡属性から作られた『グラスギア』を身にまとうのは人間の少女だった。「愛香はさておき、俺は人間を相手に本気で戦えるのか?」思い悩む総二をよそに、ダークグラスパーは恐るべき作戦を着々と進行させていく…。一方、新たにツインテイルズのメンバーとなった神堂慧理那は、ヒーローとしての活動に夢中になるあまり従来の生活サイクルが崩壊。見かねた慧理那の母親が、18歳で結婚しなければならないという神堂家の掟にならい、娘の婿探しを始めたことから思わぬ事態に。

感想・レビュー・書評

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  • キャラクタは良いけれどもうひとつここを主張したいというめりはりない作品
    燃えるところと笑えるところの山谷なだらか

  •  前回までのツインテイルズ。
     恐るべき力を誇ったふたりの幹部をテイルイエローの参戦により倒すことに成功したテイルレッドたち。
     だが、そこに黒い衣をまとう謎の少女が現れる。敵か味方か。敵ならば戦うしかないのか。初めての「対人」に戸惑う総二だった。

     ダークグラスパーを破ったのは、いつか来ると思っていました。合体技。
     実際のところは、テイルレッド曰く「なんかごちゃごちゃしてる」そうですが、そんなもんです。ヒーローの合体武装なんて。そこにカッコヨサがあるのですよ。
     さて、今回は前半は会長の母親とのツインテール談義から始まってサブイベントを挟んでからダーク・グラスパーとの対決となったのですが、戦隊モノのお約束を悪意なくテイルレッドが破ったことで勝てました。
     しかし、それが第二の悲劇を生むとはだれも予想できなかった……。ツインテール系男子、総二の戦いは続く。

  • やっていることはしょうもないけど相変わらずの熱量がすごい

  • 強敵登場.
    そしてソイツはビッチと同じ世界の出身だった.
    そんな感じで3冊目.
    深く考えては駄目だ.
    頭を空っぽにして読むんだ.
    熱血の赤,モデル:ビーストな青,お色気担当の黄.
    後はアレだね.緑と白かな?戦隊的に.
    黒は敵になってるからなぁ….
    友軍の前でエロゲーをプレイさせるとかものすごい刑罰だろ.
    怖いわー.

  • 文学属性に敵だけど共感してしまった…紙媒体の本こそ本です。良い感じに話が進んでて面白いし続きが気になる。メガ・ネが良いキャラしてる!

  • ダークグラスパーとイエロー&桜川尊で、対比になっているかと。露出狂で、自分のプロファイルを相手にねじ込みたがるところとか。律儀に設定イラストを起こすところが好感もてます。が、イラスト担当は大変ですよね。

  • 相変わらずのノリで変態ばっかりである。慧理那がヒーロー好きな設定なので、特撮とか好きだと無駄にテンション上がるから困る。

  • 今回もアツい変態さん達ですわー(褒め言葉)。敵も味方もぶっ飛んでるからツインテール属性のみの総二がまともに見えてくる私はもうダメだと思う。あ、ブルーの属性は貧乳じゃなくて狂戦士で。バトルの方は皆の力を合わせた大技が。フュージョニックバスターの設定資料、はよ。

  • 『たわけ、日常シーンを疎かにし結果を急ぐなど、畜生の所行ぞ!!』というセリフが出てくるだけあって、まったく失速していない日常のギャグに今回も盛大に笑わせてもらった。クマの姿を下エレメリアンなんだから畜生じゃねぇか、と思ったらその後の文で出てきた「畜生」に「クマ」ってルビ振ってあってやられた。あなたがネ申か。
     トゥアールがどこぞの這い寄る混沌に似てきたと思ったら帯コメは万太先生じゃないですか! 
     アイカカタメールとか作っちゃうあたり、トゥアールさん、愛香を完全に害虫扱いしてるwww 
     愛香の欧米での二つ名がやばい。デビルツインテールとかどういうことなの?ww 映画化でムキムキのアクション俳優(男)がテイルブルーを演じるとか、そりゃそうなるだろうけど酷すぎてやばい。ツインテールを象った照明をビルに照射すると参上するとかどこのバットマンだよwww しかもその照明って作者のツイッターアイコンみたいな感じなんでしょ? ネタが丁寧過ぎる。ネットを使ったネタってこうやるのか、って思った。ホントに改めて他のパロディもののラノベとは一線を画するパロの技巧に唸らされる。愛香が壁殴り感覚で電柱を蹴ってたのもとらドラ!のパロディだと思うんだけどどうなのかな?
     モンスター扱いされても乙女な部分がブレない愛香が本当にかわいい。レッドがツインテールの乱れは心の乱れとか言いながらブルーのツインテールを手櫛で整えるシーンとか本当に……。ギャップの属性力が相当強いとお見受けする! 
     一方の会長も変身後の巨乳を横アングルで捉えたイラストが入っていたり、首輪をつけてもらいたがるとかエロ本を買いに行くとか、いたれりつくせり過ぎる。
     会長がツインテールを解いて現れたときの総二の絶望のしようで笑わせて、その後に会長の母親に物申すシーンを持ってくるこの落差もよく計算されていて実に格好良かった。あれはホレてまうやろー。ホントに少女漫画の世界ですわ。
     それにしても、イラスト初公開となる会長の母親の和服ツインテールは圧巻だったな。あの人が同級生に首輪を付けてくれるよう懇願するとか、それだけでご飯三杯いけるでしょう! 是非、総二と会長の母親同士の過去話もいつか読んでみたい。
     ニャル子さんが仮面ライダーに重点を置いた特撮パロなら、こっちは戦隊に重点を置いたパロという路線がかなり定まってきた気がする。
     このシリーズの課題はイースナに如何にしてもっと魅力を持たせるかだな-。役割がおいしすぎるのに魅力がいまひとつで、完全に喰われてるんだよなぁ。
     本作は買ってきたその日に積みもせず読み始めたから、自分は本当にこのシリーズが好きなんだと思う。次巻が今から楽しみ。

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