だがしかし もうひとつの夏休み (ガガガ文庫 あ 12-1)

著者 : 逢空万太

• 小学館 (2015年12月18日発売)

作品紹介・あらすじ

大人気駄菓子漫画をノベライズ！

ここは、とある田舎町。特に観光地があるわけでもなく人口も少ないこの辺境の地に、都会からひとりの少女がやって来た。その子は大手菓子会社の社長令嬢で、胸が大きくて、そして、駄菓子マニア……。駄菓子屋の息子ココノツと、駄菓子大好き美少女ほたるが織りなす「おかし」な夏休み。うまい棒、ブタメン、ポテトフライにフエラムネ……などなど、おなじみの駄菓子をネタに繰り広げられる新感覚駄菓子コメディー！ ブタメンを博多流バリカタで！ 魚沼産特A級ランクのコシヒカリに合う駄菓子とは？ デッドストックのプレミア付きプラモで一攫千金！？ 今年の夏は、いつもと違う予感……。

コミックス3巻累計65万部突破！
アニメ化も決定した、少年サンデー連載中の大人気駄菓子漫画『だがしかし』を、『這いよれ！ニャル子さん』『出番ですよ！カグヤさま』の逢空万太がオリジナルストーリーでノベライズ！

TVアニメ『だがしかし』は、2016年1月よりTBS、BS-TBSにて放送開始予定！

感想・レビュー・書評

[永杜さんの感想 · 2018年4月24日]

とある田舎町の駄菓子屋の息子、幼馴染の兄妹と
都会からやってきた女の子、の夏休み風景。

原作の漫画があるようで、盛り上がりのある話は
多分そちらをどうぞ、という事なのかと。
夏休みの、何気ない日常だけがつづられています。
ここまで駄菓子に情熱を注いでいるのが
日常かと言われると謎ですが。

決められた金額で買うお菓子、というのが
確かに魅力的でした。
大人になってたくさん帰る事は、確かに嬉しいです。
あの時とはまた違った楽しみになりますが
計算しつくして買っていく、というのも
また楽しかったのは確かです。

昔買っていた駄菓子なんかがでてきて
懐かしい感じで読めました。
が、お話としては面白いかと言われると微妙です。
単品ではなく、漫画と一緒に読むのが一番かと。

[yumarbさんの感想 · 2016年9月4日]

語り手はココノツとサヤちゃん。特にこの二人は読む前とは結構印象が変わりました。漫画では見えない心中ではそんなこと思ってたのか、と。正直別人じゃないかとも思えるくらい。まぁ、読まなくてもいいけど、って作品。実は最後に「なかったことにしてもいいよ」という助言が。

[palebluedotさんの感想 · 2016年3月4日]

原作の再現度高くて良い。読感は原作コミック読んでるときと全く同じですよ。すばらしい。

[だださんの感想 · 2016年3月2日]

これは、意外に面白いぞ！
原作コミックは7ページで1エピソードだが、ノベライズになると十分なページ数があるので、描写が細かくなりエピソードもふくらむ。原作どころかアニメ以上に物語に厚みが出て面白さも増している。

著者プロフィール

第１回GA文庫大賞で優秀賞を受賞し、『這いよれ!ニャル子さん』でデビュー。

「2017年 『ヒーローお兄ちゃんとラスボス妹 抜剣！セイケンザー』 で使われていた紹介文から引用しています。」