プリンセスハーツ~両手の花には棘がある、の巻~: 両手の花には棘がある、の巻 (小学館ルルル文庫 た 1-2)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 85
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094520361

作品紹介・あらすじ

ルシードが北へ遠征中、ロ・アンジェリー城の大公妃ジルのもとへ、愛妾選考会で選ばれた美しい伯爵令嬢オルプリーヌが花嫁行列をなしてやってきた!突然の事態にジルを除いて城は大混乱。そんななか凱旋してきたルシードは、自分の愛妾の出現に驚愕。ますます大混乱の王宮で、オリプリーヌが意味あり気な行動を…!?マシアスの意外な過去も明かされる。華の王宮で、恋と野望は止まらない。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目。ヒーロー、ヒロイン、共に気持ちに気づかなくてイライラしてるし、変な女出てきてイライラするし。というイライラしかない一冊でした。早めに次を読まないと精神衛生上よろしくないです。つまり次も読みたくなる一冊ではありました。完結してから読むとハラハラ期間がないから有難い。

  • 何か…一冊目とキャラが激変した人が何人かいますね。
    前作はレーベルやイラストに似合わないぐらい深くて重々しい設定やストーリーだと思ってましたけど、今回は、はっきり言ってドタバタコメディではないかと思います。
    前作のジルが好きだったのだけれど…。

    ルシードにしろ、ジルにしろ、お互いに自分には気持ちが向いていない、とわかっているはずなのに、「何で嫉妬してくれないんだ!」「何だかんだ言って愛人とよろしくやってるくせに!」って構ってちゃん思想&勘違い&こじらせ妄想の三重苦で面倒臭い。
    そもそもルシードはメリルローズを手に入れるためにパルメニアを滅ぼすというなら顔が同じだけのジルに心惹かれていくのはおかしいし、ジルはルシードがメリルローズを好きなことを知っているのだから、顔が好き、と言われて理解不能、となるのはおかしいでしょう。
    仮面夫婦のお話自体は面白そうだったのですが、何か面倒臭い二人だな…。

    話が終わってないので次も読みますが…構ってちゃんばかりの登場人物たちだとその先は読めそうにないかも。
    愛人問題も、教会の税の搾取の問題も、すっきり解決となるといいのだけど。

  • シリーズ2巻目
    次巻に続く。

  • よいことだ、この訳のわからない感じがとても楽しい
    ほんとに別人なのか、なにがきっかけでこうなったのか、気になるー!

  • 仮面夫婦ものという新しい少女小説ジャンルですね。
    感情面が乏しい分、知的部分な面が文字多めなのも異色かなと思う。

  • 宮廷は陰謀うずまく世界。女の闘い。ワクワクしてしまいますが、ルシードは硬派、ジルは奥手なのか幼いのか鈍感なのか(笑) 
    それにしてもオルプリーヌの正体を含めて続きが気になります ><; 

  • 【2】愛妾オルプリーヌは全くいけ好かないわね。でもきっと彼女の登場によって、この先ルシードとジルの関係は前進するのでしょうけど。リドリスの変貌は一体何を企んでいるのか。まさか本当に恋をしたとは到底思えませんが。ところで、私の持ってる本の表紙と画像が違うのはなぜ?それに1巻でも思ったけど、表紙のように甘くないカポーなのに、これは表紙詐欺^^;

  • いつもぬかりがないはずのジルが、今回は後手後手に。
    ルシードとは割り切った関係のはずなのに、王宮に乗り込んで来たオルプリーヌのせいで、なぜかいらいら。
    次巻が楽しみ。

  • 后妃様公認の愛妾問題。感情が表せないだけで、無いわけではないジルが、中々可愛らしい。わかりにくいが。寝る場所にも苦労するルシード。王様なのにトイレで寝る人(汗)。いやほんま甲斐性ないっすねこの人は。そしてすっきりせんとこで終わっちゃいましたな!

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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