プリンセスハーツ 大いなる愛をきみに贈ろうの巻 (小学館ルルル文庫 た 1-12)
- 小学館 (2011年12月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094522099
作品紹介・あらすじ
『ルシードはアジェンセン大公の血を引いていない』その秘密を知ってなお、支持すると言ったはずのリドリスの裏切りに、意気消沈するルシード。一方ジルは、ジョングー=ガーグと共にテジムに捕らえられてしまっていた…。王座奪取へ邁進するルシードに贈られる、リドリスの、メリルローズの、…そしてジルの贈り物。全ての謎が明かされる中、ふたりの運命は!?王宮ロマン、グランド・フィナーレ。
感想・レビュー・書評
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シリーズ11作目。
最終巻。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
終わってしまったー!
さみしい
副題が良すぎる
カリスマがある人は素敵な人生を送ると思うけど、残される側にもなりうるとはねぇ
さみしい
やっぱり廃園のところがぐっときた
ロレアンこそ騎士のようだったなあ
長く生きられないし、精霊のためにも死になさい、という価値観を、実は敵のエクラムが否定しているところから物語が始まっていたことが面白い
リドリスのような、歴史の影に隠れた真実はきっと隠されたまま忘れられて行くんだろうな
リュリュカがかわいいところがとても良いバランス
いいんだ、お約束でも、彼が幸せになれればそれでよい、と皆思って読んでいるはず -
感動の最終巻でした。リドリスもメリルローズも悲しい終わり方でしたが、人生を自分でデザインして生き切ったと思います。急ぎ足の展開の最終巻だったので、もう少しあの人この人の逸話を詳しく知りたい点が多々ありますが、全巻通してシリアスとコミカルのバランスも取れていて大好きなシリーズとなりました。
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プリハ完結。ハッピーエンドで終わって良かった。
しかし、この後の息子・孫は…。
すべての人が完全に幸せになるわけではない。
そんなパルメニアシリーズのお話が大好きです。 -
プリハー完結。
うう、やっと終わった、よかった…。
最初、ルシードには味方が少なすぎるとジルは心配していたのに、終わってみれば、こんなにたくさんの味方が!
自分の血統や信条やいろいろなものにとらわれて、そこから抜け出せなかった人々。
それが、親世代とするなら、ルシードたち子供世代は、変えられないような運命まで打破し、自分の人生を生きたと言えるのだろう。
それにしても、人間関係が複雑で巻末の人物相関図を見て、うなってしまった。
ここにはいってこないのって、オズマニアの親子くらいか?
そして、やはり外伝が出ればうれしい。
『ヘンテコ夫婦のパルメニア王宮日記』ぜひ読んでみたい。 -
王座奪取へ邁進するルシードに贈られる、リドリスの、メリルローズの、そしてジルの贈り物。全ての謎が明かされる。
王宮ロマンというよりは、王宮コメディでは?という感想です(笑)
怒濤の展開に駆け足気味だったのが否めず……残念です。もっと読んでいたかった。
皆さんが言うように、短編集としてもろもろのエピソードが入った外伝が見たいです! -
アぁ…終わったなぁ。結局、完全なる悪者も居ず何だか物悲しい気分になっちゃったな。色んな人が去って切なかった。最後あのままだとどうしようかと思ったw良かった;;そういや近親ばっかだけど大丈夫なんかいw