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- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094516142
感想・レビュー・書評
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SFは常に新しいことをしなければならないわりには普通のライトノベルなスポーツバトルもの
主人公の高いところからの描きかたや
個人でなくチームバトルであるなどの細部の描写はさすがによくできているが
『BEATLESS』と対比だからか
この作品設定を使って次に面白さが拓いていくようなところは感じない
『円環少女』はそう振り返ると奇跡の調製だったのか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ごっっっっっっっっっつエンタメしてた!!!!!やっぱり長谷敏司先生なんだよなぁ!!!!天才の弟と彼に追いつこうともがく兄の物語というだけでたまらん。ストライクフォールの設定は軍事と科学のきな臭さを背景にしつつも体温を代償にトンデモ効果を発揮するオーバーテクノロジー<チル・ウエポン>により人死にのない競技というのがまた楽しい。広大な空間での超速戦闘、泥の設定、三分間の熱透析など熱いSF要素が作者自身語るように思いきり詰め込まれてオイシイし、鷹森兄弟の関係やヒロインの関係も漏れなく詰まっていて読み応えバツグンだ。