封殺鬼 クダンノ如シ 上 (小学館ルルル文庫 し 2-10)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522181

作品紹介・あらすじ

時は昭和初期。陰陽道の影の部分を受け継ぐ神島家の当主桐子は、見合い話から逃げるため東京の女学院に通うことに。しかし軍が絡んでいると見られるそこには、精神に変調を来す生徒が出るという穏やかでない噂が流れていた。自らが使役する二人の鬼、聖と弓生の協力を得ながら噂の真相を探る桐子。どうやら学院の敷地内の塔に潜む何者かが鍵を握っているようだった-。そして桐子の恋に進展!?全三巻刊行開始。

感想・レビュー・書評

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  • 女学生桐子様萌え。

  • なんだかとっても平和~~…
    桐子さんがとってもかわいい

  • 昭和初期、見合いから逃げる口実を探せと命を受けた聖が東京へやってくる。そこで耳にしたのは、神職の娘ばかりを集めた女学院に軍部が関わっているという話。早速、上京してきた桐子らだが…。

    あの桐子に友達が出来た!(押しかけっぽいけど/笑)
    赤飯炊いてケーキ焼いてお祝いしたい衝動に駆られました。
    過保護な鬼たち、桐子に仕える家人の存在がやさしくて、それだけで胸がいっぱいになる。

  • 昭和初期、陰陽道の影の部分を受け継ぐ神島家の当主桐子は、見合い話から逃げるため東京の女学院に通うことに。

    桐子、女学校に行くの巻。
    女学校ライフが楽しくて、かわいくて好きです。
    穂積さんがわりといい人?妹の手紙に困惑するさまは普通のお兄さんでした。
    相変わらず昭和初期の薄暗い雰囲気がいいです。

  • 今回は桐子が女学生になる!というお話。
    京都で見合い話に追われ、どうにか東京へ出てくる口実を探していた桐子。
    ある女学校に神主等の娘などが集められている。そこには軍が絡んでいるようで。
    桐子は自ら学院に乗り込むことを決めたが、なんだか言葉の通じない積極的なのばかり好かれてしまうようで・・・

  • 6月13日読了。図書館。

  • 昭和初期の女学校!親友!
    不穏だが何がどう繋がるのか全く見えない。

  • 桐子さまが可愛らしいのでわたしはもう満足です。
    本当にこういう主人公の少女小説を求めていた……。
    桐子さまの物語はこのシリーズで一旦区切り? という噂を耳にしたのですが、もう少し続いてほしかったりする。あんまりだらだらなるとしまらなくなるかもしれないけど、この作者さんなら大丈夫じゃないかと、希望も交えつつ。続刊を楽しみにしています。

  • 1年2ヶ月ぶり、シリーズ最新刊です。
    もう待つことにも慣れました・・・でも、もう少し早く読みたいな~(笑)

    さてさて、封殺鬼・神島桐子さまシリーズも3作目(1作目が全5巻・2作目は全1巻)
    神島桐子さまは、16歳になりました。
    神島本家は、京都ですが、このシリーズの舞台は帝都東京。
    桐子さま、東京の別宅がお気に入りです。
    今回、桐子さまは、女学校に入学?致します。
    初めての学校生活、このシリーズ初の女の子らしい展開。
    初めて女の子の友達ができて、別宅にも招待したりして・・・別宅の家人や使役の鬼ふたりに支えられて桐子さまも肩肘張らずにずいぶんと女の子らしくなってきました。

    そして、武見志郎。彼との関係も少しずつ進んでいるような気がします。
    お互いに何も言わないけど、そろそろお互い自分の気持ちに気づいている。そんな感じです。

    封殺鬼ですから、そんな日常のお話だけではなく、今回も事件は起きそうです。
    タイトルにもある「クダンノ如シ」
    この件(くだん)ですが、漢字をみるとわかりますが、人と牛。
    半人半牛の姿をした怪物(妖怪)として知られています。
    生まれてから数日で亡くなりますが、その間に予言をするそうです。
    またその予言がしたことが現実になったときに亡くなるとも言われています。

    帝都の護り竹取の一族の長 迦具也(朔)
    次代の迦具也 筒木清香
    帝華女学院に封じられている魔性 穂積妙子

    今のところ、女学院の中の出来事なので、そこから出てこなければ、男性陣は蚊帳の外ですよね。
    弓生、聖、志郎、どう係わっていくのかも楽しみのひとつ?

    全3巻(予定じゃないかな~・笑) 封殺鬼 クダンノ如シ 中 は、4月下旬の発売です。
    上巻、中巻の連続刊行は、嬉しいですが最終巻は、それから何ヶ月後なの~~ちょっと心配です。

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著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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