やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (13) (ガガガ文庫 わ 3-23)

著者 :
  • 小学館
4.20
  • (35)
  • (41)
  • (7)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 705
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094517620

作品紹介・あらすじ

エンドロールが流れる前に

暦は雪解けの季節を迎えるが、新しい希望の芽吹きはまだ遠く感じられる3月。
それぞれの想いを言葉にし、行動しようとする雪乃、結衣、八幡。そして、それは今のままの関係でいることを終わらせることでもあって――。
雪ノ下雪乃は、最後まで見届けて欲しいと願った。由比ヶ浜結衣は、このままずっと一緒にいられたらと祈った。美しい夕日に時が止まればと願っても、落日を迎えなければ新しい日はやってこない。前に進むために諦めること、終止符を打つこと。悩むまもなく、巻き戻すことも出来ず、エンドロールは流れ始める……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 徹夜で一気読みする程、読みやすいのがラブコメであり、ラノベであります(私個人の意見です←)
    でもラブコメ……ながらも終盤に差し掛かっているため、シリアスムードです。
    色んな人の視点が章の合間に挟まるのがとっても新鮮でしたが、その分終わりを感じさせる雰囲気です。
    奉仕部の3人が今後どうなるのか、先生のことも含め、気になります!!!

  • 正直、終盤まで長くて退屈だったけど、最終章の最後の雪ノ下のセリフを見て「ここまで読んできてよかった」と思った。次巻(14巻)で完結。

  • 葉山と比企ヶ谷の会話にて。

    「彼女は助けを必要としていない。俺が助けたいと思っている。」
    「君はその感情の正体を知ってるかい?」
    「男の意地だ」
    そう嘯(うそぶ)いた—。

    セリフといい、言い回しといい、ほんと凄い。

  • 終盤が近づくにつれ、奉仕部3人の行くすえがますます気になる…
    海老名さんや川崎、葉山などのキャラも結構深堀りされてて良かった。

  • いや、青春だねえ。
    夢に出てきてしまったよ!

  • みんな不器用すぎない!?ってやきもきしながら読んでました。そして終わりが近いのが、とても寂しい。

  • まさかの3期決定を受けて、1年以上前に出版された13巻を手に取る

    継続課題「プロム」の八幡の下工作が描かれる。
    相変わらずの過剰な心情描写の語り。
    セリフだけを追えばほぼ大意が取れるのは相変わらず。
    しかし、ダブルヒロインからの選択を八幡はラストまでにしそうな感じもある。

    ・意外と有能な遊戯部の後輩たちが新鮮。八幡も彼らから慕われると気分が変わるかも
    ・お馴染みの自爆ダミー作戦。葉山、雪ノ下母に見透かされたのはワラう。
    ・玉縄さんから、すっかり意識高いワードが抜けていたのは、かなりさみしい。
    ・ラスボス雪ノ下母と対峙するラストは、作戦を見破られたこともありスリリング
    不慣れな対人スキル活用と、あの下衆い因縁を持ち出して辛勝(忘れてたよ)
    この対決で、雪ノ下母に、八幡は初めて認識されたのかもしれない。
    ・ダブルヒロインは、本巻では由比ヶ浜が行動を共にしていたことに対して、雪ノ下はラストくらいしか出番がない。
    ・雪ノ下はヒロインバトルから降りる意向だが、由比ヶ浜だって11巻くらいの凄味が全く出ていないな。

  • 12、13巻では由比ヶ浜と比企谷が一緒にいるシーンが多いし、比企谷自身かなり心を許していると思う。だけど、結局比企谷が好意を抱いてるのは雪の下なんだろうな。それを由比ヶ浜は直感でわかってるから、苦しんでるのだと思う。最終巻でどんな結末になるか楽しみだ。

  • 高校生の頃のギュッって感じを何となく思い起こさせる話。どんなラストに落とし込むのか楽しみ。

  • 冒頭部分の抽象性が高くて読み始めはちょっと難儀しました。

    始まってリズムに乗ってくると意味が少しずつわかりだす感じでした。

    でもまぁ、こじれてますね〜。
    前より関係性は改善した雰囲気もありますが
    本物を求める姿勢がこじれを生んでる気がします。
    そもそも本物って何を指すの?って感じです。
    高校生、思春期らしさ、なんですかね。
    ふざけたこと言ってる八幡と誰かとの掛け合いが一番好きなのでそういったところがもっと安心して見られたらいいな、と思います。

全22件中 1 - 10件を表示

渡航の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×