不思議の国のアポカリプス (小学館ルルル文庫 か 1-15)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 35
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522457

作品紹介・あらすじ

表紙に『冒険』とだけ書かれた白紙の本。その本に自分の名前を書き込んだ瞬間、アリスは突然足もとに開いた穴に落ちて、奇妙な異世界へ!わけがわからないまま悪魔の疑いをかけられ、オレ様セクハラ破廉恥司教のヘルムートに監視されることに。こんな危ない男子のもとにはいられません!と思っているうち、本に浮かび上がる文章のとおりに、女王暗殺事件に司教と共に巻き込まれて…。しゃべる黒うさぎに異端審問官マッドハッターも大活躍、恋と事件がいっぱいの「不思議の国のアリス」が始まった。

感想・レビュー・書評

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  • とても可愛らしい異世界冒険+ほんのり恋物語★でした(*´ω`*)個性的なキャラクターが皆んな可愛らしくて、主人公が元気っこで読んでいてスッキリします(●´艸`)ドS司教様がなんだかんだで主人公に心開いていく様がニヤニヤするお話でした!

  • 思い込み激しい宰相は芋虫。異端審問官はマッドハッター。ヘルムートの師匠である医者のタバサ先生は魚で握手は生臭い。
    この世界の赤は禁忌の色。その瞳を持つヘルムート。
    図書館でおじいさんに本を貰った少女が自分の名前を書いたとたんに入り込んだ不思議な世界。これから起きることが書かれる不思議な本には、書き込むこともできて…?

    読みやすく、アリスにしては分かりやすい話だった。ヘルムートとのラブ感は薄かったので、続刊で追々かと思っていたのだよ…
    続刊プリーズ!
    半年経ったが、続刊が無かったら辛いな

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2905.html

  • タイトル通り「不思議の国のアリス」のようなお話でした。
    黒豆がかわいかったです。

    ただ、途中で発生した水車小屋の事件は、想像すると横溝ワールドっぽい凄惨な事件と思うのですけど、全身血まみれのアリスが意外と平気だったのは驚きです。

  • 2013年1月28日読了

    あっさりサックリだった。
    その分、話にはスピード感があってよかったと思う。飽きさせない感じ。
    しかし、途中で起きた事件がこの本に似合わない凄惨さでびっくりしましたけど。それに対して、アリスがあまりにもあっけらかんとしすぎじゃないでしょうか?ムーも慰めてはくれるけど、ガッツリというわけではないし。けど、逞しいヒロインで安心。

    個人的にはムーの見た目と性格が一致しなくて苦労したけど。それを抜きにしたら、ムーは結構いい性格してて好きです。
    マッドハッターはいる必要あるの?みたいな感じになってて、勿体ない。
    黒豆は可愛かった!毎回顔面に飛びついて登場するお約束も良かった。

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