〈恋死に王〉と迷子の寵姫 (小学館ルルル文庫 ひ 2-2)

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  • 小学館
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522440

感想・レビュー・書評

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  • この設定だと、ヒーローが憐れというか、物語のあとこそ、波乱万丈な気がします。

  • 歴史を記録する史官のミアナは、ある時突然100年前のウールス王国に。気がつくと、目の前には“恋死に王”と呼ばれたウールス王サグェンの姿が…
    史官として逸脱してはいけない、未来を語ることのできない彼女が見たものとは?

    展開が突然だったり、お互いの気持ちの歩み寄り方がもっと欲しかったりと、あちこち物足りないところもありでしたが、ラストの二人のハッピーエンドは予想外でストーリーは悪くなかった。惜しい。

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2924.html

  • タイムスリップ(→100年前)先で王様といい感じになって、現代戻ってきて…ホニャララな落ちが、エーッっていうか、う~ん?って感じ。ヒロインの理屈もちょっと説得力というか、挙動言動の裏付けにはやや足りなかったかな~。いっそ、タイムスリップ前にひと邂逅あった方が良かったかも知れないですね。

  • 歴史を調査しているミアナが過去に飛ばされて、調査対象だった王に出会って恋をするっていうお話。やっぱり、凪かすみさんのイラストはいいですよね。

    こういうタイムスリップものって、最後をどう処理するんだろうっていつも思いながら読むんですけど、途中出て来たウールスの王子が、サグェンのひ孫とかでミアナと新しく恋をするのかと思ったら、サグェンが100年生き続けてて、本人と再会ってのは予想外でした。サグェンが生き続けるのならミアナの方が先に死んじゃうのかなって思ったら、ちゃんとそこで同じ時を生きれるようになってましたし。

    最後まで読んで、サグェンが生き続けていることを知ると、ニィエが友人でいることを選び、ちびニィエも自分ではサグェンと一緒にいられないと納得したのが分かる気がしました。

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