2012年9月16日読了
ルーシーのちょっぴり近くて遠い冒険譚、という感じかな。
トマスとの距離感が微妙。トマスは相手役なんだから、もうちょっとルーシーに絡んできてもいいと思うの。女王陛下の道化だから仕方ないのかもしれないけども…(-_-;)
しかし、ディー博士とケリーがいけすかなすぎてイライラした。
ルーシーはあんな父を持つ田舎娘にしては機転が効いて、度胸もある。それを抑え付けるようなあの2人は、やはり身分を重んじて自らの研究を高尚と信じる人種なんだろうな。(なんとなくディー博士は不安げだけど)特にケリーはなんつーか嫌な奴通り越して最低すぎてだな…。
けれど、ルーシーの傍には姉妹やイザベラという協力者がいたので救われた気もする。