やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫 わ 3-16)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094515237

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  • 小ネタの章。太宰治「人間失格」と同じく3つの手記が挿入されている。手記の書き手は、主人公大庭葉蔵と同じく道化を演じている葉山だよね。見つけて欲しかったつーても、八幡が見つけなくても、ゆきのんは知ってたんでしょ。葉山「・・気づいてないのか?」、陽乃「何も変わってない」、ゆきのんの真実ってなんなのか?ここまで引っぱるってことは、余命3ヶ月とかだったらどうしよう。ま、それはともかく、大切な真実は何度でも言おう、チーくん。三浦が由比ヶ浜を、由比ヶ浜が雪ノ下を、雪ノ下が陽乃姉さんを導くのだ。ゆえに、だから、やはり君の性格リア充はまちがっている。

  • 相変わらずモテモテハーレムな比企谷八幡。
    リア充ナンバーワンは、八幡だろう。

    文理選択とか恋愛にそんなに影響するかな?まぁクラス分けとかが、あるにはあるけど。
    おなじ文系(もしくは理系)に進んだとしても、同じクラスになるとは限らないし。

    そんなくだらない話の中に深い話が挟まってる。著者の言いたい話はその深い方だろう。

    カレーの中に林檎と蜂蜜・おしるこの中に少しの塩・スイカに塩・酢豚の中にイチゴジャム。
    くだらない話の中に深い話。これがこのシリーズの不思議な魅力の正体だろう。

    このシリーズも終わりが近い。どのように着地させるのか早く見てみたい。

  • アニメ二期を見てから読んだので筋書きは知ってるけども、やっぱりアニメより肉付け的な話が多くて読み応えあった。

    進路選択は高校生の一大イベントでありますね。

  • ディズニーランド。葉山の科目選択。マラソン大会。

  • 次は進路選択についての相談。
    すっかりいろはすが奉仕部に入り浸ってて面白い。

    ヒール役を演じる八幡が今回も格好良い。
    文字通り体を張ります。
    ハヤ×ハチはアリだと思います!

    かなり雪乃も丸くなって来てはいるが、隼人や陽乃さんの言葉を聞く感じだと、必ずしもいいことでは無いんだよなぁと。

  • 年末年始、マラソン大会、進路選択。お互いに意識しながら決して歩み寄ることはない八幡と隼人をめぐる物語。一色がどんどん成長していく。陽乃と隼人の雪乃に関する意見が気になる。しかしどう見ても、八幡は既にぼっちではない。

  • 今まで以上に日常。
    それも変わりゆく兆しをみせる日常。
    結局は、何も変わらないのかなと油断させるふりに見えて次回の期待が高まる。

  • 最後の方はなかなかワクワクしたけれど、それまでの部分はどうにも中身が薄いように感じてしまう。

  • 選ばない男、葉山にスポットを当てつつキャラの深みも増してきました第10巻。3つの手記は葉山→八幡→陽乃の独白じゃないかと何となく予想してみる。
    乙女モード全開のあーしさんと211pの挿絵ときたら……戸塚がもう女の子にしか見えないのは自分だけか。あとメガネをかけたゆきのんの挿絵がなかったのは残念。

  • 相変わらずメインの話の内容は重いが、面白い。
    葉山隼人、雪ノ下雪乃の人となりについて一歩踏み込んだ話になっていて、2人の闇が垣間見えたようだが、まだまだ謎が多い。
    高校時に文理選択をした時は、八幡のように消去法だったが、その考え方一つで、ドラマが生まれるもんだなあ。と感心。

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