妖姫のおとむらい (ガガガ文庫)

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著者 :
  • 小学館 (2016年11月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094516418

妖姫のおとむらい (ガガガ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 上質な脂の肉料理をフルーツソースでいただくような味わいの幻想小説。ノスタルジックな異世界旅行、文章を読むだけでお腹が幸せに、かつ切なくなるような美酒美食、少女の姿をした妖とのフェティッシュでいて美しい戯れ。五感に訴えかける官能的な読書体験、とってもとっても美味しゅうございました、ごちそうさまです。

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妖姫のおとむらい (ガガガ文庫)の作品紹介

幻想グルメをご堪能あれ。

ある日、比良坂半は旅先で奇妙な空間に迷いこむ。
そこで妖の少女と出会い、未知なる食の存在を知る。

それからというもの、どうにも変な場所、変な空間に迷いこむ癖ができてしまったようで、以降たびたびそういった場所や者や物と遭遇してしまう。
それは旅愁とか郷愁に訴えかける、ちょっと古い時代の景色のように見えて、正確にはそうではない。
例えば古書に語られるような妖怪と出会ったり、一見猫の額程度の藪の中で、うろんな器物に迷わされたり、あるいは山奥の奇妙な村落で、幻の沼地を巡る儀式に巻きこまれたり──。
妖の少女、妖姫はそんな青年と行を共にして、彼を救ったり救わなかったり。
そうして青年は、時々発作的に訳のわからない食欲を妖の少女に催したりもして──。

第一話:「風鈴ライチの音色」
第二話:「焼き立て琥珀パンの匂い」
第三話:「ツグミ貝の杯の触り心地」
第四話:「ホロホロ肉の歯ごたえ」

幻想的な旅と、奇妙な味覚の数々。
そして、二人の旅はゆるゆると、続く――。

レイルソフト所属の実力派ライター希氏がおくる、幻想奇譚に乞うご期待!

妖姫のおとむらい (ガガガ文庫)のKindle版

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