プリンセスハーツ~恋とお忍びは王族のたしなみの巻 (小学館ルルル文庫 た 1-5)
- 小学館 (2009年1月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094521016
作品紹介・あらすじ
十年に一度の賭博祭に沸くアジェンセンの公都パールエルム。人々は互いの身分を隠すため仮装し仮面を被り賭博を楽しむ。そして精霊たちも集まるという不思議な祭りに心惹かれたジルとルシード。互いに内緒で王城を抜け出し、夜の祭りに紛れると…。その頃、北の強国オズマニアから若き王子オースが城にやってきた。ジルさえもオースの申し出に翻弄されることに…!?恋とお忍びの王宮ロマン。
感想・レビュー・書評
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シリーズ4作目。お話は進んでいるけど読む側としてテンポがゆっくりな気がするのは何故だろう。登場人物が増えて処理能力に問題があるからかも。登場人物関係相関図とかあると有難い。
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シリーズ4作目。
ヒース登場。 -
この巻からイラストレーターが変わってしまった。
前の方はコミック読んだことあったりと見知っていたので、ちょっと残念。
新しい話は、隣国の少年王子が掻き回しそうな展開。
頭が切れる王子で、ジルもなかなか大変そうだ。
ルシードは女装した以外は特に活躍なし。
一つの巻で話が終わらないので、読むのに根気が必要。 -
【4】大国パルメニアに悩まされるだけじゃない。オズマニア、その他隣国とのパワーバランス、駆け引き、陰謀…と政治的背景が広がりつつある4巻。これまた異色のキャラ、オズマニアの王太子オース登場で益々好みになってきました。ジルの押すナンセ公爵領の跡取り候補にどんな問題があるというのだ?次も気になります。色んな国名が出てきましたけど、他の巻の地図と照らし合わせると、記述に矛盾が^^;;誤字や名前の取り違いもありましたよ~。
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ちょっとだけミルドレッドさんでてくる。
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なんていうとこで終わってんだとおもうが、面白かったー。魅力的なキャラが増えました
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今回はパルメニアではなく、オズマニアからの横槍に悩まされる。
アジェンセンは、十年に一度の賭博祭に沸き立ち、神々の格好に仮装し仮面をつけた人々が行きかう街は幻想的とも言える様子である。
ジルの妹ヒースの登場、ルシードのトーナメント出場、オズマニアとの国境ナンセの継承問題。華やかな祭と同時に次から次へと事件がおこり、事態はますます混迷する。 -
異界と混じる縁日ってワクワクが止まらないかんじでした。あと食事シーンが美味しそうで読んでて涎でるかと思ったw毎回、徹底的に追い詰められるので、これからどう挽回していくのか楽しみ。政治話が面白い。イラストが変わったんですねぇ、電子版買ったらイラストが小さすぎて全然わからなかったから問題なしでしたwというか”恋”部分ほとんどないやん!
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第4巻 面白かったけれど、この巻は伏線を張る巻なのか続きが気になって仕方が無い。一巻を読みすごく面白いと感じて間を空けて2〜3巻を読み解決の仕方や謎が解ける爽快感と主人公二人の関係がすごく気二位言って居たので続刊発売までこの情熱が続くのか待てそうにない。(読書完了当日の感想より)
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なんつーか、挿画変わってもテンション上がらない人材だしっ。
Mさんは不可能だと思っても、あの方がよかとです。
話は。
どえらいとこで終わってもうて、まあ〜〜〜。
そんな感じ。 -
冒頭オズマニアの親子が何か面白かったですな。てかおとーさんの多趣味さが。すげぇな。幼女はともかく老紳士・・・。そして続くアジェンセンの朝食での男色に関する話題にも(笑)。
メインはお祭りとお忍びで、ご夫婦別行動。ルシードは即席相棒の性別にいつ気付くんだろう。そして姉妹は再会できるのか。次展開が楽しみ。
一部、文章のつなぎがおかしい、てなとこが気持ち悪かったですが。ルシードがトーナメント登録所にいるとこなのに、「朝食室に向かう廊下で〜」(P198)とか。大会の進行も変な感じ。1,2回戦突破したとこで大会3日目突然の雷雨により5日間延期のはずが、「昨夜の急な雨天時に〜予選をすべて勝ち抜いて〜本選初日の明日」(P211 ,P266)。今日はいつなんだ(笑)。うわぁ気持ち悪い。こういう文章の齟齬って本当に苛々する。うなぎの匂いのした庭のある屋敷も、結局あの後また行ってるのかどうかよくわかってない。「妙な男の家にいた」「野いばらの垣根のある一軒家ですね」て。それだけ!?みたいな。ぐっちゃぐちゃ。細かいこと言ってるのかもしれんが、こういうのに引っかかってスムーズに読み進めなかった。話は面白いのに、残念。