恋染変化花絵巻 (小学館ルルル文庫 み 1-19)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522471

感想・レビュー・書評

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  • 顔か、、、って部分はあるけども(笑)
    続きがあれば、読んでしまうだろうな。

    主上の気持ちをもっと聞きたい部分もあります。
    そして、兄!なぜにあんなに妹を心配するのか?
    他の妹たちにもそうなのか?
    主人公だけになのか?
    そんな細かい事情も気になってしまう。

  • 桜嵐以来の平安物ということで、いつもより期待して購入。
    ヒロインはそれほど後ろ向きではなく、今回問題を抱えているのは、相手役の方。いつもとはちょっと違うテイストでとても楽しめました!
    ちょっと不思議なのが、麗景殿の扱い。深山さんなら主人公サイドの人は皆幸せにしてくれるはず!と期待していたので、最後まで特に何も変わることのない状況にこれはもしや続きが……と期待してみたり。友人女房やお兄さん、東宮の件など、やろうと思えばいくらでも続けますよね!それとヒーローの問題も未解決と言えば未解決なので、長く続くのかもしれません。
    今回の女の子はなかなか行動派のようなので、桜嵐とはまた一風変わった平安物が見られるかも、なんて思ったり、とにかくこれからへの期待大です。
    これが単作だった場合には未回収の問題が多すぎるきらいがありますが(そのため☆4にしました)、話もまとまっていてなかなか甘めなのでおすすめです。

    乙女なでしこの続きも気になるところですが、個人的にはこの作品もシリーズ化してほしいです。

  • 同じような設定の話をどこかで読んだと思ったけど、どこでだろう?

  • 安定した読みやすさと面白さ。もちろんキュン!とさせてくれるし、さすが深山さんの話って感じです。

    主家である大納言有道の依頼で五節の舞姫を務めることになった染子。ところが当日に何故か不可思議な格好で奇怪な行動をする「鵺の宮」と呼ばれる親王暁平に担がれ、宮中を連れまわされ・・・。

    恋も知らない大人しい感じの子かな?と最初の印象を抱いた染子でしたが、読みすすめていくと意外と行動派で物怖じしない子でしたね。暁平の奇怪な言動をする理由に気づきながらも、どっちでもいいですし、秘密の恋で構わない、ですし、そりゃあ、暁平も我慢できませんよね(笑)可愛いなぁ~、染子。欲を言えば、暁平がけっこう終盤まで「鵺の宮」を演じてたから、もうちょっとカッコいい姿も見たかったかも・・・。染子と二人きりで過ごす時はきっと違うんでしょうが、その様子をもっと見たいなぁ~♪と思います。染子が暁平に翻弄されてドキドキするとか、暁平が誰か他の公達に嫉妬するとか・・・。つまり続編を読みたいな、という。色々、他にも気になることが多々あるので(帝サイドとか)、続きが読みたいなぁと思います。

  • おおらかで芯の強い染子と、気狂いのふりをして東宮争いから距離をとる暁平がじわじわと惹かれあってくプロセスは深山先生の得意路線だな~とか思いますが、最終的に暁平そのまんまなのか、という落ちが、アレっ?て感じですかね。別にそれでもいいんですけど、これ、続く訳じゃないですよね?

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