人形姫と身代わり王子 (小学館ルルル文庫 み 2-4)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 60
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522273

作品紹介・あらすじ

みどうちんの描く摩訶不思議なラブコメディー。泰平苑家の当主・撫子は、生まれた時から魔界の王子と政略結婚することが決められていた。なぜなら、撫子の家は、代々魔界と人間界の境界を守護する家だからだ。普通の娘は、嫌がる政略結婚。しかし、撫子は違う。ヴァリーとの結婚生活を夢見てきた変わりもののお嬢様。ところが現れたのは、恋い焦がれたヴァリーではなく…爆笑必至の恋物語。

感想・レビュー・書評

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  • 楽しみにしていた、魔界の王子との政略結婚。
    しかしやってきたのは、王子は王子でも!?

    やたらにハイテンションな上に、身代わりで来た彼との
    叫び合いというか、攻防戦というか…。
    その時点でもう読む気が失せてしまいました。
    多分、これは好みではないノリです。

  • 撫子のハイテンションお嬢キャラに度肝を抜かれつつ、なんだかんだでテオドルといいコンビになってくのが良かったですわ。しかし、テオドルが演じたヴァリーが実は似てたのか違うのか、結局本当のヴァリーが出てこなかった為、分からなかったんですよね~、アハハッ←特にこの辺(笑)

  • バカップルぶりが読んでいて楽しい

  • 政略結婚をするはずだった姉の身代わりに妹がっていう話は結構ありますが、珍しく兄の代わりに弟が身代わりになってるお話です。

    最初に撫子の元にヴァリー(に扮するテオドル)が現れた時の口調には、え?こんなキャラなの?ってちょっと引きましたけど、素のテオドルは普通で安心しました。

    撫子の寝相が悪くて、朝起きたら撫子がしがみついている状態でも我慢してたり、口は悪いですけど、兄の嫁で自分は身代わりっていうのを自覚してるテオドルが真面目で好感が持てます。

    最後にまた撫子の婿として戻って来たテオドルですが、戻って来たのがヴァリーでないのを申し訳なく思っていたのが、撫子に自分でいいって言われたあとのうれしそうな様子が、なんかよかったねっていいたい感じです。

    絵もきれいだし、おもしろかったです。

  • 安定した笑い。前作の方が好きではあるが、これはこれで面白かった。ヒーロー意外と真面目だなぁ。もっと意地悪というか、Sっぽいのかと思ってた。私的には嬉しい誤算。こっちの方が好み。
    みどうさんは読み切りばっかりだけど、シリーズものは書かれないのかな? 個人的には前作のビビアナの続きが読みたい。

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