プリンセスハーツ~麗しの仮面夫婦の巻~: ~麗しの仮面夫婦の巻~ (小学館ルルル文庫 た 1-1)
- 小学館 (2007年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094520095
作品紹介・あらすじ
18歳で父を倒しアジェンセン公国の大公となったルシードは、かつて人質として子供時代を過ごしたパルメニア王国から、愛する美しい王女メリルローズを妃に迎えた。ところが、パルメニアがよこしたのは彼女そっくりの身代わりの少女ジルだった!しかし、ある事情からルシードはジルを大公妃とするのだが…!?華やかなロ・アンジェリー城を舞台に、恋と野望の王宮ロマンのはじまりはじまり。
感想・レビュー・書評
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名前と設定からしてかわいらしいお話なのかなーと思いきや以外とハード。
お姫様系は、もっとルンルンしててほしいな。
読むのにちょっと疲れちゃった。
事件が次々と起って息をつかせないというところはあるけれど、後半で失速? 作家さん、疲れちゃったのかな、という感じでした。疲れたよ。
こういう架空の王国モノって、作者が頭で考えてる設定をえんえんと読まされるところがしんどいよー。
これが歴史モノだったら、史実という得られるものがあるから、きちんと読んでも楽しいのだけど。 -
シリーズ1巻目
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黒幕は認めたくないけどその人なのかしら!!
しかし王位をもぎ取ってクーデターを起こした王にしては弱々しいなあ~
武官肌ってことなのかなあー
高殿円なのできっともっと面白くなることを期待して読み進める -
上流階級がよかったので「高殿さんを読む運動」を展開したのですが
なんと11巻まであるのね!
たまたまブックオフで3巻まで見つけて
ルルルさんは巻数とかふってないから慎重に買って来たつもりだったんだけど。。。
3巻を読み終える寸前「おいおい、あと数ページで終わらんよな、この展開」と愕然とし
アマゾンさんで調べた結果11巻。。。。とな
どうしようかな、と思ったけれど
やっと少しずつジルとルシードが理解を深めつつあるし
きっと、いい結果になってくれる兆しを感じるし
でも、その前にハッキリさせなきゃならんことテンコ盛りだし
やっぱ続きも読むか。。。という結論に至りました。
とりあえず、追加3冊。
気長にいきまする。 -
トッカン、剣と紅、等の一般書が面白かったから、きっと出身である少女小説も面白いだろうと期待して読んだら、やっぱり面白かったw。賢く策士な大公妃様ステキ。今回のヒール役は酷く同情すべき運命で可哀想でした。そして目的を叶えるための手段とはいえ笑顔と涙を精霊に渡してしまったジルも。いろいろと何故?何故?どうなるの?という謎がたくさんあるので、この後が楽しみです。
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表紙は少女小説いかにも、な感じですが、ストーリーは真面目な王宮の謀略ものって感じで、主人公もちょっとくせがある、女の子にしてはだいぶ達観してる?子で、色々と新鮮でした。生活様式の表現とかも細かくて世界観がわかりやすくてよかったです。
主人公が最後夫?に惹かれるところはちょっと無理矢理があるような気がしたけど、それを抜いても表紙二人の掛け合いは楽しかった。
主人公の事情は最後まで明かされないので、続きが気になります。 -
ルルル文庫創刊に合わせた発刊。
御馴染のパルメニアシリーズで、別シリーズで何度か言及された廃園王女ことメリルローズの話。
本作では、ほとんど仲良くない一見脳筋ふうのルシード王と身代わり王女のクーデレジルさんですが、巻を重ねるごとにええ感じになります。
遠征王シリーズよりも大分少女向けっぽいイチャコラがあるので新鮮です。 -
ドラマになった「トッカン」で、一般文芸界でも有名になった、高殿円の少女向け小説。一国の主と、訳ありで彼と仮面夫婦を演じる妻の物語。仮面夫婦なのに、相手が気になってしまう気持ちなどが、少女小説的きゅんきゅんポイントなのだろう。一連の事件の影に暗躍する人物がおり、本物のメリルローズは如何に等、まだ謎はいっぱい。
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ルシードがなにかていうとトイレに立てこもるのが、少女小説として革新的だなあと思った。
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「女の子は誰でもプリンセスになれるの」というキャッチフレーズ。
可愛らしいイラスト。
……を、見事に裏切ってくれる、陰謀あふれる王宮サスペンスでした。
二転三転する展開に、ハラハラドキドキ。
ジルは表情を奪われてるけれど、冷徹ではないのですね。
傷つきやすい乙女心です。 -
少女小説というか、サスペンスもののように伏線が巧妙で、種明かしのときに「この時か!」と咆哮しました。
表紙でクールそうだったルシードがなんだか可愛かったです。 -
宮廷謀略モノのお勉強にと手に取ったプリンセスハーツ。この作者さんのは初めて読むので、なんだかシリーズもの(パルメニアもの)みたいだししばらく悩んでようやく手に取ったわけなんですが、問題ナッシングで非常に面白かったです。幼い時に約束した姫君を迎えに行ってみれば別人だよっ!!(っていうかルシードの落胆を思うと、、、)ってハナシなんですが、身代わりヒロインのジルさんが頭の切れる乙女で非常に良いです。っていうかこんなにトイレのシーンがでてくるのって初めて(ぇ ただちょっと気になったのが、結婚してから一年間のことスコーンとすっ飛ばして(姫君がニセモノだったり三人で同じ目的を持ってまとまっていったり、そこんところが面白いんじゃないかしらん?(汗))書かれているので、なんかちょっともったいないというか食い足りないというか、二巻目から読んじゃった♪的な気がしてならない今日この頃なのでした。そう、一巻目がない感じ。
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ルシード視点とジル視点半々くらいで話が進むので、
感情移入しにくいです。前半はキャラの説明もないまま
話が進んでいくので読みにくかった!
せっかくの契約で表情を奪われてる設定も、もったいないカンジの
まま終わっちゃったなぁ。もっとジル視点で読みたかった。 -
シリーズ1作目