- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094521542
作品紹介・あらすじ
互いの家に秘密とはいえ、やっと結婚した詞子と雅遠。妻、旦那様と呼び、愛し合う幸せをかみしめる二人。そんなある夜、伊予国から戻ってきた詞子の叔父が、白河に乗り込んできて…。一方、出仕中の雅遠には詞子の父が!?不穏な雲行きの中、詞子の身に信じられないようなことが起こる!?事態は宮廷をも巻き込み、思わぬ方向へ!信じ合い愛を貫こうとする二人の運命は…!?大人気の平安恋絵巻、波乱の幕開け。
感想・レビュー・書評
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桜姫の叔父が赴任国から帰ってきて、前から執着があった淡路に会いに白河別邸にやって来た。それを雅遠が追い返したことから、雅遠と桜姫が結婚していることが知れ渡ってしまった。事態は最悪の方向へ進む。雅遠は監禁、桜姫と淡路はさらわれて、なんと伊勢神宮の斎王にさせられてしまう!?
次巻で雅遠が仲間たちの力を借りて、二条中納言と左大臣にどこまで対抗できるか見ものだ。そもそも桜姫は救い出されるのか。桜姫(詞子)自身にも、そろそろ自分を面に出して抵抗の活躍をしてもらいたいところだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・歪んだ横恋慕される淡路さん
・ついに結婚バレ(というか暴露)する雅遠様
・ドサクサで実春さんも大告白
・でもなんか奏子さんが駆けつけるまでに一連の流れ、目頭が熱くなった
・葛葉さんエピソードも目頭が熱い案件
・艶子さん悲しい・・・ -
次も用意しておいてよかった。
このままだと気になって。
それにしても、いつの時代も権力者とは最悪な方が多いですね。 -
ニヤニヤ♪で始まったはずが、ドカンドカンと雷です。サブタイトルは遠雷ですが、ゴロゴロドシャーンですよ。 詞子の祖父も母親も良い人だったようなのに、悪人世にはばかるというか・・残ったのはカスばかりなのですね。 早く次ッ!!次ッっていうラストでした。
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シリーズの中でいちばん好きかもです。
雅遠と五の宮、雅兼、利雅のやりとりが好きです。