作品紹介・あらすじ
浅井家の三姉妹、次女・初の恋物語。戦国時代だもん、玉の輿に乗らないと生きていけない。だけど、そんな初が初めて恋した相手は、名門は名門だけど、今は貧乏な武士、京極高次。一方、高次は、姉や妹、母親達に毎日、「いいかげん京極家の為に働け」と尻をたたかれ、すっかり女性不信に。そんな2人の恋の行方やいかに…!?戦国ラブコメディー、とびきりのクライマックス。
感想・レビュー・書評
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浅井3姉妹の真ん中、初姫の恋のお話。
史実でもちゃんと高次の正室になってて、高次さんは、姉や妻の光で出世した「蛍大名」なんて言われたりしてたみたいです。
最初の方はぶっきらぼうな感じで書かれてる高次さんですが、初のことを好きと自覚してからは、無茶苦茶です。初の結婚相手である秀次の前で、初にキスしたり、秀次に攫われた初を盗賊のように奪い返しに行ったり、若いからといって、危なすぎ。
まあ、こっちは最後まで離婚して戻されるということがないぶん、ハッピーエンドのところで終わってるのは、いいかな。
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浅井3姉妹の真ん中のコの話・・・(だったよな?)。
お初っていまいち影薄いというか・・・一般の人の印象にあまり残ってないんじゃないかなーと。
京極高次(だよねぇ?相手は)も面白い書かれ方で。
ちょっとだけ歴史好きな私でも、初を取り上げたものを読んだことがなく。
ましてや結婚相手の京極高次なんてもっと知らないわけで。
これを機に、何か文献探して読んでみようかなぁ・・・という気に、ちょっとだけなった。
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