やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8 (ガガガ文庫)

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著者 : 渡航
制作 : ぽんかん(8) 
  • 小学館 (2013年11月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094514513

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8 (ガガガ文庫)の感想・レビュー・書評

  •  7巻ラストの雰囲気を引継ぐ本巻は全編に渡り、特に材木座の登場まで、重苦しいムードで展開する。そして内向的な自己語りの叙述手法が、その重苦しさを倍増させる。
     その重苦しさの極致が「自意識の化物」「理性の化物」という陽乃の八幡評であるが、これが余りに的確すぎて退いてしまう程だ。

     ところで、葉山の八幡に対する振舞いは嫉妬と羨望とがない交ぜとなった複雑なもの。雪乃の陽乃への態度もそれに似たものか?。

     さて、3巻位で垣間見られたキャラ間の心のすれ違い・葛藤がやっとメインテーマに据えられてきた。従前、八幡は雪乃と正面から向き合ってはいない本作だが、それがようやく打ち破られそうな予感。
     八幡、葉山、雪乃、陽乃らの過去のシチュエーションが垣間見られた本巻は終わりの始まりと言ってよいのだろうか?。
     陣痛、産みの苦しみ、あるいは、大人への脱皮という意味では本巻の如き苦闘は避けて通れないと思う。

     ところで、本作、とても高校生の物語とは思えない。キャラを20代後半で話を展開しても十分通用するような…。

  • 図書館で。続けて読んでいるから大分どの巻がドレだったかわからなくなってきてますが確か生徒会戦のハズ。そしていろはす登場。

    生徒会長ってそんな地味な感じの選挙だったかな~とか思ったり思わなかったり。高校になるとそんな感じなのか。まあ人気投票っていうのはあながち間違って無いのかもしれないけれども。冒頭の間違いをやり直せるなら…という文章が前の巻の出来事かと思ったらこの巻の事だったのはちょっと面白かった。そして相変わらず小町ちゃん大活躍。

    そしてこれってなんて言うのか色々と生徒に押し付けて良い問題なのか?と思ったりもする。まあ教師が解決する問題でも無いのかもしれないけど。奉仕部ってもっとこう地道な力仕事とかそう言う依頼の方が多そうだけど周知度が足りないんだな、ウン。

  • 修学旅行後、から生徒会役員選挙。
    比企谷くんがちょっと改めた、かなー
    でもすれ違ってる、のかなー
    人と理解し合うのって難しい。

  • 一色いろはが奉仕部に「生徒会選挙で恥をかくことなく落選させて欲しい」という依頼を持ち込む。八幡はまたしても自分が犠牲になる方法を選択しようとしたが、それを機に奉仕部の面々は分裂してしまう。
    喧嘩していた小町にどうすればよいか相談し、八幡はなんとか奉仕部を守ろうとする。
    しかし、彼が犠牲にならない手段をとったものの、またしても彼は間違えてしまうのだった。

    「俺の世界には俺しかいない。俺が直面する出来事にはいつも俺しかいなかった。」
    自分の世界の中に他人が介入することを拒み、恐れている。
    ひとりでいるということは、介入から逃れる手段であり、臆病さ故なのかもしれない。

  • 『君はまるで理性の化け物だね』
    (p147「⑤最後まで、葉山隼人には理解できない。」)
      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    修学旅行の一件から、奉仕部の面々には微妙な距離感が生まれていた。
    それはきっと、八幡のとる「解決法」の本質に、
    皆と彼自身が気づいてしまったから。

    新たに持ち込まれた生徒会長選挙にかかわる依頼にも、
    奉仕部3人はお互いのやり方を認められずに、三者三様の解決法を探り始める。

    互いを「思いやる」がゆえの孤独の中で、
    彼ら彼女らは何を目指すのか。

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    この作品の魅力は、それこそ数えきれないくらいにあると思いますが、
    そのうちの一つに、
    依頼=問題の本質をどう捉えるか、ということがあるのではないでしょうか。

    本質を認識したうえで、論理的に解決の道を探っていく
    …という一見、正しい方法であっても、
    「認識」にも「論理」にも、その人なりの癖が出てしまうし、
    また、本質以外の部分を削ぎ落してしまうがゆえに、
    だいじなところを見落としてしまうこともある…。

    でもそれを失敗とか「間違い」と断言してしまうのは、
    あまりにも酷なことでもあるような。

    ちなみにこの巻で本格的に登場する一色いろはは、
    材木座先生や相模委員長に続いて、
    個人的にお気に入りのキャラですね!
     それではっ

  • ついに俺ガイルの続きを、順番待ちでゲット。区立図書館にもあるんだよ。だいぶ間があいたから、忘れぎみだな~と心配しつつ、、、最初から暗い!ネガティブ!裏読みしすぎ!こんなに鬱々した話だったっけ。夏目漱石の私小説みたいになってきた。どんづまりの八幡に雪ノ下の決定的な一言「わかるものだとばかり、思っていたのね・・・」。そしてゆきのん/ガハマさんを抑えて、一番人気美少女「一色いろは」登場。なるほど、葉山町の一色海岸は上位カーストってことね。なぜこの嫌われ度100%の打算的アイドル役が一番人気なのか。やはり俺の青春シリアスはまちがっている⑨に続く。

  • 生徒会長選挙の巻。俺ガイルの隠れ人気キャラ、「いろはす」こと一色いろはが本格的にヒッキーに絡み始めた。雪乃やガハマさんが出馬する展開も見てみたかったな。

  • 依頼した本人に翻意させたってのは、初めてじゃないかなと思ったり、あれ?いろはすって前にも出てたんだっけと思ったり、いろいろ、インターバル長めで読んでると記憶が曖昧だったり何だっけソレと思ったり大変である。
    こういうのって、理想的には、完結してから一気読みなんだろうけれど、状況を選ぶよなぁ、その読み方。

  • 人生初の試みとして、「あとがき」から読んでみた。

    テーマは「嘘」か・・・八幡がどんな嘘をつくのかと読み進めていくと、、嘘をつくのは、雪ノ下か。

    面白い。このシリーズは、続きが読みたくなるな

  • 今巻のすごいところは
    読者にもしかしたら一番よい選択肢があるんじゃないか。
    それを選べば主人公たちはみんなハッピーじゃないかと気づかせる構成にあると思う。

    でも、それを今のメンバは絶対に選ばない。
    それぞれのキャラの思いがわかるだけにせつない。

  • 正直、前巻で比企谷のやったことがどうしてダメなのか分からなかったんだけど、今巻で葉山くんの取った行動を見て理解できたような気がします。もし自分の友人が誰かを庇うためにわざと悪役を演じたら、そこにどんな目的があったにしても良い気分にはなれないですよね……。
    今回はいつもの解決方法と違ったし一件落着!かと思いきや……次巻を早く読まねばなのです。
    由比ヶ浜ちゃんや雪ノ下さんのことを、素敵な女の子、と語る比企谷くんに涙が出ました。

  • 生徒会長選挙やるだけで、なんでこんな盛り上がるのか。

  • 友もなく、彼女もなく、孤高の学園生活を送る少年達の残念な物語の第9弾。
    生徒会選挙の問題が、奉仕部に持ち込まれ、3人別々に解決を図る。
    そんな中、部活に対する気持ちに気づき始めて…。

    完成度の高い巻だと思いますが、これくらいの展開は想定内、むしろシリアス面が強く出すぎて、ギャグ成分が不足しているように感じました。
    いつもぶち壊してくれる材木座も活躍してしまったし…。
    7巻のレビューでも書いたけど、八幡が普通に出かけて、会話しているのでぼっち要素がなんか見えづらくなっているような…。
    思考はぼっちそのものかもしれませんけどね。
    バランスを取るのって難しいですね。

  • 痛く胸に文章が突き刺さってくる。何これ、デシャヴ?……八幡の出す結論とすれ違うヒロインたち。決着はつくのだろうか。いづれは。

  • 今まで自分を犠牲にするやり方しかできなかった八幡も今回は違うやり方で日常を守った。方法はあれだけど...

  • 自意識の化物を心に飼っている現代人は何人いるんだろうか。大半が幼い頃に寄生されて、高校時代に目を覚ますんだろうな、とか思いながら、自分にも当てはめながら読んだ。
    やはり渡航さんの文書はすごい。情景がすごく伝わる。ラノベっぽい書き方と言われるかもしらんが、これでいい。この物語だから許される。
    内容は、いつも通りの八幡。前とは何かが変わってしまった、周りが変わってしまった、八幡。そんな物語。久しぶりに読んだけど3時間くらいで読み切れてしまう。
    どこまで続くのやら。

  • そろそろ現状を打破するのか、そのまま進むのか。

  • 何を以て問題が解決されたと見なせるのかは人によって違うということ、最適解が何かを見定めることは難しいと言うこと

  • ちょ、陽乃さん怖い怖い。そして材木座が無駄にカッコいい。しかしもう青春でもラブコメでもないよね、これ。
    雪ノ下からすると八幡の行動に思うところもあるようだけどひとまずはこれで良かったかと。

    「雪ノ下さんが会長になってくれたらなって。で、もっと言うと、由比ヶ浜さんが副会長。それから……比企谷くんは庶務っ!」
    めぐり先輩の言うそんな未来も見てみたい。

  • 目に違和感がありつつも、おもしろくてすぐ読了。今までで一番好きかも~と思うのは、電子書籍で読んだからか、比企谷の心情が切なかったからか。相変わらずのぼっち論は切れがあって、あーわかるわかると心が痛い。添え物で一緒いるときの身の振り方とか、ホント困ります。雪乃と陽乃と葉山の幼なじみの関係が未だにわからないままなので、もうそろそろ知りないなあ。9巻がでるのはまだ先だと思いますが、次も楽しみにしています。

  • 8冊目.
    修学旅行から戻ってギスギスしている奉仕部.
    そんな中,生徒会選挙関連の依頼が静ちゃんから.

    今回も八幡がダークですね.
    そして新キャラの一色ちゃん.
    なんだろう,このシリーズって腹黒い女子が多いよな.
    いや,俺が今まで気づいてなかっただけか.
    今回は出番少なかったけど戸塚可愛い.

    で,スクールカーストの頂点集団に君臨する葉山と
    最底辺の住人である八幡の共通点?がちょっと明らかに.

    果たして彼が守りたかったものとは・・・.

    続きも楽しみだー.

  • 7巻から続いていた問題は解消されたんだろうか?
    解消されたとしても新たなる問題が持ち上がって後々遺恨を残しそうな感じでもあるけど。
    そのあたりはどうなんだろうか……。
    個人的にはとりあえず、ここで今までの話には一区切り付けてもらって、心機一転新たな出発をとかを期待したいところですけど。
    まあ、そういう話でもなかったりもするんだよなあ……。
    このままだと、あと数巻で終わっちゃう感じもしなくもないですが。
    アニメ2期分頑張って欲しいなあとか(w

  • とても面白かった。ぬるま湯のような関係が嫌なのに結局守ったものがぬるま湯のような関係だったというのが、皮肉がきいている。今回はただの自己犠牲で解決しなくて本当によかった。にしても、自己犠牲ではなくて考えた上での最良の結果と八幡は言うけれど、端から見たらただの自己犠牲でしかない。やはりそうしておきたいのはぼっちとしてのプライドがあるからか。そろそろ雪乃と陽乃の確執について言及してほしい。

  • 本当に彼の青春ラブコメは、どうしようもなく間違っている。

    http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/34964676.html

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