夢見る宝石と銀色の恋人 ダイヤモンド・スカイ (小学館ルルル文庫 も 1-3)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 53
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521870

作品紹介・あらすじ

私は何者なの?『失われた皇帝の秘宝』って?最愛の人と同じ外見をした皇帝との対面を経て、海賊エルディックと共に謎の手がかりを探す旅に出ることを決意したディア。ディアの母親の出身地であるギヨーネへと歩を進める中、エルディックは過酷な運命に立ち向かっていくディアをいつの間にか愛しく感じるようになっていた自分に気づく…。二人の間に訪れる心の変化とは?明かされていく驚くべき真実とは。

感想・レビュー・書評

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  • ディアの過去が少し明らかになる。
    閉ざされた世界にいた時には、経験できなかった様々なことを経て、ディアは、自分はどう生きたいか少しずつわかりはじめた。
    皇帝とフォースの謎や『失われた皇帝の秘宝』について次作では、もう少し解明されそうで楽しみ。

  • 初めに、☆評価は高めの4と付けましたが、感想自体は長文+辛口でございます
    あらかじめご注意頂けると幸いです

    そんなわけで、8月に(一応)新刊がようやく出る(らしい)ので、積んだまま放置していたダイヤモンド・スカイ3巻読ませて頂きました
    まずはじめに、これはSF小説らしいという事を踏まえて、色々書かせて頂きます

    少女小説で(ファンタジーの皮をかぶった)SFというのは面白い試みだと思いました
    気になるところは色々あるのですが
    例えば国家間の距離感だとか、エルアイオンの支配権がどの程度まであるのかとか
    あくまでも隣の「国」と言っているので、エルアイオン帝国にしてもジランダス共和国にしても、支配権は一つの星だけではないと思われるんですよね
    また、二つの国の間に海峡があるという事から、別の銀河にあるのかな、とか…
    ギヨーネには太陽が二つ、という事から、今までいた場所は太陽が一つだったのかとか…(どう考えても別の銀河の気がする…)
    二国間の移動に狭い海峡を渡らないと云々とありますが、宇宙空間というのは前後左右の移動だけではなく、当然ながら空間ですので上下移動も可能なので
    大回りすれば抜けられると思うんだけどなァ…
    惑星間を移動しているらしい描写があるのですが(ディースの暮らしているギヨーネとカズサのいたフェズルは別の星)、移動に掛る日数は不明
    車があるらしいのに、ギヨーネでディアとエルドが移動に使用したのは馬だったり…
    宇宙船だったり、立体映像投影装置があったりするような科学力があって、なぜに馬? どこから馬が出てきたのかも不明
    ペンドラゴンの停泊地からディースの家までは馬で1日掛らない距離だとして(大人が二人乗りで荒野でなお且つ丘の上に向かって)掛け抜けられる距離? 
    犯罪に関わるだけで処刑される国で、一体だれが手配犯に馬を売るのだろうか…
    大体馬なんて売れるのかとか…

    下手にファンタジーの皮をかぶせたお陰で、半端になっている気がいたします
    まぁ、少女小説のSFでそこまで突っ込んでも仕方ない気もしますけどね
    ただ、練り込みはちょっと甘いんじゃないかなぁ、とは思います
    あと、ラストの黒い羊はカルっぽいw

    フーファのイラストは予想以上に素晴らしい!絵師さん、難しい注文なのに、よく再現できたと驚きました
    個人的にはエルドもカッコいいと思いますが、レオニデス見たいなおっさんも好きですw
    ラウ・カイエンの目的は良く分かりませんねぇ。まぁ、これは今後の巻で明らかになるのでしょうが…
    4巻の通常版が出ないことには、私はここでリタイアでございます
    初版のみドラマCD付きで+1000円近い金額を払ってもいいという程、この作品に魅力は感じません
    出せてせいぜい1000円までですね。1500円はいらない

    しかし、この感想。どう見ても星2か3くらいがベストに見えるな
    イラスト分でプラスしてあると思ってください。イラストは良かった
    特にフーファがw

  • ファンタジーだと思っていたらSFだったことが判明する巻

  • 3巻目。
    やっと世界観が理解できました。あとがきで書かれているように、SFだったみたいです。確かに1巻でディアの住んでいたところの空が割れたり、船は空を飛んでる?って思う表現はあったんですけど、改めて説明されて納得しました。
    「夢見る宝石」と「銀色の恋人」って本も確かにSFであるみたいです。読んだことはないですけど。

    それにしても、エルディックかっこいいです。ディアに対してだけかもしれないですけど、優しいし、ちゃらんぽらんに見えて、しっかしやるべきことはやってくれるし、恋愛初心者のディアでなくても惚れますってば。

    この巻で、前皇帝とディアの関係とか、ダイアモンドが作られた経緯とか、フォースをはじめとした、現皇帝と同じ顔の人間がたくさんいた理由とか、これまでの巻で?になってたものがちょっと明らかになってきました。

    まだ、ディアがなぜあの薔薇の館にいたってところとか、皇帝のお宝については謎ですが、先が読めないところは楽しみなところです。

    最後に、ディアに災難が降りかかってますが、相手はいったい誰なんでしょう。カルが怪しいんですけど、どうですかね?

  • ことはさんの戦略がすげい!確かにここまできたらSFとかもう気にしないわ。何か変な感じはしてたもののすっかり騙されましたw

  • 思ったより恋愛が進むの早かったなー。フーファのイラストに驚きました。太ってても魅力的! 気になるところで終わってるので早く続きが読みたい。やっぱ彼女って彼女…なのかな

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