幽霊伯爵の花嫁-首切り魔と乙女の輪舞曲- (小学館ルルル文庫 み 4-2)
- 小学館 (2011年10月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094522068
作品紹介・あらすじ
サアラは退屈だった。コルドン伯爵家へ嫁いで2か月、夫のジェイクに恋したサアラは、やや一方的な新婚生活を心から満喫していた-10日前までは。仕事で領地を離れたジェイクに、サアラの機嫌は日に日に悪くなり…ついに領地を飛び出して!?一方、首切り魔の幽霊を捕縛しに来たジェイクは、傍にいないサアラが何故か気にかかり?「どうやら私はきみが好きらしい」暴走する花嫁と恋を自覚した夫の、予測不能な夫婦関係の行方は!?
感想・レビュー・書評
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舞台は近世ののヨーロッパ風か。主人公のサアラがハチャメチャで訳が分からない。首切り連続殺人鬼の幽霊が殺人をまたやり始めたというので、ジェイクがアスガント侯爵領地に一人で赴くのをサアラが追っていき、てんやわんやの有様にしてしまうが、結局真実が分かり、サアラとジェイクが愛を確認するというあほらしい話。まあ、面白いよ。
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1巻はいかにも少女ライトノベル小説(≒RPGゲーム)分野らしい
一冊完結完結定型だったので
では2巻はどうなるか なるほどこうきたか
でももうひとつやはり軸が弱い感じ
舞台が「幽霊の居る現代社会」だったらもうすこしやりようあっただろうけれども
コバルト文庫がなのかもしれないが
この分野はだらだら続ける(≒丁寧繊細情感色濃描写で織り成す天鵝絨)ものが多いので
シリーズ全体として起承転結つけた作品が読みたい が
そういうものを求めるところでないのかもか -
前巻ほどのインパクトはなかったけど、ミステリ的面白さを味わえる少女小説は貴重……と思っていたら、終わりかよ!なっかなかこのサアラみたいなクーデレキャラはいないので貴重だったのに……!作者の次作に期待。
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一言の断りもなく、旦那様がいなくなった。
仕事内容を聞いて、追いかけて行くのもすごければ
一緒に連れて行くのもすごい…。
ついでに言うならば、落ちと言うか
真相がありゃ、な状態。
言われてみれば思い当たる節が…でした。
今回は結構スキンシップが多いです。
鈍感夫は、なんとなく、な感情が多くなってますし。
いやでもこういうタイプは、一回気が付くと
面白いぐらい突き進むやも?w
妻の方は、また楽しいくらい天上天下です。
そんな理由で、ここまでやってきたとは…。 -
シリーズ2作目
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伯爵家の墓地にいる幽霊ミミにまつわるお話。
今回は二人とも領地を離れ、ジェイクの伯父アスガント公爵の領地で幽霊捕縛のために奔走する。
前回までサアラが一方的にジェイクに好意を押し付けている場面が多かったのに、今回はサアラの方が押され気味になることもしばしば。
無自覚だった人が自覚すると強い? -
嫁いで2か月、新婚生活を心から満喫していたサアラだったが、仕事で領地を離れたジェイクに、サアラの機嫌は日に日に悪くなり…ついに領地を飛び出す。
仕事が忙しくて、放っておかれる妻というよくあるパターンなのですが、放っておかれるのがサアラではよくあるパターンにならなかった。
公爵GJでした!もっとふたりをくっつけようと画策して欲しい。
ジェイクが歳上の余裕でサアラを翻弄するところも見てみたい! -
サアラは退屈だった。コルドン伯爵家へ嫁いで2か月、夫のジェイクに恋したサアラは、やや一方的な新婚生活を心から満喫していた――10日前までは。仕事で領地を離れたジェイクに、サアラの機嫌は日に日に悪くなり……ついに領地を飛び出して!? 一方、首切り魔の幽霊を捕縛しに来たジェイクは、傍にいないサアラが何故か気にかかり? 「どうやら私はきみが好きらしい」暴走する花嫁と恋を自覚した夫の、予測不能な夫婦関係の行方は!?
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相変わらずの自分主義なサアラが面白かったです。
ジェイクも妻の扱いに慣れてきてるし、笑。
幽霊事件は切ない感じでした。
あのキャラの口癖は、これに繋がってたんですねー。
幽霊事件も面白いですけど、ジャイクの経歴が気になりました。
子持ちって珍しい。
エリオスの母親はどんな人だったんだろう。 -
待ってました二巻!!
きっと人気が高かったんですね。
サアラの、ただの可愛らしいお姫様主人公じゃないとこがまた良いのです。
待ちの姿勢では世間の荒波に生きていけないってことなんですね。
ジェイク以外は眼中になし!!
なとこがいいね。
今回は幽霊の一人の過去が明らかに。
ちょっと切ないな。