ルチア―クラシカルロマン (ルルル文庫)

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著者 : 華宮らら
制作 : 石据 カチル 
  • 小学館 (2008年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094520903

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ルチア―クラシカルロマン (ルルル文庫)の感想・レビュー・書評

  • 表紙・挿絵がカチルさんだったので。

  • これは面白かったです…。知的な王女がクーデターに立ち向かうため、身を潜めながら陰謀の核心へと迫っていく。仄かなロマンスが効いていてドキドキワクワクしながら読める。ちなみにイロンデル推しです〜!

  • 恋愛部分がかなり薄めなところがいい。まあ、クーデターが起きたら恋愛なんかしている場合でもないし。
    姫らしくない姫設定はどれも似たりよったりだから、このヒロインは新鮮だった。

  • たぶん世界史のとある事件を題材に、練られたお話で、世界史の知識がそこそこあるだけでも恐らくピンと来る。

    展開としてはわかりやすいし、国の内紛(?)事情もわかるのだけれど、いまいち主人公に感情移入しづらいのが勿体なかった。人が亡くなってもあんまり葛藤しないで、先々進んで行ってしまう印象を受ける。良い子だというのはわかるのだけど……
    良かったのはルチアと恐らく最終的にくっつく(?)冷静沈着な青年とのからみに期待が持てるところ。ルチアより彼を主人公にしたほうが面白いのではと個人的に思いました。

  • 面白かった…。やや話が上手すぎたり、荒削りな部分はないとはいえない。作中の時間軸で絶望的な悲劇が起こるわけでもないし(まあ、ルチアにすれば充分絶望的な状況かもしれませんが…)でも、この素材をこのレーベルでこれくらい書けたらもう合格点でしょう。
    主人公はありがちな姫モノの姫さま方とは違って、聡明だけど「だんまり姫」とあだ名されるほど控えめ、そして理系の王女さま。でもそれが、ただの奇をてらった設定なのではなく、物語としての必然性を帯びたものだというところが上手い。何より嫌みでなく、非常に好感が持てる。
    甘さは限りなく控えめ。そこが受けいれられるかでこの作品が楽しめるかが決まるかも。恋愛恋愛するよりもしっかり自分のやるべきことを見つめる展開は好きだけど、もう少し甘くても良かった…せっかく素敵な青年が目白押しなので。正ヒーローはアギラスかと思いますが、やはりイロンデルは人気ですね(笑)個人的にはヘリファルテをラストに出してほしかった…再会を示唆する終わり方でしたが。
    表紙絵も世界観によく合っていて良かった。
    レーベルを感じさせない面白さでした。

  • 主人公はティエランカ王国の王女クエルヴァ。一家で首都へ戻る途中の船旅でクーデターが起こる。
    舞台は19世紀のヨーロッパの雰囲気。

    こういう王国の陰謀劇が大好きなので、面白かった。
    ライトノベルじゃないとドロドロしすぎて読んでてかなり辛くなる時もあるもので……。

    一人船上から逃れる事ができた王女を途中で出会う様々な人が助けて行く。王女に厳しく接したり、汚い部分を見せるイロンデルが中でも良かった。

    王女の旅の間でも首都でのクーデターが同時進行で起こり、行く先々の街にも影響が現れるなど、次々に問題が起こるので一気に読み切った。

    恋愛に重きはおいておらず、様々な人との出会いはあるけれど王女の成長が主。

  •  文体やストーリー上の粗さを考えると★3~4が妥当かな、とも思いましたが、出会えて良かった作品だと感じたので、★5。

     近世ヨーロッパをモチーフにした架空の世界で、クーデターやら軍事やらの言葉が飛び交う、やや異色の少女向け小説です。
     クーデターから命からがら逃げ延びた王女が、ルチアと名を換え、家族を救うため、国を救うため、なにができるのか考え、成長していきます。
     このテの小説にありがちな暴走するお姫様ではなく、聡明で控え目な「だんまり姫」で、無理に一人立ちせず周囲に助けられて成長していくところが主人公として良いなと思いました。周囲の人が彼女をちやほやしないのも。あと、理工系という特色をよくヒロインに与えたな、と。彼女の性格とも相俟っているし、これはすごいです。
     現実の世界史を下敷きにしているだけあって、話の土台はしっかりしているし、文字数制限の都合上簡略化されている部分はあっても、それが話の飛躍や超展開を招くことはなく、すっきりとまとまっています。

     そしてなにより、メインキャラは主人公以外全員男性(「淑女」もいますが)なのにこの恋愛色の薄さ!
     でも、話の重大さと期間を考えれば恋愛してる余裕はないし、安易に恋愛話に転ばないところがむしろ好印象。
     話が政治的なだけに、色恋に流されたら興ざめですよね。
     わたし的にはイロンデルの存在がおいしすぎました。
     あと、セルピエンテも。裏表ある人大好きです(笑)

  • 表紙の雰囲気が良かったので買ったのだけど、けっこう長い事積んでたな。でもこういう聡明な主人公、好きです。

  • いつ買ったかすでに覚えてない本。

    つい最近読み返して、こんな話だったか…と。

  • ‘姫’と‘クーデター’の二文字に惹かれて購入するも、積読入りしていたものを掘り出しました。お姫さまの冒険活劇、敵が味方で味方が敵で…。あ、ラブロマンス度は、ありやなしや。

  • 読了(´ω`)面白かった。
    ヘリファルテ好きだなぁ。
    嵐に舞う花→薔薇の戴冠→ルチアの順に読んだから、女王陛下の話になった時にニヤリ。

  • 少女小説にはめずらしく、ヒーロー不在で恋愛的には糖度低め。でもそこがいい!
    世界観も作り込まれているし、人物の魅力も存分に書かれている。展開が早くて飽きがこないし、読み応えバッチリ!
    まさに好みど真ん中な作品でした!

  • 第2回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞受賞作。
    ルルル編集長が言った「全体に、話が似通っている印象を受ける。もっと身近なファンタジーがあっていいし、時代物のファンタジーがあってもいい。ミステリー調の物だって、ぜひ読んでみたいところ。」という言葉にうなずける作品。
    少女向けでよくこんな硬派な作品書いたよなー、と作者の勇気に驚き。
    あとがきにも書かれてあるとおり、映画のようなストーリー展開で、主人公の気持ちがあまり描かれてなくて、いまいち共感できないところがネックといえばネック。
    でも、ストーリーが気になるので、ぐいぐい読めちゃいました。
    キャラもいいのですが、登場人物が多すぎて、収拾つかない感じもしました。

    選評によると「構成、文章力ともに秀逸でしたが、対象年齢が少し高いこととロマンス不足のため、残念ながら大賞に至りませんでした。 」
    やっぱりルルルは恋と冒険、両方ないとダメなんだね!
    恋愛描写を頑張らなくちゃ!

  • 最近のティーンズ文庫の文章レベルの低さと内容の独自性のなさにうんざりしていたものの、それでも賞を得たからには何か一つくらいは読み応えのあるものが見つかるはず…と思い、駄目元で手を出した一冊。
    最初はどうもティーンズ文庫らしくない展開だなと思っていたけれど、これは間違いないなかった。
    少女向けの割には(ストーリー的に)どうしても恋愛要素が薄いのは否めないものの、主人公が自分の持てる力でどう相手に立ち向かうのか、そして微弱ながら要所要所でその持てる力の使いどころを間違えないので、展開を期待はすれど興ざめすることなくページをめくることが出来た。
    レーベルの認知度の低さのせいかなかなか手に取りにくいかもしれないけれど、携帯小説のような簡単な中身でなくしっかりとした設定と文章力、そして飛躍しすぎない「本当にあるかもしれない」ドラマチックな展開を求めているならお勧め。

  • 絵に惹かれて手に取ったのですが、
    内容も良かったです。
    全体的なストーリーとしてはありがちな気もしますが、
    面白かったです。

  • 全体としては面白かったのですがラストはいまいち盛り上がれませんでした。なんというか「あっさり片づいちゃった」みたいな感じで。敵役には、もうちょっと足掻いてほしかったです。

  • 頭のよい女の人は好きです。
    でも敵キャラがぺらぺらしゃべるのは違和感。
    一冊で完結するお話は結構このパターンが多いと思うんです。
    よみやすかったです。
    こういう絵は結構好き。

  • 意外と(失礼な)面白かった。
    つか、けっこう、かなり、夢中で読めた。
    やっぱ、メロドラマはいいねvvvv
    ってか、そっち、選ぶんすか、主人公。
    そりゃ、話的にもキャラ的にもヤツより、そっちのがお似合いだけども。
    だども、うちはヤツのが好きだ。うん。
    どこぞの諜報員兼王子サマの方ね。意外と純情でかわいいやつなのが、好。段々、計算じゃなくて、主人公への情で動いてるっぽいし(笑)

    つか、医者、忘れられすぎ(笑)あんなに尽くしたのに、最後、出て来る前に話、終わったし。

  • 最近読んだ少女ノベル系の新人賞受賞作の中で、一番だと思います。
    物語の内容は、王女様の成長物語といった感じですが、彼女の聡明さに嫌みがなくていいと思う。ドレスにも宝石にも興味がない、理工学に興味がある変わったお姫様という設定も○。

    作中には、沢山いい男が出てきます。軍人に医者に少年、後ろ暗そうな外国人。でも、個人的に一番いいのが、おネエ様方。彼等?彼女?達と主人公の絡みが好きです。

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ルチア―クラシカルロマン (ルルル文庫)の作品紹介

ある夏の夜、ティエランカ王国の国王一家が乗る船上でクーデターが起きた。首謀者は、軍国主義を唱える政治家ミラーノ!傷付きながらも一人逃れた王女クエルヴァは、首都がミラーノによって制圧され、自分にも追っ手がかけられていることを知る。ルチアと名を変え、囚われた家族と王国を救うため立ち上がるクエルヴァ。様々な人の助けを借りて、クーデターの真相に迫るが…!?クラシカルロマン開幕。

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