死にたがり姫事件譚 -狼に捧げる恋の話- (小学館ルルル文庫 み 4-9)
- 小学館 (2013年9月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094522655
作品紹介・あらすじ
ブラック・ラブコメ続編登場!
オルド公爵令嬢ユキハは「死にたがり姫」と呼ばれる変わった少女だったが、編入先でジンと出会い、いつか彼に殺されるためにジンの「猫」として生涯離れないことを誓った。
だがひょんなことから絵のモデルを務め、自分たちの関係の変化を描かれて動揺する。
一方ジンはユキハの兄・ユヅキがユキハを退学させようとする事態に直面していた…
謎の放火騒ぎで学園が混乱する中、ユキハは!? ブラック・ラブコメディ・コージーミステリ、続編登場!!
感想・レビュー・書評
-
愛は獲得したので次は恋
少女小説としての現実味として当然な展開
キャラクタ個性の突飛さを活かした表現と
手際よくまとめる構成はかわらずおみごと
この話は終わってしまうらしいが
さらにいろいろな種類の話が読めれば楽しみ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世間の常識からかけ離れまくっているヒロインと
うっかり飼い主に昇格してしまったヒーロー。
殺意が色でみえる、というヒロインなのですから
人の心を絵にする、という人物がいてもおかしくない。
とはいえ、絵そのものは見たくないです。
ものすごくリアルに書かれていたら…怖すぎる。
今回はお兄さんまで出てきているわけですが
世間体、御苦労さまです、という落ちが。
お子様から脱出したわけですが、もう片方は
もうちょっと常識を入れないと先に進まない?
とりあえず、色々平穏に終わって何より、です。
事件の発端である、兄妹も…まぁお幸せに? -
ユキハは放火の容疑をかけられ、退学させられそうに…
彼女の容疑を晴らそうと、調べをすすめるジン。
その一方で、ユキハの絵を書きたいという美術部員のタクマ。彼の描く絵は、心の中を描く…
二巻完結。放火事件と、美術部員のタクマと、その幼なじみアヤとカツアキの兄妹の三人の関係の謎を解き明かすお話。
手のかかりそうな、ユキハだけれど、ジンのほうが結構面倒な男のようネ。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3418.html